しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

「天空の城」に登る 竹田城

2020年10月27日 | 「天空の城」に登る
竹田城
兵庫県朝来市和田山町竹田


「日本のマチュピチュ」とも呼ばれる竹田城。
登城へのスタートはJR播但線の竹田駅。

駅のホームから石垣が見える。あの場所を目指す。






竹田駅の駅裏から始まる登城への道。










天空の城「竹田城」、
山頂の石垣群が魅了する。







無名だった「竹田城」は、角川映画の「天と地」」のロケ地で知られるようになった。
それもカナダロケのおまけのロケ地で報道された。




その後、写真展や写真雑誌で対岸の山である「立雲峡」から雲海と石垣の山城を写した写真が、
この竹田城を全国区の観光地に押し上げた。

写真家が観光地にした。










現在は入城料が必要だが、通路や安全施設がかつてに比較にならい程整備されている。
観光ガイドさんも待機している。





登城日・2009.7.4ほか

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「天空の城」に登る 矢筈城

2020年10月25日 | 「天空の城」に登る
矢筈城
岡山県津山市加茂町山下


「矢筈城」は、美作の山中に聳え立つ、まさに”天空の城”。


矢筈城の麓に加茂川が流れ、因美線「松ボウキ橋梁」。











正面の山が矢筈城。
標高は756m。比高410m。

この城は羽柴秀吉の中国攻めにも耐えたことでも知られる。
難攻不落の城。


とにかく、高くて、険しい。










山頂が近くなると、堀切や石垣が幾重にも本丸へつづく。

山頂本丸からは中国山地の山々が望め、下を見ると、この城の高さを実感する。

岡山県指定の史跡、最強の山城かも知れない。





登城日・2015.4.18

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「天空の城」に登る 津和野城

2020年10月25日 | 「天空の城」に登る
津和野城

島根県鹿足郡津和野町後田


観光都市、石見の国の津和野に聳える津和野城。





お城は鎌倉時代に築かれていたが、近世の城は坂崎家三万石の城。
坂崎家とは、”千姫様”の救出で有名な坂崎出羽守直盛。

その後、因幡国鹿野藩から亀井政矩が4万3千石で入城し、幕末まで続いた。
末裔の方は国会議員で活躍している。







太皷谷稲成神社に登山口があり、山頂へ道が続いている。
登城の道の上を、観光リフトが上下している。










山頂の石垣群は迫力がある。
出丸・三の丸・二の丸・本丸と石垣が連なる。









山陰地方の田園風景。
津和野の町、JR津和野線、前に聳える青の山。
すばらしい展望を楽しめる。





登城日・2011.10.27

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「天空の城」に登る 鬼ノ城

2020年10月25日 | 「天空の城」に登る
鬼ノ城(きのじょう)
岡山県総社市鬼城山


吉備路サイクリングロードから見る古代山城「鬼ノ城」。
お城が築かれた頃は、この付近は海。






山の麓(海岸線)だった場所に「砂川公園」という大きな児童公園があり、そこが駐車場兼登城口。
砂川公園からスタートして、経山を越えて鬼ノ城山へ向かう。







経山から鬼ノ城を見る。







「鬼ノ城ビジターセンター」に着いたら、そこが鬼ノ城の入口。



鬼ノ城は大野城と同じく、大唐帝国の倭国侵攻に備えた古代山城。
石垣が延々とつづくのが見どころ。

お城の周囲は約3km、城門が4ヶ所。
標高は400m。













鬼ノ城は海からの敵に備えた城だが、その海は城門に立っても望むことはできない。
海は陸地化し、総社市や岡山市や倉敷市を構成している。

晴れた日には四国の、小豆島・屋島・五色台を見ることができる。






登城日・2013.1.31
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「天空の城」に登る 常山城

2020年10月24日 | 「天空の城」に登る
常山城
岡山県岡山市南区灘崎・玉野市常山


岡山平野の南に、山の姿が美しく「児島冨士」と呼ばれる山がある。
それが「常山」で、戦国時代は常山城。










常山城は天正3年毛利に攻められ落城。
城主・上野氏は城で腹を斬り、姫と侍女34人が奮戦し討ち死や自害した。

34基並ぶ、「女軍の墓」。







常山は眺めもいい。


南の玉野市と瀬戸内海方面を展望する。








東の児島湾方面。

藤田伝三郎が、日本の大規模農業化を目指した干拓地がどこまでも広がる。





登城日・2007.3.17ほか

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「天空の城」に登る 若桜鬼ヶ城

2020年10月24日 | 「天空の城」に登る
若桜鬼ヶ城

鳥取県八頭郡若桜町若桜


若桜の町並みの、どこからでも鬼ヶ城が見える。







城は鎌倉時代からつづき、江戸時代の初めに廃城となった。
戦国時代には尼子の山中鹿之助が城取りをしたり、毛利と織田の攻城戦もあった。

今は石垣の遺構が多く残ることで知られている。







本丸からの眺めは素晴らしく、若桜市街地をはじめ鳥取県や兵庫県の山々が望める。
季節によれば雲海もみえるそうだ。





登城日・2013.7.17

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「天空の城」に登る 大野城

2020年10月24日 | 「天空の城」に登る
大野城

福岡県太宰府市・大野城市


史跡”太宰府跡”。
後方の山が、古代山城”大野城”。
標高410mの山の、山頂付近を周囲7kmにわたり強固な城が残っている。







大野城には、太宰府跡から登城の道が整備されている。
ただ登って行けばいい。大野城に着く。









城は大唐帝国から防御が目的で、岡山県の鬼ノ城や香川県の屋嶋城と同時代のもの。
大和朝廷の国家事業。






この場所に来てみれば、
玄界灘が見え、国家存亡の興廃を掛けた山城であることが容易に想像できる。


玄界灘から寄せる敵に、”水城”で防御する。
水城が破れたら”大野城”で守る。












城の規模は戦国時代の小田原城や大坂城にも匹敵するそうだ。

城門跡や石垣が残り見どころ満載の史跡となっている。





なお、整備された道は下れば太宰府天満宮に着く道で、健康にも観光にも適した古代山城だ。



登城日・2014.1.12


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「天空の城」に登る 佐伯城

2020年10月23日 | 「天空の城」に登る
佐伯(さいき)城

大分県佐伯市西谷町


佐伯市の「歴史と文学のみち」。
正面の山が佐伯城。








標高は約140m、毛利氏2万3千石のお城。
豊後水道を眺めながら登る。







山頂はぐるりと石垣に囲まれていて壮観な造り。
その中央に天守台がある。








海側は城下町と島々が望める。
青い海は現在、西日本有数の養殖漁場になっている。






登城日・2013.2.20

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「天空の城」に登る 神辺城

2020年10月23日 | 「天空の城」に登る
神辺城
広島県福山市神辺町 


旧山陽道の神辺宿から神辺城を見る。
福山城が今年、築城400年。それ以前は備後地方の中心であった神辺と神辺城。







城は南北朝時代に築かれ、福山城の築城に伴い廃城。
その際神辺城から一番櫓・二番櫓・三番櫓が福山城へ移築されたと伝えられる。








現在城跡は桜の名所。
近年は初夏のアジサイロードも有名になっている。





登城日・2014.4.13ほか

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「天空の城」に登る 猿掛城

2020年10月23日 | 「天空の城」に登る
猿掛城

岡山県小田郡矢掛町横谷・倉敷市真備町



正面の山が猿掛城。
高松城水攻めの際、毛利輝元の本陣になったことで有名な山城。


(矢掛町・吉備真備公園より)




元は鎌倉時代から15代、この地を治めた庄氏の城。
小田川の右岸に沿って聳える。








山頂が近くなるころ、幾重にも曲輪が重なり本丸へつづく。
堀切や石垣も残り、山城の雰囲気をよく残している。






登城日・2012.12.24

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