6月2日(土)にトケンラン(杜鵑蘭)を求めて吉和冠山の山域を彷徨しましたが時期尚早なのか1株も見付けることが出来ず撃沈しました。10日程経ってからのリベンジ山行を同行者と約していましたが、11日目の今日いよいよそれを決行することとなりました。今回はトケンランを始めとする貴重な花々に巡り会うことが出来た山行となりました。先ずはトケンランとの出逢いを中心としたレポートです。〔6月13日(水)〕
↓ 今回も広島・山口県境の松ノ木峠の登山口からスタートしました。早朝6時過ぎに登山開始。峠にはまだ卯の花が咲いていました。
↓ 朝の柔らかい光に満ちた樹林の中を登り行きました。
↓ 見事に手入れされた杉の植林が尾根筋の山口県側に広がっています。
↓ 登り始めて50分程の標高950m程度の尾根上でササユリに出会いました。ここ以外では今回はササユリを見ることはありませんでした。
↓ 標高1100m辺りの最も急峻な地点を懸命に登り行きます。
↓ 登山ルート沿いで唯一展望が効く標高1220m程の小ピークから羅漢山(1109.1m)、鬼ヶ城山(1030.9m)が望めました。
↓ 冠山分れの手前の路傍でこの日最初のトケンランを発見しました。
↓ 更なるトケンランを探して冠山分れから吉和冠山に向かう道に分け入りました。
↓ 冠山分れから暫く行ったところでトケンランの群落に出逢いました。
↓ 花についている紫色の斑点が鳥のホトトギスの胸から腹にある斑紋に似ていることからトケンラン(杜鵑蘭)と呼ばれているようです。
↓ トケンランは細く小さな植物です。
↓ 冠山分れに戻り寂地山への道を採りました。
↓ 冠山分れから少し寂地山に寄ったところにオオヤマレンゲが咲いていました。
↓ なだらかな登山道は一旦鞍部に下ってから寂地山の山頂に向かいます。
↓ 寂地山々頂手前でもトケンランの群落に出逢いました。
↓ ここのトケンランは唇弁が長いようでした。
↓ 小さな花ですが実に堂々とした咲きっぷりと感じました。
↓ 空中を乱舞する鳥たちのような咲きっぷりでした。
↓ 複雑な構造の花のようです。しかし美しい咲き様でもありました。
↓ 花を探してカメラに納めながらゆっくりと歩き、登山口から約6時間を要して寂地山山頂に到着しました。
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