修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

城山(265.6m)・経小屋山(596.6m)・・・寒波が去って

2005-12-25 18:45:44 | 登山

12月25日(日)

Kyogoyasan01_1  12月にしては記録破りの寒波は広島を完全に雪国に仲間入りさせたかに思わせた。その寒波が去って、見事な晴れ間が久し振りにやってきた。そこで今年最終の山行を決意し、経小屋山に出掛けた、前座の中世の山城であった城山にも一緒に登った。

 三日間連続だったか、昨日まで里でも毎朝新雪が積もっていた。だから山の上にはまだまだ多くの雪が残っているだろうと、滑り止めの軽アイゼン、樹々からの落雪に備えての雨具、それにスパッツ・・・、と雪対策には万全の装備で出掛けた。しかしである、すぐ沖に宮島が横たわる大野の瀬戸に面したこの山は、やはり暖かいのか、登山道には殆ど雪はなく拍子抜けであった。頂上近くになってやっと登山道が雪で覆われていたが、アイゼンを必要とするような状態ではなかった。頂上付近の積雪は約15cmであった。

 【上の写真は、経小屋山山頂直下の最後の上り。ここまで来てこの程度の積雪であった。】

 今日の最高のクリスマス・プレゼントは、透明度の高い眺望であった。宮島や瀬戸内の Kyogoyasan03_3 島々、広島市街地方面は勿論のこと、遥か四国や九州の山々のスカイラインも見えるかと思われた。概して冬の眺望の良い日は寒いのであるが、今日は昨日までの寒さもあってか、暖かく感じられた。頂上の気温、午後1時頃に摂氏10.0度であった。

 登山ルートは、「JR大野浦駅~大頭神社~妹背の滝~滝山橋~城山~林道との四差路の鞍部~経小屋山~宮浜温泉~JR大野浦駅」というルートを採った。このルートの登山口となる山陽道(広島岩国道路)大野IC近くの大頭神社の周辺には駐車場がない。また、妹背の滝の上流の滝山橋周辺にも駐車スペースは見付け難い。JR利用が無難であろう。下山路は今日は東展望台から宮浜温泉へのルートを採った。今年1月に登った時には玖波に下る南西尾根ルートを下山したが、宮浜温泉ルートは傾斜が険しくはあるが距離・時間の両面で短縮出来る。「駅 to 駅」で今日は約6時間、玖波ルートは約7時間であった。

【下の写真は、経小屋山山頂から眺望した宮島。手前が大野浦の街と大野の瀬戸である】

コメント (8)
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