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マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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椎木の苗代御供

2016年03月24日 09時19分57秒 | 大和郡山市へ
患者さんの送迎中に発見した苗代。

なにげに下を見たらイロバナがあった大和郡山市の椎木町。

春日大社・御田植神事で授かった松苗もある。

しかもだ。苗代には広げたフキの葉に芽がでた籾タネも撒いていた。

その日、自宅に戻ってカメラを持って出かけようとしたが、おふくろから緊急電話。

今、火がでている。火事やー」と叫ぶ声に大慌てで飛んでいった。

火元は隣家。

干してあった布団が焼けただけで被害は広がらなかった。

そういうことがあって椎木に出かけたのは翌日の12日。



フキの葉は風に煽られて飛んでいたが白い芽が出た籾タネやイロバナは残っていた。

椎木にはもう一か所で苗代をしている。



母屋と分家の2列。

ここにも春日大社・御田植神事で授かった松苗にイロバナを添えていた。



GW中にしていると聞いているこの場は何度も拝見していたが、洗い米を供えているのは今回が初めてだ。

送迎している患者さんは苗代をしているが年老いたこともあって苗代作りはしなくなった。

御供の件を話したら、そっちへ行くことがないから知らなかったという。

椎木は春日大社と関係が深い旧村。

五百年以上に亘って春日若宮おん祭の仮御殿に薦上げ・献上をしている村である。

(H27. 5.12 EOS40D撮影)


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