8月19日(日) 残暑なお厳しい休日の午後でしたが、尾道の街を歩いてました。尾道駅前からアーケードの商店街を歩き、途中で天寧寺三重塔にも寄りながら向かったのが市街地東端に近い浄土寺の上の浄土寺山(178.8m)。山頂直下には浄土寺の奥ノ院があり、登山口の案内板によれば瑠璃山とも呼ばれているようです。この山へ上りは三つの鎖場のある修験の道を、下りは石仏に見守られながら遊歩道を辿りました。下山した夕暮れ、強い夕立に見舞われて浄土寺の山門で雨宿りを強いられました。古寺の大きな建物の下で雨が止むのを待つのもオツなものでした。雨上がりの夜の尾道水道では、復活した造船所クレーンのライトアップが楽しめました。
【写真↑】浄土寺山への上りには鎖道を通った。頂上直下の浄土寺奥ノ院まで途中3つの鎖場を経て登って行くことが出来る。写真は第一の鎖の上からみた麓の街。
【写真↓】第三の鎖の直ぐ上の展望所から尾道水道、尾道市街地を望む。
【写真↑】浄土寺山の山頂に建つ展望塔。この上からも素晴らしい尾道水道・市街地を眺めることが出来る。
【写真↓】浄土寺山から下山して、今月いっぱい実施されている尾道水道のクレーンライトアップを見物した。
6月9日(土) 梅雨に入らず、北からの寒気が入る不安定な天気が続いている。山に行けなかった日の夕方、晴れているが何時雨が降り出すか分からないと折り畳み傘を持って太田川河畔を散策した。前日の夕刻には広島市民球場で雷雨に遭って、カープvsホークスの交流戦から早々に脱することとなってしまった。だが、この日は、時折暗い雲が現われるもの、青空が拡がり雨の心配はほぼなかった。西に傾いた陽光の下、川面には今日も鮎の釣り人の姿があった。
【写真↑】西に傾く陽光の下、川面には鮎の釣り人の姿があった。
【写真↓】浅瀬で水の中に立ち鮎を狙う。
【写真↑】鮎釣りの小舟もこの辺りには多い。
【写真↓】桑の実、付近の氾濫原には野生の桑も多い。小粒の実が赤く、そして熟すると紫色へと変化する。
4月28日(土) 春の大型連休の初日、今は庄原市となった比婆東城を訪ねて千鳥別尺のヤマザクラと多飯が辻山(おおいがつじやま・1,040.3m)に遊びました。見事に晴れ上がった標高600メートルを超える高原は、下界の五月のそれとはまた異なる若々しく新鮮な薫風が吹き渡る空の下にありました。そんな爽やかな空の下の景観のスナップです。
【写真↑】塩原地区にある多飯が辻山への登山口は標高600m余でまだ若葉が萌え始めたばかり。萌黄色の枝先の上に大空が拡がります。
【写真↓】多飯が辻山山頂付近からの東城町小奴可、加谷方面の俯瞰です。左の木の陰の山は猫山(1,195.4m)、中央やや右は鳶ノ巣山(1,143.8m)です。鳶ノ巣山の先には、岩樋山(1,271m)・道後山(1,268.9m)の稜線が覗いています。
【写真↑】東城町千鳥別尺の空を泳ぐ鯉幟。標高650m程のこの地には広島県指定天然記念物の樹齢400年のヤマザクラ(幟竿右下)などの花木が満開でした。
【写真↓】晴れ上がった空の下、千鳥別尺のヤマザクラ近くにはレンギョウが咲き誇っていました。