しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

シイタケを作る

2022年03月18日 | 農業(農作物・家畜)
かつて、わが家の晩秋の仕事の一つにシイタケの菌の植え付けがあり、
子どもの私もかり出された。
ドングリの木(アベマキ)を切り出すことからはじまり、原木を担いで下す。
手回しドリルで穴をあけ「種駒」を詰め込んだ。
かつてはコナラ、シイ、クヌギの風倒木や切株に自然発生するものを採取していたが、
江戸時代に菌の発生を促進する方法が述べられている。
昭和18年に「種駒」を原木に植え付ける方法が開発されて、シイタケ栽培は飛躍的発展を磨げた。

「岡山の作物文化誌」 臼井英治 岡山文庫 平成18年発行


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(父の話)

何処の家にもちいとずつつくりょうた。
売らずに、自分の自給ように。
たべりょうじゃ。

今年も作ってうえときゃなあいけん。へぇ原木がのうなりだした。

談・2000・12・17


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シイタケ(椎茸)

香り高く風味もよい。
日本特産のキノコ。
シイタケはシイ、ナラ、クリ、カシなどの木に春と秋に自生する。
冬のものは肉厚で最高級として出荷される。
室町時代から食べられており、
江戸時代には栽培もおこなわれていました。

丸ごとか、スライスして、
セミドライは数時間、完全に干すには2~3日が目安。
失敗が少ない。
「野菜まるごと辞典」 成美堂出版 2012年発行


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