今年はなかなか綺麗に咲いたオオヤマレンゲ(モクレン科モクレン属)に会えずにきました。花期が遅くなっているせいでしょう。天狗石山(1,191.8m)なら少しは早いかと思いつつ訪ねることにしました。昨年訪ねたのは6月9日でしたので、1週間以上も花は遅れているのでしょう!梅雨入りも遅れており上々の天気の中での山行となりました。多くのその他の花々にも会えました。〔6月17日(月)〕
↓ 開花したこの花に会いたくて出掛けました。山頂出会えました!
↓ ユートピアサイオトスキー場の奥にある広島・島根県境の来尾峠の登山口から山行の開始です。
↓ 最初から試練の急坂が続きました!
↓ 30分も辛抱して登って行けば、大らかな天狗石山西尾根の尾根上に出ます!
↓ 尾根上から眺めた才乙の集落です。後背の山は中野冠山(1002.9m)、左側を下る斜面は高杉山西面のユートピアサイオトスキー場。
↓ 南側には高杉山(1148.6m)がどっしりと構えていました。
↓ 登山道の行く先はこの日の目的の天狗石山(1191.8m)です。
↓ 西尾根に乗ると初夏の花々が出現してくれました。先ずはコアジサイ(アジサイ科アジサイ属)が咲き始めていました。
↓ カジイチゴ(バラ科キイチゴ属)が美味しそうに熟していました。
↓ この尾根ではナツハゼ(ツツジ科スノキ属)の樹を多く見掛けます。
↓ ヤマボウシ(ミズキ科ミズキ属)の花はもう終盤といった感じでした。
↓ タンナサワフタギ(ハイノキ科ハイノキ属)の花も爛熟状態でした。
↓ 驚いたにはヤマツツジ(ツツジ科ツツジ属)がブッシュの中に群れをなして生い茂っていました。後背の山は大暮毛無山(1082.7m)のようです。
↓ ウツギ(アジサイ科ウツギ属)がまだ咲き残っていました。
↓ 眺望のきいた尾根筋からブナ林に入ると天狗石山の頂への上り勾配になって行きます。
↓ 林床にギンリョウソウ(ツツジ科ギンリョウソウ属)が姿を現しました。
↓ エゴノキ(エゴノキ科エゴノキ属)が頭上に沢山の花を垂らして咲いていました。
↓ ブナ林を登り切ると展望台のある天狗石山の山頂に到達します。
↓ 岩場の隣の狭い平地に建てられた天狗石山の三等三角点です。
↓ 天狗石山々頂から見た三ッ石山(1163.4m)~阿佐山(1218.2m)方面の広々とした山頂部!
↓ 山頂から北方に見えるのは島根県の山々!
↓ 山頂の岩場で出会ったオオヤマレンゲは既にピークが過ぎて変色したものと固い蕾の状態のものだけで、見頃の花の姿はありませんでした。
↓ 山頂の懸崖の西面を探ってみると、数輪の開いたばかりの頃と思えるオオヤマレンゲの花に出会えました。
↓ 天女の満面の笑みまであと一息といったところのようです。
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