１月４日（木）
仕事始めの一日が終わり、朧月の満月に照らされながら駅から家路を急いだ。冬とは思えない暖かい日が続いている。民家の中の狭い路地で、新年を迎えて電灯を灯した社に出会った。氏神さまである。元旦を迎えた深夜には、大勢の地元の人たちが参拝し、大勢の地元の人たちが当番で参拝客を迎えていて賑やかであった。あれから四日目、今は物音一つしない静けさの中、氏神さまは「初詣はまだ間に合うよ」と明るい灯明を灯して優しく待ってくれている。
【写真】我が氏神さまである。正月と秋のお神楽の夜になるとグッと身近になる感じである。
