修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

紅葉の井尻谷ルートで吾妻山へ

2015-11-10 11:41:33 | 山歩き
11月5日(木)

 西中国山地の稜線部の紅葉も終盤となって、さてまだ紅葉が楽しめる山域はないかと考えて、6年前の夏に一度辿った吾妻山の井尻谷の紅葉は如何だろうか、期待出来るのでは・・・と思えたので、天気予報は「曇りのち雨」と芳しくなかったものの、思い切って出掛けてみることにしました。

吾妻山の南麓の森脇の集落から井尻谷に入って行きました。6年前に県道脇にあった立派な登山口の立て看板がなくなっており、また集落奥の渓谷入口も草茫々で茨が繁り、先行きがやや心配になる状況でした。


井尻谷に入ると荒れてはいるものの何とか踏み跡が続いていました。苔生した木橋で渓流を幾度も渡りながら遡っていきました。ここ第3橋はちょっと渡るには怖いほどに古びていましたので、下手を渡渉して回避しました。


井尻谷を遡って行くに従って紅葉が色鮮やかになって行きました。


曇天下で天気には恵まれませんでしたが、なかなかに鮮やかな紅葉を見ることが出来ました。


遡ること約1時間の標高700メートル辺りから渓谷の紅葉は一際見事になってきました。


やがて天気が悪化して雨粒が渓谷にも落ちてくるようになりましたが、盛りの紅葉はまだ色鮮やかでした。


国民休暇村へ行く車道に近づくにつれて笹原が繁ってきて、ほぼヤブ状態の笹原を掻き分けて進まざるを得なくなってきました。雨の中のヤブ漕ぎは辛いものです。


やっと車道に出ましたが、間近となった山上はガスに包まれているようでした。


完全にガスに包まれた池の原。休暇村の建物が霧の中に微かに見えました。吾妻山への登頂は諦めてキャンプ場で雨を避けて昼食を摂った後、同じ道を辿って下山しました。


この日の軌跡です。


井尻谷橋10:52・・・・11:11井尻谷第1橋(右岸→左岸)・・・・11:12(衣類調整)11:14・・・・11:15第2橋(左岸→右岸)・・・・11:16柵跡・・・・11:30第3橋(右岸→左岸(下手を渡渉)11:33・・・・12:05第4橋(左岸→右岸)・・・・12:24渡渉(右岸→左岸)・・・・12:28小滝・・・・12:30(雨具を着る)12:38・・・・13:08車道(横断)・・・・13:13池の原(吾妻山国民休暇村)・・・・13:30キャンプ場(昼食)13:54・・・・14:07井尻谷ルート下山口・・・・14:31小滝・・・・14:35渡渉(左岸→右岸)・・・・14;51第4橋・・・・15:13第3橋(下手を渡渉)・・・・15:23柵跡・・・・15:24第2橋・・・・15:26第1橋・・・・15:35最奥の民家・・・・15:45井尻谷橋
コメント
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