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マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

菟田野古市場行きの往路に見た都祁吐山北の稲架けは復路時間帯に跡形もなく

2024年02月09日 08時12分50秒 | 奈良市(旧都祁村)へ
東京千里眼監修濃厚ラーメンニンニク醤油味を食べていた車中食

落ち着きのある景観に車を停めたその場は、榛原高塚に鎮座する八咫烏神社の鳥居。

国道に面したそこでお昼を摂っていた。

食事を済ませて車を走らせた。

弓なりカーブに見た稲架け。

その位置は、左側に所在する民家も見える地。

目指していた目的地は、まだまだ先にある宇陀の菟田野の古市場。

約束の時間までは、若干の余地はあるが、約束の時間に遅れてはもともこうもない。

心に余裕ができるのは、古市場に所在する民家の民俗取材を終えてからだ。

取材を終えて、再び都祁吐山の地。

東側にあった民家を目指した。

近づけば、近づくほどに圧倒される茅葺民家。

立ち止まって、聞き取りもしてみたい民家。

左手、遠くに見える民家は、なんとなく動きがない。



その奥、かすかに見えたが、はっきりしない。

ずっと奥に車を進めたいが、夕暮れ近い時間帯。

今日は、諦めて、路なりに迂回に、再び国道に入るのだが、その途中の景観。

じっくり拝見したい都祁吐山の景観。

大きく変貌はしないだろう。

国道を越えて西側の地に見た稲架け。



私的には、珍しくはないは、ガードレールを使った稲架けも暮らしの民俗と、思って撮っていた。

実りの柿の7色も入れてとった都祁吐山の田園景観。



晴れの日だったら、もっといい。

贅沢はいわないが、向こうの山々も気にかかる。

ぐるっと、吐山を廻ってきた。

そこで停車した。



山麓に佇む家。

昔は、茅葺民家だったような気もするが。

そこは、稲刈りも稲架けもまったく動きがない。

跡形もなく消えた。

で、あれば今季の稲架けは、今日で納めどきであろう。

菟田野・古市場で取材している時間帯に片付けたようだ。

時間帯は、午後4時半。

ハンドルは、帰路の道程に向けた。

(R3.10.24 SB805SH 撮影)

菟田野古市場通りの米穀燃料店・神棚に張りだし造りの御供棚

2024年02月08日 07時35分18秒 | 民俗あれこれ
数年前の平成28年の6月12日。

取材地は桜井市の笠。

地区の行事に「テンノオイシキ」があった


漢字で表記すれば「(※牛頭」天王社の会式」。

神社行事であるが、仏式用語の会式。

民俗行事に拝見したかった藁つくりのカタチ。

編んだ藁は4種類。

一足半の牛の藁草履に人が履くような藁草履。

その藁草履は三つのカタチ。

子どもの藁草履に、女の藁草履。

さらに男の藁草履。

他地区では見られない藁つくりのカタチ。

それらすべてをつくり、会式に奉納された男性。

お家にあがりや、と云われて入った室内に見た神棚。

神棚の前、少し離して設えた板一枚の御供棚。

はじめて拝見した暮らしの民俗


いずれもブログに公開した貴重なあり方。

妻の実家にも同じような形態の神棚・御供棚がある、と伝えてくれた知人のNさん。

その後も、同様の事例も見つかった。

地区は奈良市中山町。

ご自宅拝見までは至らなかったが、男性が話してくれたそのカタチをイラスト化して、見てもらったら、これだ、といってくれた箱型のような御供棚


天井から1本の吊り棒があった。

神棚とは別に設えた箱型御供棚は、ボルト止めした鉄製の吊り仕様。

吊り位置は中心だからくるくる廻る造り。

その事例と、よく似ている御供棚は、大和郡山市雑穀町にあった。

お家行事のサンニンサン取材の際に、話してくださったかつての形状。

当時をとらえた写真も拝見した。

これら、仕様の違いはあるが、神棚から少し離した場に設えた別途構造の、いわば張りだし造りの御供棚。

お家のあり方だけに、事例はどれほどあるのか、それさえさっぱりわからぬ暮らしの民俗。

以前、妻の生家にある、と伝えてくれた高取町に暮らすNさんから、10月はじめのころにメールをいただいた。

「ブログで神棚のことを書かれていましたね。いつでも来てください、といいながら中々実現してません。だいたいは、毎月1回に家内の実家に母親のご機嫌伺いに行っています。ほとんどが日曜日の訪問ですが、今度の訪問時に来られますか?今のところ、24日の午後が有力です・・・」。

続けて「第三日曜日は、いつも宇太水分神社の秋祭りでお渡りや太鼓台が出て賑やかなのですが、今年もコロナで、神事のみの祭事は17日になるようです。ですから、訪問日を1週間延ばそうか、と家内と相談しています」と、あった。

調整した来訪日は10月24日の午後。

歴史も文化も記載されている「まちづくりマップ 菟田野古市場」裏面に生家が載っている、という地図を確認して出かけた。

その通りも、宇陀市菟田野古市場の地に鎮座する宇太水分神社も存じている。

平成17年の2月7日、ずいぶん前になるが、宮司お一人で祭礼をしていた年頭に豊作祈願する御田の祈年祭を拝見していた

本日の行先は、地元宇陀の地に商売されていた米穀燃料店。

ご挨拶に伺った米穀燃料店は、知人のNさんの妻の生家。

店主は、分家四代目の昭和33年生まれのYさん。

N妻の弟さんが継いできた米穀燃料店。

本家は、当家より西に建つ3階建ての家屋。

Nさんは、数年前から神棚に張りだし御供棚を私に見せたい、と伝えていた築造140年の建屋。

大正時代の建屋にある、と云われて案内された座敷。

まさに、これだ。



正面から拝礼、拝まさせていただいた神棚。

その前に設えた御供棚。



2段構造が見える正面から、左から寄って撮った神棚と御供棚の配置関係。

お燈明などを置く張りだし型の御供棚は珍しく貴重な神具。



一歩、下がって底面を拝見する。

神棚と御供棚との間隔がよくわかる。

天井から下げる支柱は、左右にそれぞれに一本ずつ。

天板がある御供棚の構造は桜井市の笠で拝見したカタチと同じようだ。

出入口から入室したその部屋は、かつての帳場であろう。

商売している感がある昔ながらの雰囲気を醸し出す。

帰り際にもらった実成りの柿は、N家で採れた柿。

自宅の畑に育つ甘柿は2年おきの実成りに収穫する。



お土産にいただいた甘柿。

数が多くて、ご近所さんにおすそ分けした。

(R3.10.24 SB805SH 撮影)

JAファーマーズマーケット・直売所おうみんちの美味し食材

2024年02月07日 07時44分54秒 | あれこれテイクアウト
予定もしなかった余った時間に、どこへ行く。

琵琶湖博物館の入館時間は予約していた。

私の希望時間は午後1時半。昼食にどれほどの時間を費やすのか、行ってみないとわからない。

ギリ、ギチの時間帯になるかもしれない、と予定は多めにとっていた。

相方が、話してくれたパパイヤ

なんでも道の駅に栽培しているパパイヤがあり、それを売り物にしているようだから、買ってみようか、と・・。

到着前に調べた該当の道の駅は火曜日が定休日とわかって、ハンドルをきった。

ここら辺りをよく知る相方は、直ちに行先を替えた。

到着した地産地消のお店は、JAファーマーズ・マーケットが直売する滋賀県最大規模の「おうみんち」

所在地は、滋賀県守山市の洲本町。



えっ、ここにも洲本の町がある。

関西人にとっては馴染のある洲本は、淡路島の最南端。

地名に関連性があるのだろうか。



ま、ソレはともかく店内をぐるっと回って買った三品。

たくさん入った里芋が、100円。

75円のおかひじき。



これらは調理せなあかん食材。

おふくろも食べたくなる漬け物もあればいいな。

と、いうことで選んだ2品は、美味しかぶのあっさり漬けにつぼ漬け。

いずれも調理済の商品だけに194円。

手頃な品を販売していた直売所おうみんちに感謝やね。

まずは、はじめに口にした我が家の味つけ調理もん。



大好きな麩を浮かしたおかひじき入り味噌汁。

おかひじきは、なんにでも合うスーパー野菜。

これまで、度々口にしていたからわかるおかひじきの良さ。

もう一品が、朝の白ご飯に食べたくなるきくらげ入りつぼ漬け大根。

きくらげのコリコリにガリガリ、バリバリ感が嬉しい大根のつぼ漬け。



かつやが提供する割り干し大根漬けも美味いが、JAファーマーズマーケット・直売所おうみんちのきくらげ入りつぼ漬け大根も旨い。

次に食べた美味しかぶのあっさり漬け。

旨いがな。

かぶそのものが美味しいんだろう。

あっさり漬けが、ちょうどいい。

いうたら、どれもこれも旨いがな。

(R3.10.26、27、30 SB805SH 撮影)

滋賀県守山・3周年のうちのラーメン我豚の我豚ラーメン

2024年02月06日 08時32分19秒 | 食事が主な周辺をお散歩
琵琶湖博物館に展示されている「湖国の食事(いくじ)」に附属する民俗、特に行事食をテーマにした写真展がある。

撮影は、滋賀県の民俗を主に取材・撮影してきた写真家のKさん。

博物館内に大きなパネルを設置。

そこに掲示した82枚の写真を拝見したく奈良からやってきた。

滋賀県草津市下物町に立地の琵琶湖博物館


午後の時間帯に拝見したく同行させていただいた。

奈良の自宅から出発し、午前中に着きたい博物館は、いかに遠い国か。

無理をせず、正午辺りに着き、食後に拝見することにした。

その食事処はどのようなお店がいいのだろ。

正午時間に営業している食事処。

博物館立地の下物町には食べたくなるような食事処は、ネットではが見つからない。

エリアを広げて探した守山市。

見つかったラーメン店が3店舗。

一つは、滋賀県守山市浮気町にある「うちのラーメン我豚(GATTON/がとん)」。

フレンチホワイトクリーミスープのラーメンが美味そうだ。

2店舗目は、守山市木浜町に営業している「ラーメン藤」。

麺固、葱増し醤油チャーシュー麵が売り。

予備の予備にした3店舗目は、守山市洲本町にある台湾料理店の「久香亭」。

人気はありそうだが、辛めの台湾料理はどうなのか。

「ラーメン藤」は、700円のチャーシュー麵に、にんにくたっぷりの餃子の組み合わせ。

美味そうな餃子は250円だが、展示拝観に支障をきたすのでは、と思った。

相方の了解を得ず、勝手に決めつけはできない。

相談の結果、決まったお昼の食事は、女性向きのフレンチホワイトクリーミスープが人気の我豚ラーメン

食べログ映像を見てわかる真っ白なスープ。

奈良県内にも真っ白はフレンチスープ仕立てのラーメンを提供するお店がある。

奈良県の川西町結崎にある「麺~leads~なかの」。

常に待ち行列状態のお店。

一度は入店したくなる期待のラーメン

レアチャーシュー味に再来店したいお店。

天理嘉幡の麺匠「はなみち」もレアチャーシュー。

白湯スープじゃないが、特上しょうゆ味は、もっぺん食べたくなる


私のお奨めは、田原本町阪手の「暁 製麺」が提供する鶏白湯スープ。

鶏豚だしらぁ麺が好み。

野菜入りにレアなチャーシューも旨い


市販されている袋麺で売っているラーメン「みつ葉」の白湯スープも侮れないが、なんせ入店したことがない。

滋賀県・守山の行先は、レアなチャーシューに白湯スープが特徴とわかった我豚ラーメンを提供する「うちのラーメン我豚(GATTON)」に決まった。

道先案内は、カーナビゲーション。



森山駅から東方角。

向かいに立体駐車場設備をもつ「パーキング゙なかきた」がある吉川ビルの1Fにあるお店。



30分の駐車時間に100円の料金。

大阪では考えられない格安の駐車料金にびっくりする。

その駐車場に停めた場合は、30分が無料になる券を発行してくれるらしい。

青信号を渡った左手にお店の看板がある。



表記は「うちのラーメン」だ。

お店の向こうに見える看板。

おばんざい「笑食母」と書いて”えくぼ”と読ませるお店になぜか興味を惹かれる。

ドアを開けた入口左に設置された券売機がある。

人気一番のメニューが800円の我豚ラーメン。

他我豚ラーメンは、他にも1050円のスペシャルもあれば、1000円丁度のナイスつけ麺もあるが、標準、つまり並みサイズの我豚ラーメンのボタンを押した。

紙幣投入は千円札のみ。

大きな万札とか五千円札では券売機が受け付けない。

だから両替機はあるが、小銭を投入することはできない。

すべてが札の取扱いしかできない券売機ってあるんだ、と思ったが上部左にあった。

10円、50円、100円、500円硬貨まで。

1円玉、五円玉ごめんやっしゃだ。

テーブルカウンターに着座し、発券した800円の我豚ラーメンを厨房にいる店員さんに手渡し。



これでラーメンが喰える。

ほっとしたところで先に行くべしトイレ急行。

戻った席には遮蔽壁がない。

あるていどのソーシャルデイスタンスしている座席間隔であるが、壁はない。

注文してから配膳までは10分ほど。

その間にカウンター越しに見ていたホワイトスープの泡立て。

ハンデイタイプのエスプレッソメーカーを使って泡立てる。

その結果、クリーミーなスープが誕生する。

同じような機械を使った泡立て処理は、「麺~leads~なかの」でも拝見したことがある。

洒落た形でなく、昔からあるようなハンデイミキサー。

つまりは撹拌機


回転軸が長いブレンダータイプ。

クリーミーさを生み出すきめ細やかなミキサー
なんだろうな。



配膳された800円の我豚ラーメン。

白濁感がただならぬ旨さを訴えていたラーメン


レアチャーシューも旨そうだ。

ひと口、食べた麺。

まさに鶏白湯味。

スープも麺も旨い。

評判どおりの旨味に、ここで間違ってなかった。

相方も喜んでくれたクリーミーな食感に堪能してくれた。

レアチャーシューは、やや厚めの肉。

食べ応えあるレアチャーシューは2枚。

肉厚チャーシュー肉は田原本町、天理で味を提供するラーメン屋さんで食べたものとほぼ同じクオリテイがある。

比較的厚めのレアチャーシューは初めて。

食べよけのあるチャーシュー肉。

メンマも特徴的。

柔らかな長太メンマも旨い。

泡立て時間が少ないようにみえたが、ミルク色に輝くホワイトでもないが、味は美味い。



味替えに胡椒オイルを落としてみた。

胡椒をオイル漬けした味ってどんなん。

それがなんと、粉胡椒よりも効き目が強い。



こんなオイル漬けは、初めて。

一般市販品にあれば是非とも買いたい逸品。

お店は、奈良県から遠いが、みつ葉のように市販化してくれたら嬉しいんだが・・・

開業されて3周年。



今後、益々のご発展を祈念に伝えてお店を出た。

(R3.10.26 SB805SH 撮影)

大和郡山うなぎの大門のうなぎ丼定食(竹)

2024年02月05日 08時26分31秒 | 食事が主な周辺をお散歩
うなぎの大門に出かけて食事するのは何年ぶりになるのだろうか。

直近でいえば平成26年7月31日。

息子も一緒に食べた


それ以前であれば、祝いに食事を誘ってくれた平成23年の4月6日

入店に初喰いのうなぎの大門といえば、平成22年の6月30日

この日のかーさんは、ご近所さんと連れだって出かけた女子会。

久しぶりに味わうカレーが美味いインド料理を提供するミラ
ン。

じゃあ、久しぶりに味わいたいうなぎ料理。



うなぎといえば、うなぎ専門店の大門。

初の独り食事、自由きまま。

10月末で賞味期限がきれる市発行の500円割引クーポン券を使い切り。



2千円以上になる注文メニューは、2250円のうなぎ丼定食(竹)。

うなぎが半身のいわゆる並みランク。

丸々一尾のうなぎなら松。

下の梅はそれらより極端に少ない、ちょびっとの量を愉しめるうなぎの味。

中間とってうなぎ丼定食(竹)を注文した。



定食の竹は、うなぎ半身。

だが松なら丸々一尾のうなぎ。

逆に梅は、1/4之量。

お財布の中身と相談しながら注文だな。

かれこれ数年間。

テレビやラジオメデイアに取り上げられること多く、お客さんの入りもうなぎ登り。

尤も味そのものが評判だから入りは絶え間なくが・・。

相変わらず口コミは今も高評価だ。



うなぎの大門に「うなぎ料理の歴史」を伝えるパネルを置いているが、じっくり読まれる人は多くはないと思う。

どこの歴史書かた出展された文なのか、不明であるが石麻呂に大伴家持も詠んだという食の鰻。

宮中に居る万葉人は、民と違って贅沢だったのだろう。

関西からはじまったとされるうなぎ料理。

料理人がだれであったのが言及はされていないが、語に「まむし」。

白ご飯にまぶして食べたことから「まむし」に訛った、というのも一諸説。



およそ10分後に配膳されたうなぎ丼定食(竹)。



うなぎの皮がパリッパリ。

うなぎ汁がジュワ。

タレに塗されたうなぎ丼が美味い。

半身が竹なら、一尾丸まるなら松。

お値段はぐんと上昇するから注文しなかったが・・・



ぷりぷり食感の甘海老。

中型サイズの甘海老なら開きにしても旨いだろうな。

意外と旨かったもずく。

スーパーで売っているカップ入りモズクは、酢が濃いから、喉を通るたびにごほんと咳がでるが・・このもずくは実にまろやか。

揚げ茄子に田楽味噌。

もうちょっとほしいな。

パイナップルも、また優しいフルーテイ味。

皮を剥いて食べる白身が美味いデザート。

せめて切り込みでも入れてほしい。



肝吸いはだしが足らん。



どっちかといえば湯にうなぎの肝が浸かっているような気がする味のないすまし汁だね。

玉子焼きも味のない食べ物。

どこか、みな上品な仕上がりにもの足りなさを感じる。

支払いは市が発行したプレミア商品券。



市内にお商売している店舗の力添えに、と全戸に配布された『元気城下町発・未来行チケット第2弾』クーポン券を利用した。

(R3.10. 6、25 SB805SH 撮影)

2021矢田の里は原風景④矢田の里はハザカケいっぱい

2024年02月04日 07時47分45秒 | 民俗あれこれ(干す編)
昨年の10月23日。

かーさんを送迎した卓球会場。

時間的に余裕があったので、ここ矢田の里をめぐってみたくなった。

まさか、であった。

施設から数百メートル。

広がる田園地は、矢田の里。

そこに相当数のハザカケをしている、とわかった


それから1年後の今日。

同じ日に、合わせたワケではないが、パソコン作業に余裕ができたので、ちょっと出かけてくる、と伝えて車を走らせた午前11時。

「金魚スクエア」の北門の前。

そして南矢田集会所の前も通りすぎた、そこに拡がる田園の地。

青空の下。

里山ぜんたいに据えたように見えたハザカケの列、並び・・・

稲刈り、終わった田もあるが、それらは上の段丘に架けた、と思う。



その段丘に移って眺めてみたハザカケ。

綺麗に、ほんとに綺麗に架けている。

右に矢田寺へ向かう里道がある。

さらに、その上の段丘には建屋が並ぶ民家がある。



雰囲気から、見てきたハザカケを所有する民家のような気がする。

広地に一時停車していた車。

再び移動した、上の集落。



右下に見た稲田。

稲刈りの途中で手を止めたかのように見える。



刈り取りした稲は、右の建屋前と左手に分けて立てていた。

少し下がって引いて撮った花は、たぶんにカタバミ。



植えていたタネが飛んで、ここに着地。

芽が出て根を下ろしたカタバミ。

腰を据えて撮っていた。

さらに上にあがったが、ハザカケをしている場は、ここまでだ。

例の辻の地蔵さんを越えて広地にUターン。



先ほど、拝見した民家からみれば、東南の方角。

施設「金魚スクエア」が建つ敷地全体が、大和郡山総合公園

金魚すくい選手権が行われる多目的体育館もあれば、かつてはプロ野球(※阪神タイガースや南海ホークス、近鉄バッファローなどのオープン戦)も利用していた市営球場。



平成28年4月からは、愛称が「ならっきー球場」になった。

高校の野球部に所属していた長男、次男ら、その友人たちの応援に来たこともある。

現在は、落雷によって電光式スコアボードが損傷。

以降、市の財政難もあり修理に至ってない。

尤も、球場の完成が昭和59年(1984)。

不使用に老朽化が広がり40年も経てば観客席のベンチも経年劣化。

スコアボードだけの問題ではなくなった。

ただ、グランドは練習試合ぐらいなら利用できるらしい。

ここからでは公園全体は見えないが、東側に多目的運動場トテニスコートもある。

私が立つ位置は、矢田南・清水垣内。

ほぼハザカケ全域と思えるくらいにいっぱいあるハザカケの全貌がわかる美しき眺望地。

全景をとらえるには、空中をいかんなく飛ばせる手動式機械・ドローンの手を借りねばならない。

(R3.10.23 SB805SH 撮影)

ファミリーマート都祁白石店の東京千里眼監修濃厚ラーメンニンニク醤油味

2024年02月03日 07時52分22秒 | あれこれテイクアウト
先の宇陀市の菟田野古市場に向かう道すがら、毎度の昼めしに用足し。

時間的に都合のいい昼めしどきに入店したファミリーマート都祁白石店の総菜・弁当売り場に何がある。

好みの品物があったら儲けもの。

なんせ、毎度、毎度に同じ丼、麺類なんて遭遇したことがない。

今回の遭遇した麺は東京千里眼監修濃厚ラーメンニンニク醤油味

どこかで見たようなパッケージデザイン。

そう、カップ麺焼きそばにあった。

明星から発売されていたと思うにんにく増し増し千里眼。



黄色いパッケージが目立つカップ麺。

インスタントだけに麺はたよんない。

味は、まま旨かったが、インスタント麺では、本家の千里眼を再現していなかった。

食べた感じは、それだけだがにんにく増し増しは強烈だったことは記憶にある。

さて、ファミリーマート都祁白石店の千里眼監修濃厚ラーメンニンニク醤油味は、予め作られたできあがりの麺。

強烈なお店の電子レンジでチンしたらにんにくの香りが店内に拡がったでは・・と、いらん心配をしてしまう。

千里眼監修濃厚ラーメンニンニク醤油味は598円。

千里眼の味を踏襲、再現しているなら、と思って買った。

ただ、ご迷惑をかけてしまうだろうな、と背徳行為。

食事を済ませて出かける取材先の方たちに・・。

チンしてもらってから探す車中食を摂りたい地は。どこにする。

景色のえーとこ、と思ってたどり着いた地は・・・。

宇陀市榛原高塚に鎮座する八咫烏神社。



国道の広地に停車した向かい側に見える神社の鳥居。

青空に白い雲が流れていた。印象的な地に落ち着いた。

熱くなった千里眼監修の濃厚レンジ温めニンニクマシマシラーメンをここまで運んで食べるとは、予想もしなかった。

都祁白石を出てからここ高塚までの時間は20分ほど。

車内に充満するにんにく臭にお腹をぐうぐう言わせながら走ってきた。

割合に近い場に停車。

やっと食べられる東京千里眼監修濃厚ニンニク醤油味ラーメン。

蓋を開けるなりどっと押し寄せる旨香り。



香りは目立たない白色のにんにく。

見た目は刻み玉ねぎのようだが・・・。

大さじ一杯程度のマシマシ刻みにんにく。

中央に配したカップ盛りの赤い揚げ玉は辛子脂のようだ。

ビールのつまみに最適な赤い揚げ玉・辛子脂。

混ぜたらどう変化するのだろうか。

手前に配した極厚のチャーシュー。

見るからに旨そうなチャーシューは、お店に出ているチャーシューと同じように思えるが、私は本家本元の千里眼マシマシラーメンあ口にしたことがない。

東京など関東にしか出店していない千里眼。

関西に出店1号店はいつやってくるのだろうか。

白い具材は、他にもある。

やや太めのもやしに白いキャベツ。

脱色したのでは、と思うくらいに白い。

混ぜて、混ぜて・・・底から何度も混ぜてムラなく全体に混ざるように混ぜて食べる。



にんにく汁が、ぷっと飛ばないように混ぜたマシマシラーメンが美味い。

口にしたにんにくのつぶつぶ食感がたまんねぇ。

赤い揚げ玉は極力分散させた。

平うち麺に絡む旨旨ラーメン。

長時間に亘ってチンした平打ち麺にまだしこりが残っていた。

乾いた部分はどうしても発生してしまう。

その点は、次回に改良されることだろう。

やわかい麺に固い麺が混ざって食べる旨旨麺。

食べる度ににんにく臭が口内に溜まっていく。

チャーはむっちゃ旨い。

インスタント麵では再現は無理な分厚い豚肉チャーシュー。

こってり味がたまんないし、肉を感じる旨さに拍手したいくらいだ。

キャベツにもやしはシャキシャキ。

平うち麺と絡んで口の中で舞う歯ごたえ。

がっつり食べた旨旨のニンニクマシマシラーメン。

実は、といえばスープが旨いのだ。

残ったスープに追い飯。

車中食では無理がある。

(R3.10.24 SB805SH 撮影)

陸のチンアナゴ?

2024年02月02日 08時15分00秒 | 自然観察会(番外編)
月曜、木曜はゴミ収集車が来る曜日。

月曜日の収集は、だいたいが午9時半過ぎ。

木曜日は、それより1時間早い午8時40分ころ。

家の前にある当地区の集積場。

朝は6時半より。

家の前にあるもんだから、当番関係なく清掃に出る。

ゴミのゴミもなけりゃバケツに汲んでいた水を集積場に流して、臭みを取る。

毎曜日に顔を合わせるご近所さん。いつも同じような顔ぶれ。

朝の挨拶みたいなもの。

綺麗にしたら、みな解散。

ふと気がついた、小動物の動き。

にょろにょろ立って、ゆらゆら・・・

その動作から、陸にいるチンアナゴ?のように見えた。

毛があるから毛虫。

斑点紋様からわかってきた、その柄はツマグロヒョウモン蛾ではないだろうか。

前庭に植えていたパンジーやビオラ系の花がお好みのツマグロヒョウモン蛾の幼虫では?

でもな。

季節は異なるし、柄の特徴もちと違う。

はて、さてその正体は、羽化するまでわからないょ。

(R3.10.18 SB805SH 撮影)

2021矢田の里は原風景③~雲の切れ間に燦燦と注ぐ光眩しく~

2024年02月01日 08時00分24秒 | 大和郡山市へ
朝から気持ちいいほどすっきりした青空に、気持ちも高ぶる。

パソコン作業もひと段落してからの出発。

時間は、正午前。

晴れの日に訪れたい、と思っていた矢田の里。

柿の色づきに風情ある薬師堂の情景を見たくて目指した矢田の里の原風景。

その地に、行きつく前に必ずや目に入る燻作業。

あれから田主さんはどうしているのか。

この日は、快晴であったが、東部の山々の上空は雲が広がりつつある。

天候は、今のところ佳しであるが、風の勢いは予想以上にキツイ。

北から吹く風は南へ。

左から右へぶっとぶ強風下に燻炭焼きの煙は右に水平、一直線。

その速度は、身体を立てるのも難しい。

動画で撮れば、右に一本の煙の筋が見えるが、静止画像では、ソレが消えている。

イチガンカメラであれば、シャッター速度を操作すれば煙の航跡が見える。

今日は、持ち合わせていないイチガンカメラ。

ガラホケータイがとらえた燻炭の煙は、正味静止画。

突風状況では、煙もぶっとびだ。

真っ黒に焼けた燻炭も右に飛んでいきよる。

これまでの状態は13日16日の記事を参照くだされ。

さて、目的地はここより数分で着く。

迎えの地蔵さんは三叉路の辻にいらっしゃる。



あれから4日も経てば、寄せる花に変化あり。

おそらくお家で育てたお花であろう。

今日もありがとう、と手を合わせて奥に行く。

4日前とはまったく違う青空に映える景観。



前回では、気がつかなかった景観も、ぐんと近づき視界に入ってきた。

薬師堂も青空に映える、スカッとする日に来れたのが嬉しい。



右手の柿の樹。

青空の下に稔りの色がいっぱい。

柿の実の重さが垂れる場に願う薬師参り。

こちらの薬師さんにも花を立てていた。

ときおり来て下さる村の人。

出逢えなかったが、お気持ちは拝しましたよ。



足元の位置を替えて撮った一枚も素敵な情景。

矢田の里は、ほんに原風景。



さらに引いて撮った一枚。

矢田の山々も・・・

さてと、急な里道を上って行くか。



そうだ、稲刈りを済ませていたんだ。

辺りを見渡しても見つからない。

この地に、ハザカケはしていないようだ。

ぐっと引いて撮った薬師さんへの参拝道。



真昼の時間帯では照りがキツイ。

写真を撮るなら、午前9時ころまでだろうな。

地蔵さんに、薬師さんの導きに感謝する秋の風情。

こんなに素晴らしい景観があるとは・・・

僅かな時間、雲の切れ間に燦燦と注ぐ光に眩しく・・

ちょっとした時間のお出かけに出合った場からさ・よ・な・ら。

行きしなに撮っていた突風下の燻炭焼き。

薬師撮影から戻った時間帯の田主は水を放水していた。

一連の作業を終えた行動であろう。

(R3.10.17 SB805SH 撮影