スプリング・エフェメラルを訪ねての備北への旅、総領町の節分草に続いて三次市吉舎町の安田の里にユキワリイチゲ(キンポウゲ科イチリンソウ属)を訪ねました。例年であれば天皇誕生日頃から見頃を迎えるのですが、今年はまだ殆ど伸びきっておらず、僅か数株程の花が開いているだけでした。雪の多かった今冬です、確実に半月は花期が遅れているようです! 〔2月28日(月)〕
↓ 左手の斜面にユキワリイチゲの自生地が広がっていますが、今年はまだ殆ど咲いていません。例年多くの来訪者で賑わいますが、この日は皆無でした。
↓ 例年は斜面全体が真っ白になるほどに多くの花で埋まっている時期ですが、この日は辛うじて早咲きの数株の花を見ることが出来ただけでした!
↓ 開いたばかりの若い花です!花園の隅っこの方に恥ずかし気に咲いていました。
↓ 一般にユキワリイチゲは薄紫色ですが、ここ安田の里のものは珍しくも白色です!
↓ ユキワリイチゲの花が少ない中で、陽だまりのタチツボスミレの花が目立っていました!
↓ 上下川を挟んだ対岸にセツブンソウの自生地がありますが、ここでもまだその姿は見えず、セリバオウレン(キンポウゲ科オウレン属)だけが小さな花を付けていました。
↓ 残雪の中で咲く小さなセリバオウレンの姿は感動的でした。
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