しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

岡山師範学校の教育方針(昭和19年)

2015年05月26日 | 昭和16年~19年
当時の学校は国民学校から大学まで、すべて

日本は一等国であり正義の国であること、
栄えある皇国民であること
死生感を確立・覚悟を持つこと、

が教育であったが、一例として師範学校の方針を挙げる。



1・国体に対する信仰に徹せしめ、皇国民としての死生観を確立せしめん。
2・科学技術の体得を通じ、国防能力の強化に参ぜしめせんとす。
3・勤労動員に協力し、生産活動を通じ戦力の増強に挺身せしめんとす。
4・軍事教練に力を注ぎ、直ちに第一線場に立ちて敵を破砕するの実力を修得せしむ。

(岡山市戦災復興編より転記)
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