マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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秋篠町の水口まつり

2019年09月30日 09時34分52秒 | 奈良市へ
天理市中山町で堪能させてもらった水口まつり

されているところが実に多くてお腹は満腹状態になった。

勝手なことを云うが、それほど多い、しかも味のある立て方、景観に見惚れてシャッターを押していた。

中山町を離れた時間帯は午後3時。

夕暮れにはまだまだ時間がある。

探してみたい地域は奈良市の北部である。

前年の5月12日にYさんがアップされた奈良市押熊町の松苗にハナカズラだった。

苗代に立てている情景におそらくあそこであろうと思って探してみたが見つからない。

思っている場所にたどり着かなかったようだ。

諦めて近くを探してみれば見つかった。



その地は奈良市秋篠町であった。

枯れた松苗はどこで授かったのか。カーナビゲーションが示す地が秋篠町であれば、八所御霊神社に違いない。

毎年の1月11日に行われるおんだ祭に奉る模擬苗の松苗である。

ここら辺りを探してみるが苗代田そのものが見当たらない。

作業小屋の反対側に水路がある。



すぐ傍に橋が架かっていたそこに2基の石塔が建っていた。

地蔵仏でもない石塔は五輪塔のようだ。

右の五輪塔に梵字らしきものが見えるが、風化激しく判読不能。

左の石塔は線刻された五輪塔であった。

一般的に上から順に空輪、風輪、火輪、水輪、地輪の5文字。

これもそうだろうと思うが、私は梵字の知識はまったくない。

この線刻五輪塔の下部に刻印文字がある。



誤読であるかもしれないが「永禄」とか「戊辰」、「清雲」、「六月」、「小一日」のように読める。

永禄戊辰年であれば西暦1568年。

450年前の線刻五輪塔になるのだが・・。

(H30. 5. 4 EOS7D撮影)


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