マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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西波多の行事

2010年11月18日 07時33分49秒 | 楽しみにしておこうっと
山添村西波多は名阪国道の山添ICから西へ北野に抜ける道中。

右手に春日神社が見える。

上津の地区だ。

そこで行われている秋祭りの宵宮。

真っ暗ななかで銭まきがあるという。

銭まきは珍しい風習で隣村の遅瀬でも行われている。

ここから北へ向かうと下津地区に着く。

道中は狭い地道の街道。

対向車と出会った場合は対応が難しい。

それはともかく下津には新道ができている。

そこを東に向かえば山添ICになる。

その道沿いに鎮座する下津吉備津神社を訪問した。

住民のおばさんにお聞きすれば既に例祭は終わっているという。

17日だったがそれに近い日曜だというが、どうも第一日曜に行われたそうだ。

トーヤとアイトーヤがある。

3日前にはモチゴメを集め、それを炊いていた。

手間がかかるからとお店で作ってもらうようにした。

それぞれの家からお重を持って神社でよばれる。

「おます」という。

箸は神社が用意するという。

神社近くに住むNさんが村の神主だそうだ。

山添双書によれば饗式三献やザザンザが紹介されている。

一度訪ねてみたい。

切幡の祭礼に応援に来ていた下津の若者から話を聞いた。

年末の29日にはシダ取りをされている。

子供の行事だ。

男の子たちは消防蔵の次の三叉路から山にあがっていく。

小中学校の子たちは月ヶ瀬の桃香野へ山を歩く。

山中でシダを取ってくるのだ。

山の名前は判らない。

朝5時ころに集合して行った記憶があるという青年。

昼ごろには戻ってきたそうだ。

15年前のことだが今では子供が少ない。

しているかどうかは判らないという。

(H22.10.16 SB932SH撮影)


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