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修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

小奴可の要害桜

2018-04-22 08:47:42 | 広島の桜

 例年より10日程も早く庄原市東城町の山間にある一本桜が満開となったとの報に長駆して訪ねました。先ずは小奴可の要害桜です。樹玲500年程といわれているエドヒガンの古木が小高い古城跡に立ち満開の時を迎えていました。初印象としては、今年はちょっと花弁が少ない感じがしました。〔4月10日(火)〕

↓  小奴可(おぬか)の高台に立つ要害桜。別名が「苗代桜」で里の住人に農作業の目安情報をも提供しているようです。

↓ 名前の通り小奴可の里を見渡す古城跡(亀山城址)に立っています。

↓ 花弁が少ないのは樹の下の方で、天頂部は例年通り真っ白な花弁が密集していました。

↓ 小奴可の遥か背後に聳える猫山(1,195.5m)を背にした満開の要害桜です。

↓ 亀山城址二ノ丸付近から俯瞰した要害桜です。周囲は棚田が開かれた丘陵部で、背後の峰は白滝山(1,053m)です。
 

↓ 白滝山を背にした要害桜です。右側下部の花の付きが残念ながら芳しくないようです。

↓ 満開のソメイヨシノが咲く亀山城址ニノ丸です。

↓ ひと足早く水が張られた田圃に影を落とす要害桜です。

 ↓ 小奴可の集落の守り神の如く高台から集落を見渡しています。

 ↓ 要害桜の背後の丘が亀山城址二ノ丸です。この日はピーカンの無垢の青空でした。

↓ 500年程という樹玲が感じられる要害桜のシルエットです。横に大きく張り出した枝は支柱に支えられて何とか持っているようです。

 ↓ 小奴可の集落方向から要害桜の立つ丘陵を見上げました。

 ↓ 成羽川沿いのソメイヨシノの並木越しに小奴可の里の高台に立つ要害桜を遠望してみました。


大朝・超専寺のソメイヨシノ

2018-04-21 08:50:49 | 広島の桜

   圓立寺のしだれ桜を見た後、圓立寺で一緒になった友人一行と共に浜田道大朝インターチェンジに近い大朝新庄の里にある超専寺を訪ねました。超専寺は浄土真宗本願寺派の寺院で、境内に10本ほどの立派なソメイヨシノの樹があり、今満開の時を迎えて新庄の里を桜色に輝かせているかのようでした。〔4月8日(日)〕

↓ ソメイヨシノの大樹群が満開の時を迎えた超専寺の境内です。側を通る街道からはこの一画だけが桜色に輝く別天地のように見えます。

 ↓ 満開の桜で彩られた本堂です。

 ↓ 鐘楼から満開に咲き誇るソメイヨシノの大樹群を眺めました。

 ↓ 親鸞上人像も満開の桜に包まれています。

 ↓ 夜桜見物が出来るように境内全体がボンボリで飾られていました。

 ↓ 大きな堂宇からも抜きん出て咲く桜の大樹ですので、さも新庄の里を桜色に染めるかのようです。

 ↓ 境内にあっては心静かにこの佳き眺めを楽しみたい気持ちになります。

 ↓ 新庄高校の活躍で全国的に名が通ってきた新庄ですが、なおも長閑な新庄の里と共にある寺院という感じでした。


圓立寺のしだれ桜

2018-04-20 08:25:06 | 広島の桜

 更なる芸北の一本桜を求めて豊平の中原から大朝の圓立寺へと脚を延ばしました。樹齢360年程と言われているしだれ桜の老木が本堂の前庭にあります。形が良いこともあって人気の桜となっています。訪ねたこの日は満開のちょうど見頃でした。中原、大朝と共に満開の桜を同日に見られるというのは初めてのことのように思います。〔4月8日(日)〕

↓ 本堂前から見た満開のしだれ桜です。珠のような花弁がビッシリと付いた枝が枝垂れて良い形に纏っています。

 ↓ 山門を入るとしだれ桜の花のトンネルを潜って本堂前へと進むことになります。

 ↓ 庫裏に向かって華麗に枝垂れています。

↓ 垂れた枝の暖簾越しに本堂の一角を眺めました。

 ↓ 本堂に向かって枝垂れ落ちます。

 ↓ 近付いて見上げれば完全にドーム状に見えました。

 ↓ 枝垂れる枝は珠のような小さな花弁の集合体です。

↓ 2本のしだれ桜がある本堂前庭の佇まいです。

↓ 樹下から見上げれば、太い幹から上方に支柱で支えられた枝が伸びてその先に花弁がたわわに付いていました。

 ↓ この日は樹の天頂の枝先まで完全に満開状況でした。

↓ 上に伸びる枝です。上で横に広がって綺麗に枝垂れます。

↓ 天まで伸び上がりたそう・・・!

 ↓ 暖簾のように枝垂れた枝越しに大朝の集落、秀峰・寒曳山(825.8m)を望む。

 ↓ 天頂から塀の外へと一気に枝垂れ落ちる姿は豪快です!

 ↓ 門前の塀の下から見上げるとやはり豪快に枝垂れ落ちて来ていました。


中原(小田掛)のしだれ桜

2018-04-19 07:53:29 | 広島の桜

  ソメイヨシノは沿岸部ばかりでなく、県北の平野部でも散り始めました。いよいよ県北の一本桜の出番となりました。どんぐり村で冠雪した山と桜のコラボを見た後、北広島町の旧豊平の中原のしだれ桜を訪ねました。小田掛のしだれ桜とも呼ばれています。中原が大字、小田掛が小字の地名とのことです。中原の岡の上でピンク色に輝く樹が今年も迎えてくれました。ちょうど満開の見頃でした。〔4月8日(日)〕

↓ 個人所有の樹で、自宅前の緩斜面に植えられています。自宅前から見た姿ですが、この樹は四周のどこから見ても美しい名木です。
 

 ↓ 南面の姿です。先代ご夫妻の結婚を記念して68年前に植えられた若い樹です。美しい形で豪快に枝垂れる姿が魅力です。

 ↓ ご当主が今年も南側の田圃に水を張ってくれていました。水面に写り込んだ桜の姿も良いものです!

 ↓ 東面の姿です。寒かったこの冬の雪で大きな枝が3本折れて樹の形が変わったとのことです。名木を守ることは大変なことですね。

 ↓ 北側から眺めた姿です。中原の集落、龍頭山の稜線が望めます。

 ↓ 北西方向の高みから見た姿です。枝が折れたことから大きな空間が出来て樹の姿が大きく変わったことがよく分かるアングルです。

 ↓ 若い樹だけに樹勢は強く、満開のこの日の天頂辺りは満開のエネルギーに満ちていました。

 ↓ 勢いよく天に向かって伸びてから枝垂れ落ちます。

  ↓ ド~ッと落ちて来るようで、枝垂れ落ちる姿は迫力満点です!


 ↓ こちらは伸びやかに枝垂れ落ちています。

 ↓ 天に向かって伸びている枝です!今年の桜の花は見事な出来のようです!

 ↓ 枝垂れた枝越しに屋根にこの日の朝降った雪が残るご当家が覗きます。

 ↓ 息を呑むような素晴らしい枝垂れ姿です。

 ↓ 後背の龍頭山の北面にもこの日の朝降った雪が残っていました!

 ↓ 岡の上の恵まれた環境に育つしだれ柳です。

↓ 南東側から見た姿です。樹全体がよく枝垂れていることが分かるアングルです。
 


豊平どんぐり村の桜&龍頭山

2018-04-18 07:16:12 | 広島の桜

 見頃を迎えた北広島町の一本桜に向かう途次に道の駅「豊平どんぐり村」を通りかかると、何と村内のソメイヨシノが満開の上にその背後の高い山が白く冠雪しているではありませんか!この朝県北の各地で遅い降雪があり、かなりの積雪を記録したとのことです。写真家羨望の見頃を迎えた桜と雪の珍しいコラボレーションが各地で現出したとのことです。ドングリ村から見えた冠雪はそのおこぼれといったところで、儲けものの雪景色と桜の共演を楽しめました。〔4月8日(日)〕

↓ 満開の豊平どんぐり村の桜とその北側に聳える冠雪した龍頭山。

 ↓ 満開の桜と雪の山の共演です。後背の左側が龍頭山々頂(928.4m)、その右側が二重山稜のもう一つのピーク(約900m)です。

 ↓ どんぐり村の満開の桜と冠雪した龍頭山を別の角度から。

 ↓ 満開の桜の花見にどんぐり村を訪れた人の姿も多く見受けました。

 ↓ 海岸部の桜が終わり、いよいよ県北の桜に注目が集まったところに劇的な降雪があったというところでしょうか!

 ↓ どんぐり村の村内に延びる桜並木と龍頭山の山塊。

 ↓ 体育館へのスロープの桜並木も満開!

 ↓ 龍頭山の山頂部と満開の桜のコラボレーションです!

 ↓ ソメイヨシノとヤマザクラのミックスチェアと冠雪した白い尾根のコラボです。

 ↓ 龍頭山を借景にした桜に包まれた春の「むさし・どんぐり村店」です。

↓ 枝垂れ桜もほぼ満開の頃合を迎えていました。

 ↓ どんぐり村から西宗に越える峠にある龍頭山林道の入口に立つソメイヨシノの足元にはまだ雪が残っていました。

 ↓ 峠の雪と桜と青空のコラボレーションです!

 ↓ 花が満開の桜の枝には湿った雪がこびり着いたままでした!