銀河後悔日誌、つぶやき

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放送席 悪魔見つめる 小宇宙

2007-01-14 19:46:20 | 大相撲観測日誌
 中日(八日目)。今場所も折り返し点である。満員札止め。


・幕下
 拓錦(東51)・保志光(東42)・春日国(東36)、そして市原(東10格)も全勝ターン。長いトーナメントはあと3番。


・十両
 幕下で4連勝の高見藤●。一抜けを狙ったが、大真鶴○に敗れて1敗。
 光法○で早くも7勝目。
 2敗同士は豊響○6勝目。
 豪栄道○、今日は良かったがまだ五分。幕内へ いやその前に 勝ち越しを。
 不調の白馬●で2勝6敗。
 寶智山○、また五分。
 里山●、立ち合いのタイミングが遅れて何も出来ず。
 もと関脇の隆乃若●と、もと小結霜鳥○。すっかり十両に定着してるなあ…。
 若の里○で五分。再入幕へ再起動?
 土俵際で北勝力●を突き落として、栃煌山○6勝目。これはお見事。

☆1敗:光法(東12)
☆2敗:栃煌山(西2)・豊響(東14)
☆3敗:海鵬(西6)・龍皇(東7)・将司(西7)・駿傑(東9)・大真鶴(西14)
 十両は中日はニンともカンとも言えません。4勝4敗くらいまで優勝の可能性があるし、あるいは3勝5敗でも分からない。さすがに2勝6敗はないでしょう。


 今日の中継は、1年ぶりにデーモン小暮閣下さんが登場。土俵入りが始まる時、わざわざ放送席が映る。実況岩佐アナ、解説は高砂外報(…はあの団体か)じゃなかった広報部長。正面に北陣さんや十両解説の錦島さんあたりが向正面にいて欲しかったのに…とは言いますまい。割りと普通の放送でした。
 ちなみに、本日の記事タイトル「悪魔」は季語ではありません(笑)。


・幕内
 今日は幕内の北桜●。同い年の皇司○戦だったが、残念ながらあっさり敗戦。
 春日錦○が3敗を守る。

 横綱土俵入りの話題。一門や師匠によって、型(雲龍型と不知火型)が決まっていくので、基本的に本人が自由に選ぶものではない。それは指導者(基本は師匠、大関以下の場合は一門の横綱経験者)の型を踏襲しているので、そういう意味では、「型を絶やさないように」と敢えて不知火型を選んだ若乃花[勝]は異例といえようか(弟は雲龍型を選んでいるし、大師匠の先々代二子山(もと横綱若乃花[幹 初代])も雲龍型)。

 潮丸●は3敗に後退、時津海○も3敗。
 どっしり岩木山●と好調の玉乃島○。長引いたら岩木山有利…であるが、玉乃島が7勝目。
 先場所は“逆栃錦”(8連敗7連勝)の白露山○。今場所は好調(?)でもう五分。
 これまで危ない相撲も危うく残し、今日も危ない危うい中を残ったり残れなかった…ら玉春日●ついに1敗。初場所初日からの連勝記録は「7」で止まった。8連勝を下回ったのは、平成10年の「4」以来。
 さて、1敗の豊ノ島。粘っても●でした、2敗。

 好調高見盛○、6勝目。微妙に優勝争いに絡んでいる。“甥弟子”の活躍に高砂さんは?
 旭天鵬○に敗れて五分になった豊真将●。しかし深々と礼をして帰る。黒星に 禍根残さず 潔し。
 黒海○と出島●。動きが止まって長くなったが、一瞬の好機を逃さず黒海が一気に寄り切った。
 ここ2場所 中日以降は わずか2勝。琴光喜は今場所ペースが遅いが、今日は●で3敗。ピッチを上げて、あと3番を目指して欲しい…かな?
 どちらが三役明け渡しに王手をかけるか、注目の(?)一戦。雅山○が露鵬●を簡単にすくい投げ。

 出ることに意義がある、と平幕並みの栃東●は五分に戻った。確かに休まないのは立派だが…?
 変化? の安馬○、琴欧洲●3敗。しかし良く見ると変わったわけではなく、普通に攻めているところに全くついていけていない欧洲。これが最初から飛ぼうと企むものとの違いか。
 琴奨菊●が2回突っかける。ゆっくり気味に立った3度目は逆に遅れ、千代大海にあっさり押し出された。千代大海○の巧さというか、奨菊の若さというか。分かりやすい、本日向きの相撲でした。
 大関同士の対戦。今日は万全の体勢になった白鵬○、魁皇●。

 先々場所は完敗、先場所は奇襲の朝青龍。しかし今日は全く問題にせず○、稀勢の里●はわずかに勝負を長引かせたが、駄目押しを受けて完敗の中でもさらに見事な負けっぷり。

☆1敗:朝青龍(横綱)・玉春日(東11)・玉乃島(東14)
☆2敗:千代大海(大関)・高見盛(東5)・豊ノ島(西9)

 3敗力士の優勝はありません(キッパリ)。

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