木燃人の波止場

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843 ネパール紀行⑳パシュパティナート

2012-12-22 08:00:00 | 旅行記

旅行6日目  2012.11.18(日) カトマンズ市内観光

 シヴァ寺院とパシュパティナート(火葬場)

 

観光ツアーとしては少し異色と思われる火葬場にやってきた。

川の両側に、少し突き出た舞台のようなものがあるが、ここがそれぞれ火葬をする場所であり、ここでは親類縁者によって火葬の儀が行われる。

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川は聖なる川「ガンジス」の支流であり、死ねば自然に帰るとして、燃やした灰は、供え物や纏っていた衣類とともに全てこの川に流す。だから、ゴミ放題ではなく死者と共に自然に帰るためのもので神聖なのである。なお、食べ物は野良牛や猿の食糧になり、下流では歯の金を拾う人もいると言う。

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下の写真、中央の白い建物は病院であり、まだ死期が先の人がここにいるが、治療目的でなく、死を待つための病院と言う訳だ。

死期が近ずくと、病院から出て死に装束に変えられて死を待つのだ。親類縁者が泣くのはこの時までであって、死後は泣いてはいけないと言う。今も盛んに女の泣き声がするが、もう間もなく召される人がいるのであろう。

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下の写真、左は全てが終り、火がつけられた所であり、真ん中は、積まれた薪の上に死体が載せられ(足が見える)、水に浸した藁で体全体を覆い、新聞紙などに火を点けて薪の下から燃やすのである。右はまだ薪だけが積まれただけの状態であるから、間もなくここに乗る人が近くにいるのであろう。

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葬儀が終わったのか、あるいは法事をして、故人を忍んでいるのである。

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 聖なる川の水であるが・・・・・。

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下は故人を忍ぶために記念に建てられたもので、墓ではないのだそうだ。ここでは骨を拾う習慣はないとのこと。

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観光ツアーとは言うものの、人々が最後の別れをする現場に来て、その一部始終を知って、生涯忘れる事の出来ない感慨を胸に、火葬場をあとにした。

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