9月18日(月)
9月17日(日)から18日(月)の夜間に山口県沖の日本海を通過した台風13号は、台風の東側の暴風圏に入った広島県にとってはかなり強い風台風であった。ここ数年、台風襲来の度に、里山の登山道が大きな被害を受けている。そんなことから、わが裏山の二ケ城山(483.2m)と松笠山(374.6m)の状況が気に懸かり、登山道の踏査行を試みてみました。
【写真上】は、二ケ城山の展望岩からの台風一過の広島湾の遠望。
踏査ルートは、落合南(高陽中央霊園)~二ケ城山~蝦蟇が峠(菰口憩の森)~松笠山~松笠観音寺~戸坂駅。 ①〈落合南から二ケ城山頂上〉林道からの登山口から地獄谷の水場までの谷筋に枯れて腐った樹が一本登山道に倒れていますが、通行には支障ありません。それから先は殆ど被害なし。 ②〈二ケ城山頂上から蝦蟇が峠〉登山道への倒木が4本程ありました。その内で、中電の送電線鉄塔から5分ほど蝦蟇が峠側に寄った所に桧が一本折れて倒されていますが、ここだけは登山道から迂回しないと通れません。折れた樹の根元付近を通れば、簡単に通れます。その他の地点は、跨ぐか、下を潜って簡単に通行可能です。多数の大きな折れ枝や落ち枝もありましたが、全て登山道の外側に片付けておきました。 ③〈蝦蟇が峠から松笠山〉憩の森からの急坂が大きくえぐれ、笹が被さるなど登山道は荒れ気味ですが、台風の大きな被害はありませんでした。落ち枝は片付けておきました。 ④〈松笠山頂上から戸坂駅〉ここは登山者多数の区間。NPOや観音寺関係者の皆様の目が届いており、既に綺麗に片付けられており、気持ちの良い散策路となっていました。
【写真下】こうした光景が二ケ城山の尾根筋に数箇所あるものの、通行不能箇所はありません。
概して、これらの山域の台風13号の被害は極めて小さいものでした。安心して山行が楽しめます。