例年より10日程も早く庄原市東城町の山間にある一本桜が満開となったとの報に長駆して訪ねました。先ずは小奴可の要害桜です。樹玲500年程といわれているエドヒガンの古木が小高い古城跡に立ち満開の時を迎えていました。初印象としては、今年はちょっと花弁が少ない感じがしました。〔4月10日(火)〕
↓ 小奴可(おぬか)の高台に立つ要害桜。別名が「苗代桜」で里の住人に農作業の目安情報をも提供しているようです。
↓ 名前の通り小奴可の里を見渡す古城跡(亀山城址)に立っています。
↓ 花弁が少ないのは樹の下の方で、天頂部は例年通り真っ白な花弁が密集していました。
↓ 小奴可の遥か背後に聳える猫山(1,195.5m)を背にした満開の要害桜です。
↓ 亀山城址二ノ丸付近から俯瞰した要害桜です。周囲は棚田が開かれた丘陵部で、背後の峰は白滝山(1,053m)です。
↓ 白滝山を背にした要害桜です。右側下部の花の付きが残念ながら芳しくないようです。
↓ 満開のソメイヨシノが咲く亀山城址ニノ丸です。
↓ ひと足早く水が張られた田圃に影を落とす要害桜です。
↓ 小奴可の集落の守り神の如く高台から集落を見渡しています。
↓ 要害桜の背後の丘が亀山城址二ノ丸です。この日はピーカンの無垢の青空でした。
↓ 500年程という樹玲が感じられる要害桜のシルエットです。横に大きく張り出した枝は支柱に支えられて何とか持っているようです。
↓ 小奴可の集落方向から要害桜の立つ丘陵を見上げました。
↓ 成羽川沿いのソメイヨシノの並木越しに小奴可の里の高台に立つ要害桜を遠望してみました。