11月26日(土)
11月も最後の週末となってやっと行楽日和の好天に恵まれるという。ここは、宮島か仏通寺などで紅葉狩りを楽しみたいところですが、所用で四国へ渡ることとなりました。とは言え四国にも紅葉の名所は数多くあるので、ドライブの途中で愛媛県では随一の紅葉の名所と言われている西条市丹原町の西山興隆寺を訪ねてみました。
【写真↓】西山興隆寺は約1300年の歴史を持つ真言宗醍醐派の別格本山で、四国別格二十霊場の第10番札所でもあり訪れるお遍路さんの数も多いようです。
【写真↓】参道の紅葉。yahooの紅葉情報では西山興隆寺は「色付き始め」。長い参道の最初の半分程はまだ青々とした葉でしたが、奥まった本堂近くになってくると目の覚めるような紅葉群が現れてきました。
【写真↓】参道から本堂の屋根を仰ぎ見る。本堂は国指定重要文化財という。
【写真↓】本堂横の紅葉。境内には約400本のもみじがあり「もみじの西山興隆寺」として有名という。この日も門前の広い駐車場はほぼ満杯の状態で、多くの参拝者、紅葉狩り客を迎えていた。
【写真↓】紅葉に染まる境内に参拝者が焚く線香の煙が立ちのぼる。
【写真↓】四国巡礼のお遍路さんの姿も見えました。四国88か所と別格20霊場を回ると、全部で108か寺となります。これは人間の煩悩の数と同じです。
【写真↓】参道を覆う紅葉を見上げてみました。ここ西山興隆寺の紅葉は全般的にはまだこれからが本番という感じです。帰りの参道脇の広場で甘酒のお接待を受けました。
修行僧さんはここでも自戒の念仏を?
今週中には師走に入りますが、
自然界は悠然と時を刻んでいるようですね。
美しい光景に接し、心洗われる思いです。
密教寺院での紅葉狩りを楽しみました。
ここでは四国八十八か所巡礼の作法に則り参拝するのが宜しいかと思います。
「開経偈」に始まり「般若心経」「御本尊十一面観音のご真言」・・・・「弘法大師のご真言」と言ったところでしょうか。
いよいよ師走となりますね。新しい年を迎える準備をしなくていけませんね。