４月２０日（金） 晴れ渡った春の一日、広島県下では最後となる桜を求めて備北は今は庄原市となった旧東城町から高野町をドライブしてきました。ニュースでは、日本列島では今は山形辺りの桜が満開とのこと。集落のあちこちでソメイヨシノが満開となっているこの辺りは、将に東北地方と同じ気象条件ということなのでしょう。
ドライブの途中の旧東城町加谷の集落で、元気に泳ぐ鯉幟が目に付きました。薫風と鯉幟が一般的ですが、この辺りではそれらに桜の花が加わります。
【↑写真↓】薫風の中の桜と鯉幟。東城町の山間など備北の高原では、今シメイヨシノが満開です。
【写真↑】鯉幟にはほど良い風が集落を渡り、鯉幟たちは剛勇に泳いでいました。
【写真↑】こちらではコブシが満開のようです。備北の高原はいろいろな花々が一斉に咲く美しい季節を迎えています。
４月１６日（月） 冷気を含んだ春雨の朝。広島平和記念公園の楠は黄緑の新しい葉の衣装に衣更えを行い、その足元の生垣には気の早い皐が花を開け始めた。新緑が生まれる候、広島の祈りにも新しいエネルギーが吹き込まれるのだろうか。
【写真上】気の早い皐が新緑の平和記念公園をひときわ明るくする。
【写真中】原爆ドームの周りの樹々も新緑に彩り始められている。
【写真下】広島のこころ、祈り。きちんとした祈りは美しく心打たれるものだ。
４月１４日（土） 日没迫る午後６時過ぎ広島県東広島市の福富町久芳に着いた。友人の増長天さんからここ福富町久芳にある広大な菜の花畑を訪ねたとの話を聞き、大体の所在地を教えてもらっていた。町の中心の交差点に「菜の花咲いた」との案内板が立てられており、それに従って自動車を走らせて行くと、谷あいの田圃を黄色一色に染める菜の花畑が広がっていた。聞くところでは、呉の病院に長い間入院中の息子さんのために所有者が毎年育てている畑との美談。訪れた者をも楽しませ、心安らかにしてくれる。
【写真上】もう陽が西の山の端に掛かろうとしている時間、菜の花畑は西陽を受けてこの日最後の笑顔を見せてくれた。
【写真下】青空の東の空にジェット機が飛行機雲の線を引く。
４月７日（土） 三次へ行く途次、「カタクリ祭」開催中の安芸高田市向原町のカタクリの里に立ち寄ってみた。好天下、西向きの斜面いっぱいに見事に花開いたカタクリ達が笑顔で微笑んでくれた。
【写真上】斜面いっぱいに花開いたカタクリ達。カタクリ祭は４月８日（日）まで開催中。
【↑写真↓】今盛りの可憐なカタクリの花々
【写真下】カタクリの花々に混じってイチリンソウ（一輪草）の花も咲いている。
