そろそろバイカオウレン(梅花黄蓮)の花が咲いているかと自生地を訪ねてみると、杉林の林床にもうびっしろ広がるように咲いていました。この様子では、季節外れの陽気ゆえか、もう随分と前に咲き始めたのではないかと思えました。昨年は随分と花期が遅れましたが、昨今の気象状況ではこの花の花期はかなり移ろい易いように思えます。〔3月15日(水)〕
↓ バイカオウレン(キンポウゲ科オウレン属)が今年も可憐に微笑んで咲いていました。
↓ 花の径12~18㎜ほどと小さく、見るからに可憐な花です!
↓ 腐食質に富んだ湿気の多いところに生育するといわれており、倒木を覆う苔の上などにも多く咲いています。
↓ 5枚の白い咢片をあたかも花弁のように広げて咲き誇っています。
↓ この林床はバイカオウレンの生育環境に打ってつけのようで、その群落が見事に広がっています。
↓ 苔に包まれた杉の根元に如何にも居心地良げに咲いていました!