広島県庄原市を訪ねる用件があったので、その帰りに同市本所町にある日本ピラミッドの葦嶽山(815m)に登りました。神武天皇陵であるとの伝説のある葦嶽山はまた世界最古のピラミッドであるとも言われており太古の謎とロマンを秘めた山です。実に11年振りの再訪でしたが、3時間余りの時間をかけて周回してみました。〔10月9日(火)〕
↓ 標高474メートルの野谷コースの登山口から谷沿いのルートに踏み込みました。
↓ 標識に導かれて渓流沿いの登山道を沢を幾度も渡りながら登り続けます。
↓ コナラ、ミズナラの多い渓流沿い沿いの道を1時間弱登り行きますが、傾斜は徐々にきつくなっていきました。
↓ 最終盤の険しい上り道を上がると東屋のある鞍部に出ました。ここで暫しランチタイムを取りました。
↓ 鞍部に立てられていた「日本ピラミッド」の案内板です。
↓ 鞍部から左に道を採り鬼叫山(ききょうやま)の巨石群を訪ねました。ここは葦嶽山の拝殿であるとされています。先ずはドルメンが現れました。供物台だと言われています。
↓ 手前の数枚の岩は東西南北の方角を示す方位石、奥の大きな岩はライオンの顔に見える獅子岩とされています。
↓ 高さ3メートル、幅7メートルもある巨大な岩で鏡岩を言われています。
↓ 岩場に立つ高さ6メートルの大石柱で神武岩と呼ばれています。この岩の頂には光る球体が嵌め込まれていて、日が昇り陽光がこの球に当たるとそれが鏡岩に反射して岩全体が光り輝いていたと伝えられています。
↓ 大正時代の初め、石柱の下に神武天皇の財宝が隠されいるとの噂が流布されて、大勢の人が押しかけて屏風のように立っていた石柱を倒して宝を探した痕跡と言われています。今では立っている石柱は神武岩の一本だけです!
↓ 鬼叫山から樹林越しに葦嶽山のシルエットを見上げてみました。
↓ 鞍部に戻って今度は反対側の急坂を10分程登って葦嶽山の山頂に達しました。ピラミッドの頂点から周囲360度の眺望が何とか得られました。
↓ 下山は周回ルートを採り葦嶽山の山頂を越えて西側に伸びる尾根を辿りました。ここにも鷹岩と呼ばれている奇岩がありました。
↓ 周回ルートには幾つかのコースがありましたが、今回は鈩原山の南側を巻く登山道のコースを採ってみました。
↓ しっかりと草刈りもなされた道沿いに道標が設置されていました。
↓ 登山道が終わると駐車場のある車道脇に出ました。ここからは灰原越から下ってきた車道を辿りました。
↓ 車道歩きは直ぐに飽きてきて困ります。辛抱して歩きました。途中には「熊に注意」の立て看板もありました。
↓ 野谷の集落まで下って来て、この案内に従って車を停めた駐車場まで暫し登り返しました。
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