ちょっと暑さに身体が慣れない感じはするものの好天に誘われて八幡湿原(広島県北広島町西八幡原)を訪ね、暫くご無沙汰の尾崎沼を歩きました。華やかな春の花々の季節が終わり夏の花々が咲き始める前のちょっと寂しい時期ですが、季節の移ろいを教えてくれる花やいつもと違う沼の景観にも巡り会えて意義深い時間を過ごせました。〔5月29日(金)〕
※本稿でカキツバタを当初ハナショウブと記していました。過誤に気付き訂正しました。ご了承ください!
↓ カキツバタ(アヤメ科アヤメ属)が咲いた尾崎沼の土手から水草が育ってきた沼を見渡しました。
↓ 沼に浮かぶ水草を観察すると、ポツリポツリとコウホネ(スイレン科コウホネ属)の花が咲き始めていました。
↓ 沼の奥に広がる湿原は春の花が終わって色合いがなくちょっと寂しい状況でした!
↓ 湿原を明るくしていた唯一の花は咲き始めたばかりのレンゲツツジ(ツツジ科ツツジ属)でした。
↓ 叢で早春から咲いてきた名残りのリュウキンカ(キンポウゲ科リュウキンカ属)に出会えました。
↓ ハンノキ(カバノキ科ハンノキ属)が繁る湿原の樹下にもレンゲツツジの花が見られました。
↓ 下流域の里の田植に大量の水が使われたようで、尾崎沼は珍しく岸辺の池底を露出していました。
↓ 減水期の尾崎沼の中に入ったのは初めての体験でした。沼の中に大きな木の根っこが転がっていました。
↓ 尾崎沼の中に枯れた立木があるのを初めて見ました。立ち枯れの樹ではないと思いますが、池の中に入らないと気付けなかった景色でした。
↓ 尾崎沼の周りにはバイケイソウ(ユリ科シュロソウ属)が沢山自生しており、今開花の時期を迎えていました。
↓ きれいな赤松の森を抜けて尾崎沼から駐車場へと戻りました。
↓ 駐車場の周りには地元の農家が育てているカキツバタやスイレンの畑が広がっています。暫しその畑を見学させていただきました。畑ではカキツバタが咲き揃ってきていました。
↓ 純白のカキツバタも見事に咲いていました。
↓ スイレン(スイレン科スイレン属)は咲き始めたばかりで、まだ花の数は多くありませんでした。
↓ カキツバタと一緒にコウホネ(スイレン科コウホネ属)が育てられており、可愛い花を付けていました。
↓ ハナジュンサイ(ミツガシワ科アサザ属)もポツリポツリと咲き始めていました。別名アサザ!
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