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徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

the fool on the hill

2006-09-29 03:23:38 | 素日記
池袋の取材を終えてから家に帰り、細々とした雑務を処理して静岡へ行く準備。
いとこのオジさんのお通夜。静岡に着いたのは20時を過ぎた。兄貴夫婦の車で一度実家へ帰り、服を着替えて、20数年ぶりに水見色へ向う。夜の闇に包まれて懐かしい風景はまるで見えなかったけれども、兄貴の運転する車が山道のカーブを曲がるたびに記憶が蘇ってくる。懐かしい人が何人もいた。棺に入ったオジさんの顔は1年前に会ったときとほとんど変わらなくて、呼びかけたら今にも起きてきそうな気がする。
実家へ帰って改めて、飲む。哀しい話をいっぱい聞いた。明日は本当のお別れ。

the 12 cellists of the berlin philharmonic orchestra『the beatles in classic』購入。

感謝

2006-09-26 02:56:23 | 素日記
いとこのオジさんが亡くなった。2週間ほど行方知れズになって(放浪癖のある人なのだ)、1週間前に帰ってきて、昨日亡くなったそうだ。
この人は、まだ小学生のガキのオレに、三上寛や泉谷しげるのような日本のフォークや、キューブリックのような映画を教えてくれた人で、おそらくその後、音楽を聴きまくり、映画を観まくったのも彼の影響で、この仕事をやっているのも彼の影響が最初にあったからだと思う。
中学生ぐらいからは行き来が少なくなってしまったので疎遠になったけれども、去年、兄貴の結婚式で久しぶりに遭った。そのときに、改めて言うのも何だけれども、「この人、オレが一番最初に影響を受けた人」と紹介した。彼も年を食って、白髪も皺もずいぶん増えていたけれども、30年前とそれほど変わらない顔で、その言葉に苦笑いしていた。今思うと、あの時、せめて本人にそう言えたのはよかったかもしれないと思う。一度酒でも飲みながら30年前の話をしたかったな、感謝の気持ちは、まだ本人が生きているうちに伝えた方がいい。

帰静

2006-09-23 05:16:35 | 素日記
10時に浅草ビューホテルに両親を迎えに行き、浅草寺、仲見世を通って、修学旅行生がわさわさといる水上バスで日の出桟橋へ。そして東京タワーに上って、昼食。最近の仕事の経験が生きているコースですな。本当はもう少しゆっくりできればよかったのだけれども、静岡でオレも知っている、近所の小父さんの弔事があるようで、15時の新幹線で帰静。
レストランでは話をしていたら、「夫婦でホテルに泊まるのは41年ぶり(つまり新婚旅行以来らしい)」ということで、仕事の都合とは言え、何だかなあ……という感じがしないでもない。また静岡行くか。

16時前には家に着き、モデムの交換やPCの設定変更など。来週は入稿がない模様。週末こそは企画。

山口猛編『松田優作遺稿』(立風書房)、スチュアート・スィージー編『デス・パフォーマンス 倒錯と死のアモクジャーナル』(第三書館)、ローレンス・レッシグ『CODE』『コモンズ』『FREE CULTURE』(翔泳社)、それからサントラ数枚購入。

両国

2006-09-23 03:04:40 | 素日記
木曜日。仮眠して早朝に起きるとまずLBの残りの原稿。そしてR25の原稿を昼までにあげてチェック出し。こういう状況で静岡から親が来る(まあ1ヶ月以上前から決まっていたことなのだけれども)。家で仕事をしつつ、親とは電話で連絡を取り合う。
迎えにいく前に秋葉原へ行き、チェック用の原稿を取材先に届け、それから浅草へ向う。浅草ビューホテルにチェックイン。部屋は18階で隅田川方面で景観は非常にいい。そして今回の上京の目的である9月場所が行われている両国国技館へ送り届ける。そしてオレは再び家に戻ってチェックを確認して、原稿修正。ツースリーのアシストもあったようで、何とか17時頃には見通しがついたので、またまた再びタクシーで両国国技館へ。三役の取り組みの前には到着。本場所を桝席で観たのは初めてなのだけれども、B桝席でも充分迫力は感じられる。朝青龍と栃東(!)の対戦というラッキーな取り組みも見られたし、朝青龍は舞ってるね。あれは観ていて楽しい。
取り組みが終わったと同時に最後のチェックが来て、すぐノグに連絡し、これで一応作業は終了(そのあと追加があったけれども)。
今回は親父の友達で、昔からよーく知ってる小父さんたちも来ていたので、両国駅近くの居酒屋へ。ちと荒っぽい静岡弁が飛び交い、居酒屋の兄ちゃんも顔を引き攣らせながら対応していた。ま、楽しい宴会でした。

小父さんたちはそのまま静岡へ帰り、両親を浅草へ送り届けてから、家に帰って幕の内弁当。

カメラ

2006-09-03 03:28:30 | 素日記
錦糸町のヨドバシカメラに備品を買いに行った帰り、近所のリサイクルショップで衝動買いしたOlympus35。ちょっとボディの一部分がが剥げていたりするが、皮製のケースもストラップもしっかりあってなかなか愛いヤツ。昭和20年代の後半に製造されたものだが、本体もまだしっかり動く。「インテリアにでも」と店員さんは言うが、撮れるものなら撮ってみよう。これ、ニューマシンの反動だと思う。どちらも使いこなすのは大変だが。

THE MODS『FIGHT OR FLIGHT-WASHING』、泉谷しげる&STREET FIGHTINGMEN『光石の巨人』、OST『FOUR ROOMS』購入。

夕陽

2006-08-08 20:06:44 | 素日記
窓の外が真っ赤だったので、カメラを持って外へ走る。
光の先が溶け出しているような夕陽だった。
撮影していたら、知らないおじさんが声を掛けてきた。
「明日は天気が悪くなる」
人間は天気の話になると、知らない人間にも気軽に声を掛けてくる。

気がつけば、帰宅途中のサラリーマンや買い物帰りの主婦がケータイで夕陽を撮っていた。

飲む

2006-08-08 19:32:22 | 素日記
笹塚で斎藤君、スマイリーさんと飲む。もはや何の集まりなのかよくわからないのだけれども、スマイリーさんの日本酒の薀蓄を聞く会のようなものになってしまった。結局いつものようにぐだぐだに酔い、枝村、青山、平岡が選出されたU-21の中国戦の中継も斎藤君ちで観る(断片的に)。そして酔いつぶれて寝る。いつものパターンだ。次のザ・スリルは8月31日、下北沢440

翌朝、枝村はフル出場した上にアシストしたのに翌日のスポニチの採点は5.5。信じられない辛口だ……しかし数時間後にビッグニュース。青山、フル代表に追加召集。これも「良いパフォーマンスをすれば誰にでもチャンスはある」というオシム流のメッセージには違いないのだろうけれども、その第一号に青山が選ばれたのはとにかく嬉しいことだ。

財布

2006-06-30 23:51:16 | 素日記
木曜日は浅草の「うさぎ」で梶原まり子さんのライブがあったので呑みに行く。ボトル1本。
ここに行くと、いつもなぜか忘れ物をしてしまうのだけれども、今回は(も)財布。ガチで見つかりません。店が終わった後、ふらふらと浅草寺の境内で寝てしまったのがマズかったか。現金の被害は大したことはなかった(と思う)が、カード類がごっそりなくなってしまった。雷門前の交番に遺失物届けを出すも、お巡りさんも「私たちが言うのもなんだけど、ガラが悪いの多いから……」と。エスパルスとブルッカーズの会員カードだけでも返してくれ。

というか、いい加減にしろよ、オレ。

新タワー

2006-06-07 00:11:32 | 素日記
スパイスカフェを出て商店街を歩くとピンクが眩しいノボリが並ぶ。
浅草の沢正さんのおやじさんも「(浅草も)影響あるでしょう」と言っていたけれども、押上・業平地区に新東京タワー建設決定。なのだけれども、この辺まで影響あるのか。ちょっと想像できないほど地味だよ、墨田立花。盛り上がれよ、墨田区。
いや、これぐらいでも結構居心地いいんだが。

プラマイゼロ

2006-05-29 02:40:35 | 素日記
嵐のようなパンフの仕事が金曜日の夜にようやくひと息つき(いや、本当にひと息ついたのか微妙なのだけれども、そう思い込むことにした)、土曜日から日曜日は、久々に仕事のことを考えない週末。
フサイチジャンクも武豊もきっぱり切って、気持ちの良いダービーでした。目黒記念は外してプラマイゼロだけれども、まあいいか。
これから今週の仕込み。

適当

2006-05-13 19:54:20 | 素日記
今週取材で行ったセルリアンタワーのカフェに高田純次氏がいた。3月に出た『適当論』(ソフトバンク新書)を書店で見かけて買おうか悩んでいたので、思わず声をかけてしまった(案の定「何なんだコイツは?」という顔をされたが)。しかし精神科医の和田秀樹氏との共著とも言える今回の本は、実は、今更といった感じがする。『高田純次 祭り』(風塵社)、『人生教典』(河出書房新社)あたりと比較しても、せっかく純ちゃんを担ぎ出してきたのにストレート過ぎるのではないかと思うのだ。確かに雑誌の企画でも度々名前が浮かぶような人である。LBでも候補に挙がることがある人である。でも、いつもオレはいまいち乗り切れない。もう高田純次=適当は、語られ過ぎているし、面白くないんだよなあ……と思いつつ、本人を目の前にしちゃうと声をかけるんだから、好きなんだろうけどね~。面白い人を面白く見せるってのはハードルがとっても高い。
もうひとり、ジョー山中さんも見かけた。この人はもっと語られる(語る)べき人だと思う。声はかけられなかったけど。怖くて。

『black music from jirokichi』、ボ・ガンボス『HOT HOT GUMBO'92/93』、ものすごい勢いでツイスト各種購入。

日本語の乱れとか

2006-04-21 12:29:39 | 素日記
<前作「ゆるぎないものひとつ」から一転、アッパーハイな今作のタイトルは「SPLASH!」(6月7日リリース)。歌詞にもサウンドにも極上のハジケた遊びゴコロが配されたサマーロック・チューンで、彼らだけのダイナミックボーカルエモーショナルギターエネルギッシュサウンドを生み出している。夏に欠かせない突き抜けた爽快感が、この夏の大ヒットナンバーとなることを予感させる。>(オリコン yahooミュージック 4月21日付け)

ただでさえ片仮名が多いのに「ハジケタ」「ゴコロ」まで……日本語って難しいよね。

飲む

2006-04-18 04:38:40 | 素日記
最近緑茶ばかり飲んでいる。日本平へ行ったついでに実家に寄って茶を飲まされるということもあるし、青汁を飲むぐらいなら緑茶を飲むと言い張っていることもある。
ここのところ、打ち合わせやら取材といった仕事とサッカーを観に行く以外は(しかもほとんどすぐ帰宅)、半径1キロ以内の生活、下手したら5メートル以内の生活である。ところで酒はほとんど飲んでいない。飲むとどう考えても仕事に差し障りがあるから危険ということもある。茶でも飲まなきゃやってられんですよ。

アンドリュー・ベイヤー/山本尊『マイオールドケンタッキーホーム』(自由国民社)、山本小鉄『人間爆弾発言』(ケイブンシャ)、『Number創刊25周年記念出版 日本野球25人私のベストゲーム』(文藝春秋)、古田敦也『古田のブログ』(アスキー)、根来広光『聞き書き みんな野球が好きだった』(ホーム社)、『野球界「ドリームチーム」大全集』(ベースボールマガジン社)、『blankey jet city 1991-1995/1997-2000』(ドレミ楽譜出版)、james brown『love over due』『duets』『it's man's man's world』、miles davis『munich concert』、『ナイスの森~ナイスの森のステキな住人達~』、『TAKESHIS’』購入。

朝から力

2006-04-11 22:40:34 | 素日記
なぜか朝から『難波金融伝 ミナミの帝王』を4本続けて見る(プライド、騙しの方程式、破産 金融屋殺し、システム金融)。最初の30分で悪党が債務者をカタにハメ、中盤の30分で債務者はドツボに陥り、最後の30分で萬田銀次郎が大逆転するというパターンはまったく揺ぎ無い。それでも見てしまうのは最後に流れるリキ兄の『欲望の街』を聴きたいだけに違いない。物凄く悪そうな声を出してカラオケで歌いたい名曲。ちょっとモチベーションが上がる。
夕方、秋葉原で打ち合わせ。そろそろGW進行も佳境に入る。

clifford brown and max roach『study in brown』、ost『the hot spot』、va『blue bacharach』、miles davis『birth of the cool』『just squeeze me』、fall out boy 『from under the cork tree』、『幻の“モガンボ”・セッション'54 vol.1、2』、『dead days a grateful dead illustrated history』購入。