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徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

2007-05-01 12:10:03 | 素日記
11時から見性寺で法要。画像は輔苦離往生仏(ぽっくりさん ※苦しまずに“ぽっくり”往生できるように、という意味らしい)の鐘。
午後から実家で精進落とし。20人ほどの身内だけという法要だったが、仕出しの料理はものすごい数量。さらに、とにかく人に食べさせることを生きがいを感じるオフクロが黙っているわけがないので、仕出しに加えて大量の料理。この後、今現在に至るまでひと時も空腹を感じないという満腹地獄が始まる……。

ブルー

2007-05-01 11:55:12 | 素日記
日産スタジアムでのゲームが終わり、凹みながら新横浜まで歩く。
新幹線で横浜から静岡まで。盆暮れ、大型連休にどこかへ行くことなどほとんどなかったので混んでいるのは嫌だな~と思っていたが、まったくそんなことはなし。まあこの時期のテレビの渋滞・混雑ニュースなんてのは、混む混む大事典みたいなものなので、混んでなくても混む・混んでいると言い張り、大型連休の雰囲気を醸し出したいだけの、季語に近いものがある。
ということですんなり静岡まで着く。

翌日、日曜日は婆さんの四十九日法要。
朝、大浜海岸へ行き草鞋を海へ流す。
雲ひとつない晴天で富士山も良く見える。キタノブルーだよ。

ユノキ死す

2007-03-13 06:52:33 | 素日記
静岡の婆さんが死んだ。日曜日は早朝の新幹線で静岡へ向かい、実家で葬儀。
葬式はホールのような場所ではなく、実家に祭壇が組まれた。こんな葬儀をウチでやるのは爺さんが死んだ20数年前以来で、近所の人、親戚縁者からオヤジの関係者まで多くの人が集まった、わりといい葬式だったと思う。懐かしい人、懐かしい場面や場所に出会えた。本葬は輔苦離往生仏(ぽっくりさん)が祀られている見性寺で行なわれた。ここもまた懐かしい。

静岡にいた頃、テレビで新日の「ワールドプロレスリング」が始まると、いつもオレを呼びに来るほど、プロレスとアントニオ猪木が好きな婆さんだった(一緒に見ていたのは猪木の異種格闘技戦前後から初代タイガーマスク、維新軍あたりまでか)。そのくせ猪木のことを「イノキ」と言えずに「ユノキ」と呼んでいた婆さんだった。オレも「婆ちゃん、ユノキじゃないよ!イ・ノ・キ!」とよく言っていたものだ。
そして婆さんのいる家は、いつも良くも悪くもプロレスのような状況になっていた。ホントにプロレスみたいな婆さんだったと思う。
婆さんは92歳で死んだ。あんな婆さんでも100年は生きられないのだ、と思うと人間というのはやはり儚いものである。

深夜に帰宅。ちょっと仮眠してから原稿を1本まとめる。疲れた。

2007-03-07 17:13:19 | 素日記
夕方渋谷で打ち合わせのあと、新宿へ。久しぶりに芳原さんと吉川さんと酒。
吉川は昨年の飲み会の後、福岡へ行きあるボクサーを取材し、LBで原稿を書いて貰った。それが縁になったのかどうかわからないが、いまでは東京のボクシング界ではカメラマンとしてすっかり認知されているようで、春からオフィシャルサイトのコラムを担当するそうだ。ということで3丁目で23時頃まで。
その後、ひとりでライブの終わったGATE ONEへ。久々に信二さんと挨拶。カウンターで固まりながら1時過ぎまで。

MEGA

2007-01-23 23:31:40 | 素日記
近所のマックでは限定30個、11時30分頃には売り切れるというMEGA MAC。何回振られたことか……ということで編集部のある神楽坂のマックでMEGA MACをついに購入。こちらは限定70個。17時過ぎでも手に入った。

で、食べた。
すでに形が崩れているように見えて、かぶりついても意外と崩れない。
まあそのまんまなんだけど、これダブルダブルバーガーですな。
でもダブルバーガーよりは覚悟を決めているので喰えるかも。

ブルー

2007-01-06 18:25:17 | 素日記
この時期に体調が悪くなるのは時々あるのだけれども、今年も緊張の糸が切れたように2日以降は調子が悪い。そんな中、今日でいよいよ洒落にならない大台カウントダウン。モチベーションを持ち上げるために会計ソフトを購入。
ジャッキー・マクリーンのサックスがブルーすぎて胸を突く。

太田裕美「手作りの画集」「心が風邪をひいた日」「短編集」「12ページの詩集」、MAL WALDRON「LEFT ALONE」、金子マリ「JUST LOVE」、Maxim「Hell's Kitchen」、Carpenters「YESTERDAY ONCE MORE」、Etta James「Stickin' to My Guns」、「銀河鉄道999ギャラクシーボックス」、「犬神家の一族」、「青春デンデケデケ」購入。

あけおめ

2007-01-02 18:17:45 | 素日記
あけおめでございます。今年もよろしくお願いします。

まずは例年通り、香取神社と亀戸天神に初詣へ。珍しく引いたおみくじが大吉だったのでひとまず幸先よし。別に受験の予定はないんですが。

今年の酒

2006-12-28 23:44:14 | 素日記
昨日は、最後の最後にいろいろ判明して凹む。まあ起こっちゃったもんは仕方ないし、年内はどうやったって動かないので切り替え、切り替え。

夕方、印刷屋さんに年賀状を受け取りに行き、その後御徒町へ。今年の年賀状ははっきり言って手抜きです(何だかんだ言ってやっぱり自力年賀状の方が金がかかる)。御徒町の吉池で年末年始の酒と魚の買い込み。今年はいつもの八海山とメーカーズマーク(もちろんsionのあの曲で決めた)、それからstones(イングランドのジンジャーワイン)。

以前BSで放送されていた「懐かしの紅白歌合戦」なき後、年末らしさを味わう歌番組がないと思ってたら、スターカラオケチャンネルで「レッツゴーヤング」が放送されている。正直、契約しながらしばらく見てなかったスターカラオケ、ナメてました。浅野ゆうこが必要以上にむちむちした太ももを露出させて、ずうとるびが中途半端なドゥワップを歌い、キャンディーズが英語で『サー・デューク』を歌う(もちろんミキちゃんがリードだぜ)……嗚呼、70年代。スターカラオケのこの路線は正しい。断固支持。

灯り

2006-12-21 20:33:21 | 素日記
11月にPIONEER LIVING CAFEがあった場所に今度はSMAP SHOPがオープン。長い行列ができていた。やっぱり、いまだに日本最強軍団ですね。

次の取材へ向かう途中、表参道akarium.のオフィシャルブックを購入(寄付)。なくすのは簡単だけど、改めて始めるのはとても面倒臭い手順を踏まなければならない。8年ぶりに復活!だけでいいとは思わない。あのとき表参道の灯りを消した連中は、今どう思っているのだろう。また、これはなくすときに充分な論議が尽くされていなかったという証明でもある。この10年、日本各地でかつての廃仏毀釈運動のような文化の否定・破壊が起こっている。そんなにココロの余裕がないのかね。その要因を考えてみると……。

忘年

2006-12-21 20:02:53 | 素日記
斎藤君、スマイリーさんと、何故か恒例になってしまった忘年会 in 斎藤宅。
考えに考えて持参した日本酒2本をあっさり否定され、激論の末、疲れて寝始めるスマイリー、誕生日も近いからか素敵なお店からお誘いがあり、夜の新宿へ消えようとする斎藤。んじゃ、明日の取材早いんでオレも帰るか。ということで呑み始めてから酔うまで、瞬発力勝負みたいな忘年会。

陶額

2006-11-06 17:36:38 | 素日記
土曜日。国立から表参道のべにや民芸店へ向かう。
親父の知り合いである、古美術愛好家で陶芸家の中山順二さんの「陶額展“正月を飾る”~小さな窓を楽しむ・その5」を見に行く。<粘土を削り益子の窯で焼いた陶額。その小さな窓に、今回はお正月に向けて、江戸期の百人一首の和更紗を主に、お目出たい紋様の筒描き、型染め等々の逸品をはめ込んでみた>という個展。なかなか味わい深いっすよ。
今週、8日(水)まで。

べにや民芸店
東京都港区南青山4-20-19 プレム南青山一階
営業時間 午前10時~午後7時(無休)

酒場

2006-10-31 03:14:59 | 素日記
そして、酒場のリサーチをすべく、北野さんから教えてもらった情報のうち、まず沖縄料理「丸徳」に入る。ホルモンうどんと生ビール。ホルモンは食べやすく意外とあっさり目だが、スープはほんのり関東風なのは情報の通り。旨い。というか、ホテルの朝食どころか、ここに来るまであえて何にも食べてなかったから、当然旨いよ。次に煮込みと黒胡麻焼酎(画像)。
店内にいたおじいちゃん2人と店のお姉さんが「新世界で一番オススメの串カツはどこだ?」と論議をしていた中で、ある店の名が挙がったのを聞き逃さず、次は串カツ「ちとせ」へ。絶妙な衣さばきで揚がって来る串揚げを10本、ビールにチューハイ2杯。飛行機のチェックインの時間も迫ってきていたので、仕上げに大阪在住経験のある白木にオススメを聞き、天王寺へ向かって、たこ焼き「山ちゃん」。さすがにレギュラー1皿で我慢しとく。我ながら完璧な食い倒れコース。ま、その後、千里中央の喫茶店に入って、よせばいいのにケーキセットを頼みましたが。

で、考えた。一応取材できそうな酒場をリサーチするのが目的ではあったのだけれども、新世界(というかジャンジャン横丁)というのは、そのものがひとつの大きな酒場で、それは繁華街の酒場とはまたちょっと違う。取り上げ方が難しいな。
嗚呼、それにしても、もう一泊したかったなァ……。

通天閣

2006-10-31 02:45:45 | 素日記
そして通天閣。中に入ると、隅々までがリアル昭和。というか1980年以降は全否定、21世紀以降はなかったものとする、てな感じである。女の子だけじゃなく、おばちゃんの大阪弁もここまで来るとキュートに聞こえる。
休憩所の椅子のきしみ具合が、これまた最高。頼むから交換しないで欲しいものだ。

東京タワーのような、鎮座ましました素っ気無さは当然なく、入口横には餃子の王将が堂々と営業中。何でもありか。それがまたいい。

娯楽の殿堂

2006-10-31 02:34:53 | 素日記
娯楽の殿堂という言葉がぴったりな佇まいの新世界国際劇場。
只今上映中はジョン・カーペンター監督作品『ザ・フォッグ』その他。何だか看板が漫★画太郎先生の絵のように見えてきた。

新世界周辺の映画館については港町キネマ通りが詳しいっす。ちなみに静岡・七間町の映画館のくだりは個人的に感動した(小学生の頃から入り浸っていたので……)。素晴らしい仕事をしてます。

真剣

2006-10-31 01:59:25 | 素日記
外泊すると不思議と早起きする(いや、本当は会社勤めの人にはこれが普通なんだろうけど)。前日、結構呑んでいたのに7時前には起床。家にいたらこんなこと絶対ない。チェックアウトは12時なので、それまではテレビでも見ながらPC作業。
ジャンジャン横丁の酒場のリサーチは夕方のつもりで、11時30分頃にチェックアウトし、梅田のレコード屋を覗いてみた。洋楽はどうやらちょっと相場高かったので止めておいて、邦楽のダンボール盤を漁ってみる。でも荷物になるのがちとしんどかったので、結局格安で出ていたthe savoy truffleの『live on our way』だけ買って、今回、レコードは諦める。

14時を回りそうだったので、まずは動物園前まで向かう。
駅の階段を登ると、そこはジャンジャン横丁だ。まず向かったのは……三桂クラブ。10年ほど前、団鬼六さんが名ハードボイルドノンフィクション『真剣師小池重明』を書いたときにインタビューしたのだけれども(羽生善治の七冠でめちゃくちゃ盛り上がっていた時期だ)、そこに三桂クラブの名が登場する。まあ真剣を語る上でジャンジャン横丁の将棋クラブは欠かせないのだけれども。ということで、オレの中ではまだ見ぬ伝説の聖地。さすがに中には入らなかったけれども、窓越しに対局を見つめる観戦者のオヤジさんたちはいるし、まだ雰囲気は伝わる。とにかく将棋は真剣だし、雀荘も、パチンコ屋も必要以上に、ある。