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徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

あの時の傷は癒えていないのか/第13節 仙台戦

2013-05-28 04:43:45 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス11~14
唐突に浮上してきた2ステージ制問題はひとまず置いておいて、2013年シーズンももう13節、仙台戦
いくら手が合う相手とはいえ、仙台は今季ACLにも出場した成熟度も高いチームである。しかもゲーム間隔は中2日の清水に対して仙台は1週間、これまでお得意様だったホームで清水は1勝しかしていない状況である。
しかし直近3連敗が、そしてホームでなかなか勝てなかったことが信じられないような内容だったと思う。勿論パーフェクトとまではいえないまでも球際の激しさも、パスの判断も、そしてそのアクションも、観る者にストレスを感じさせないほどの前進を見せていたのは間違いない。これを仙台のミス視点で見てしまうのは、清水のプレーヤーは勿論、仙台に対しても失礼というものである。

ACL組を除き、リーグはこのゲームで一ヶ月の中断期間に入る。
3月勝ちなし、4月負けなし、そして5月は…これが、よくわからない。この不安定さは若さ故と言ってしまえばそれまでなのだけれども、それにしても2勝5敗(ナビ予選含む)は負け過ぎである。
しかしアフシンが修正しない、新しい戦力を起用しないマネージャーなのかといえば、それならば3月の失敗を喰い止めた4月はなかっただろうと思うし、埼玉スタジアムでの歓喜もなかっただろう。
この3ヶ月は本当に、心臓に悪い、そして胃が痛くなるような序盤戦だった。

そして直近の成績を受けて、この日の仙台戦直前に突如行なわれた不可思議な「アンケート」が話題になった。
これは有志によるもので、アンオフィシャルである。
一見、マーケティングのような質問が並ぶ中、肝は明らかにアフシンへの評価だ。TwitterのTLにはアンケートについて良からぬ行動の目撃談もツイートされる。そしてこれは記名式だという。
要するにアンケートを装った解任署名活動ではないか。
正直、それはアンフェアだと思った。どんな理由にせよ(いや本当はその「理由」が一番の問題なんだが)、いくらアフシンが気に喰わないといっても、結果的に同じ場所で戦うサポーターを恣意的な意図に巻き込むような行為である。勿論有志=一部サポーターの熱さはリスペクトするけれども、アンフェアなのは駄目だ。これならばバス封鎖の方が、混じりっ気のない行動の熱さという意味で余程マシだと言わざるを得ない。

解任を求める行動自体はひとまず否定しない。サポーターも「社会」なのだから多様な意見はあるべきだろう。
しかし一番問題だと思ったのは、アンケートが今シーズンを「総決算のシーズン」と位置付けている点だ。
この2年間の経緯を見ても、チーム状況が総決算なわけがない。
総決算というのは、毎年続々と加入する有望新人の中に伸二がいて、タカがいて、アレックスがいて、岩下やエダや元紀がいる状況にあってこそ掲げられるキーワードで、その誰もがいない状況で何の総決算だと言うのだろう(まあ、ユングベリはその中にいないとは思うけれども)。
鳥栖戦後の報道でチーム関係者が「今年は実質一年目」というコメントを出していたが、悲しいけれどもこれが現実だ。「一年目」だからこそアフシンは「チャレンジ」したのだ。
そして、だからこそ、「チームを壊した」アフシンのチャレンジを彼らは憎むのだろう。
クラブの経営状況、リーグのライセンス、移籍システムの導入の中で毎年「ある程度」チームを切り崩しながら戦っていかなければならないことは納得ずくで、である。

思い出してしまうのは3年前の年末に起こった健太ショックだ。
あれでオレたちは酷く傷ついてしまった。
それまでのチームを文字通り壊しながら成長し続け、ほとんど完成しかけていたチームが2010年の秋から冬にかけて無残に崩壊していくのを黙って見ているしかなかったのだから(最後の天皇杯ファイナルでは黙って見ていなかった連中もいたけれども、あの気持ちは、まあ判る…)。
こういうことが起こるたびに、あのときの傷はまだ癒えていないんだなとつくづく思うのである。
チームは毎年のように激しく変化し続けている。
でも、それは決してアフシンだけのせいではないよ。オレはそう思う。

ということでゲームもないのに今週は急遽静岡に行くことにした。いい話ができればと思う。

米と旧宗主国「既得権」確保済み/中国のアフリカ進出戦略地図

2013-05-28 03:28:43 | News Map

■アフリカに進出する中国
<アフリカ全体との貿易総額で米国を抜き世界トップに躍り出た中国が、対アフリカ進出戦略の軌道修正に着手したもようだ。(中略)具体的には、産油国が自前で資源開発できる技術を供与するとともに、相手国から資源以外に農産物の輸入も促進。進出国の利益も図りながら、自らの国益を追求していく構えだ。中国は2000年に中国・アフリカ協力フォーラムを発足させて以降、資源開発への投資を加速。中国とアフリカの貿易総額(11年)は約1500億㌦(約15兆円)で米国を約240億㌦上回った。直接投資も急増し年間32億㌦に上る。日本は約4億6000万㌦。(中略)欧米からは、中国のアフリカ進出を資源収奪を目的にした「新植民地主義」と批判する声もある。(中略)一方、日本政府は来月1日から第5回アフリカ開発会議(TICAD)を横浜で開くのを前に、資源開発事業に5年間で総額20億㌦(約2000億円)の支援を表明。しかし、中米両国と旧宗主国の欧米各国は既にアフリカで「既得権」を確保しており、日本企業の本格進出は容易ではない。>
(東京新聞2013年5月20日付 中国 アフリカ戦略修正/貿易額世界一 欧米「新植民地主義」と批判/「進出国の利益も考慮」)


■アフリカの主な資源国


■日本と中国の対アフリカ貿易高
<日本政府は6月1~3日、横浜市で第5回アフカリ開発会議(TICAD)を開く。(中略)外務、経済産業両省や民間企業20社で構成する「官民連携協議会」が21日に、アフリカ外交に関する提言書を安倍晋三首相に手渡した。(中略)同様の提言書は、過去4回のTICADでも発表されているが、「企業側の(開発や投資の)意欲がこれまでと全く違う」(外務省担当者)という。
(東京新聞2013年5月27日付 来月、横浜で国際会議 アフリカ投資遅れ挽回/中国、巨額支援で先行/首相、首脳40人以上と会談へ)