12月15日(日)
良く晴れ上がった一日の無聊を慰めがてら、昼過ぎから久し振りにニヶ城山へ出掛けてみた。今年4月に山頂部からちょっとチェックした北尾根ルートを、この日は送電線鉄塔から頂上へと辿ってみたいと考えての山行であった。
北尾根上の標高330m地点に建つ送電線鉄塔(広島西幹線No.5)まではよく整備された巡視路を辿って事もなく到達出来た。残る標高差150m余の尾根筋のアプローチは、最初は細い踏み跡が続いていたが、すぐに人間の踏み跡か獣道が区別がつきかねる状態になり、やがて消えてしまった。羊歯やブッシュを掻き分け何とか旧知の尾根筋に上がることが出来たが、僅か600メートルほどの距離ながら、45分間近い時間を要した。
難渋はしたが、懸念であった北尾根ルートからの二ヶ城山へのアプローチを何とか成就出来て実りある一日とすることが出来た。
【写真↓】送電線鉄塔下からは鬼ヶ城山、中尾山など白木山塊の眺望が素晴らしい。
【写真↓】送電線巡視路の最高所からニヶ城山々頂方面への踏み跡が(左へ)分岐する。
【写真↓】枯れ枝にテープが巻かれた旧知の荒れた尾根筋に上がった。
【写真↓】深い羊歯の尾根筋を掻き分けて上ると、ニヶ城山の山頂は近い。