木燃人の波止場

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谷汲踊り・谷汲豊年祈願祭 (No 1723)

2018-02-25 08:00:00 | 祭、イベント

 揖斐町谷汲にある元「谷汲駅」(谷汲鉄道はH13全線廃止)前広場で行われる、豊年祈願祭を見るために、2018.02.18(日)食事会と称し我ら仲良し三人はやってきた。(西美濃で食事会 シリーズ14-3)

  豊年祈願が奉納されるのは華厳寺であり、寺の詳細は下記を参照されたし。
   紅葉   http://blog.goo.ne.jp/mokunen33/d/20121122
   概要   http://mokunenblog.jugem.jp/?day=20091108

  祭りは今日11時から先ず最初に、ここで開催されるが、元駅前広場には、祭りの主役として使われる、鳳凰の羽に見立てたいう「しない」が準備されている。 縦にして下の赤い部分を肩と腰に当てて、紐で体に括り付けて踊るのであるが 結構重そう!。

  胸に太鼓を付け、いでたち完成!。

 

 12人の踊り手(全員男子)が揃い、俄造りの舞台からは、保存会からの開会のあいさつのあと、数人のお年を召した歌い手と笛が鳴り始め、太鼓とともに「谷汲みおどり=豊年祈願祭」が始まった。

 揖斐川町のホームページによれば・・・

12人の太鼓打ちが胸先に吊るした大太鼓を打ちならし、背に負った「シナイ」を豪華に揺さぶりながら踊ります。シナイは4m程の竹を細く割り裂いて広げ、扇状に束ねて作ってあり、竹の1本1本には切り紙をびっしりと巻いて、華やかな縞模様になっています。
昭和33年岐阜県重要無形民俗文化財第1号の指定を受け、岐阜県を代表する郷土芸能になっています。
2月の豊年祈願祭のほか、春のさくらまつり、秋のもみじまつりのときに上演されます。

  壇ノ浦の戦いに勝利した源氏の武将達が凱旋の際に踊ったのがその起源とされている。 途中途絶えていた時期もあり、また、雨乞いの踊りとされた時代もあったようであるが、今は保存会による、「豊年祈願祭」とされている。

  踊りは極めて単純ながら、「しない」同士が接触するとサラサラと独特の音が時々発するのが、とても印象的であった。

 

 踊りが済んだあとは、にこやかに写真撮影に応じてくれたお陰で、どこかのおじさま達もご満悦であった。

 

  ここにも「ゆるキャラ」はちゃんとあった!。

  今日の「豊年祈願祭」は、このあと、華厳寺の門前駐車場で13時から、そのあと、華厳寺の仁王門前で14時から奉納されるそうである。

 

 「第14回食事会」

 今朝は早起きしたので、今はまだ午前11時ながら早くも空腹を覚えたので、 食事代わり?として、祭にきたのだから屋台の芋汁とお稲荷さんさんと・・・・ 

  お茶代わりのコーヒーで・・・・

  ・・・はい、豪華なお食事会を、寒空に冷房完備の屋外で開催したのであった。

 

 

 「谷汲みおどり」はこのくらいにして、我々は次の”取材地”大垣方面に向かった。

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