東京に出かけるならここは絶対に外せないと思っていた東京中央区にある築地場外市場。
市場は豊洲市場に移転したが、築地場外市場は移転後も賑わいが衰えないとテレビが伝えていた。
度々に紹介される食事処はいっぱいある。
どこに行っても美味しいと思うが、テレビが紹介したお店は流行る。
そういうお店は外しておきたい、といってもどこにどんなお店があるのかさっぱりわかっていない。
なんせ、豊洲市場も築地場外市場も行ったことのない憧れの地。
土地勘まったくないから行ってみなきゃわからない。
ここから向こう側にあるあの建物群がそうですと教えてくれた鮨処つきじやのチラシを配る若い女性。
裏面に築地場外市場の各店舗を示す地図がある。
行先がわかってないから行き当たりばったり。
ここぞと思ったお店に入る。
それだけを念頭に・・。
観光客でごったがえす築地場外市場の通路は狭い。
ここ入ったらどんな店が、と足を入れたら、ここ通路という人もおれば、通行不能なところもある。
迷路と思ったお店もあった築地場外市場のお店はどこもかしこも大賑わい。
入口付近にあったお店のメニュー。
なんの丼か見えなかったが、ワンコイン500円の値札にびっくり。
以降、どのお店も2000円台、3000円台で占有。
配っていた鮨処つきじやのメニューに千円台がない。
3000円台をわざとかどうか知らないが、わざわざ消込線を入れてすべて2000円台メニューを見て、千円台のメニューはないのかいな。
もっと安く、お手ごろ価格で食べられると思っていたが、見事に外れた。
ごった返す通路に立て看板。
目が点になった海鮮ひつまぶしに海鮮ひつま飯。
まぶしであるなら伊勢や名古屋のうな丼ひつまぶしを思い起こす。
お櫃にうなぎを散らし、混ぜていただく料理。
これが海鮮とくれば美味しいでしょ。
しかも、である。
海鮮ひつまぶしなら2380円。
海鮮ひつま飯の場合は上の1290円から極上の1990円。
ところが3桁の880円のひつま丼もある。
海鮮ひつまぶしに海鮮ひつま飯も手桶料理。
ひつま丼はまさに丼椀。
味見するくらいの感覚で食べてみようと思ったが、席に落ち着くことができなかった。
満席御礼である。
何人かがぞろぞろお店から出てきた。
これなら食べられるだろうと思って男性ウエイターに声かけ。
二人なら空いていますと案内された席の椅子は高め。
もちろんテーブルも高め。
雰囲気的に飲み屋だと思った築地虎杖裏店。
さて、虎杖ってどう読むの?。
調べてみれば“いたどり”である。
自然に生えているイタドリはすっぱ味の、いわば山野草の一種である。
一通りメニューを見て伝えた食べ物は880円のひつま丼。
3分ほど待って配膳された。
そのときに案内された食べ方。
ラストに一口のご飯を残して声をかけてください、と。
何かの仕掛けがあるようだが、だいたいは想像できる食べ方である。
さて、ひつま丼のお味である。
小皿に盛ってあるのは練り山葵と甘酢生姜。
寿司と同じような食べ方でいくんや。
ならば、山葵は醤油で溶かして山葵醤油。
たっぷり盛った山葵すべてを溶かしたらえらいことになるからややの半分。
とろとろと丼に落としていただきます。
一口目でわかったとんでもない味。
むちゃ美味いのである。
ガツガツ食べるひつま丼。
食べれば食べるほどに味覚の海に溺れてしまう。
中央にのせた卵黄を潰してたべたらとびきり旨くなる味わい深い味覚。
盛った海鮮もんの種類が実に多い。
鮪、鰹、貝柱・・・。
生もあるがズケもある。
味が染みたズケが特に美味い。
海鮮丼にズケ味があるなんて初めてだ。
インゲンの食感を忘れるくらいに海鮮がコリコリ。
ぶつ切りした海鮮もんは大きいから旨味に堪能できる。
これってむちゃくちゃ美味しいよなとかーさんに伝えたら同意の頷き。
ご飯は多いように思ったが、なんのその。
混ぜた海鮮もんとぴったしカンカン。
古い言い回しだがそう思った。
さて、ラストの一口である。
一口の量がわからない。
適量が読めないのである。
残すのはご飯だけ。
それとも海鮮だけ。
それはないだろう。
適度に残した海鮮もんとご飯はこれくらいに。
申し出たら出汁を注いでくれた。
熱々の出汁に混ぜてどうぞ。
ただ、ほんまに熱いから注意して食べてくださいという。
その通りだった出汁入れの2度味。
東京ではこれが出汁になるのか、と思った薄味。
何か物足りなさを感じたが、ひつま丼は極上の味だった。
絶品の印象はおそらく忘れることのない味。
また来て食べたいが、次の機会はくるだろうか。
ところで店内に貼ってあったメニュー。
生牡蠣2個で500円。
牡蠣フエア限定メニューに「生牡蠣牡2ピースor広島産カキフライ3個+ハウスワインがフエア特別価格500円」とある。
えっ、こんな料理もあるなら食べてみたいとウエイターに伝えたら、それは夜だけのメニューだという。
それはとても残念なこと。
諦めるしかない。
が、諦めるにはまだ早かった・・・。
(H31. 3.24 SB932SH撮影)
市場は豊洲市場に移転したが、築地場外市場は移転後も賑わいが衰えないとテレビが伝えていた。
度々に紹介される食事処はいっぱいある。
どこに行っても美味しいと思うが、テレビが紹介したお店は流行る。
そういうお店は外しておきたい、といってもどこにどんなお店があるのかさっぱりわかっていない。
なんせ、豊洲市場も築地場外市場も行ったことのない憧れの地。
土地勘まったくないから行ってみなきゃわからない。
ここから向こう側にあるあの建物群がそうですと教えてくれた鮨処つきじやのチラシを配る若い女性。
裏面に築地場外市場の各店舗を示す地図がある。
行先がわかってないから行き当たりばったり。
ここぞと思ったお店に入る。
それだけを念頭に・・。
観光客でごったがえす築地場外市場の通路は狭い。
ここ入ったらどんな店が、と足を入れたら、ここ通路という人もおれば、通行不能なところもある。
迷路と思ったお店もあった築地場外市場のお店はどこもかしこも大賑わい。
入口付近にあったお店のメニュー。
なんの丼か見えなかったが、ワンコイン500円の値札にびっくり。
以降、どのお店も2000円台、3000円台で占有。
配っていた鮨処つきじやのメニューに千円台がない。
3000円台をわざとかどうか知らないが、わざわざ消込線を入れてすべて2000円台メニューを見て、千円台のメニューはないのかいな。
もっと安く、お手ごろ価格で食べられると思っていたが、見事に外れた。
ごった返す通路に立て看板。
目が点になった海鮮ひつまぶしに海鮮ひつま飯。
まぶしであるなら伊勢や名古屋のうな丼ひつまぶしを思い起こす。
お櫃にうなぎを散らし、混ぜていただく料理。
これが海鮮とくれば美味しいでしょ。
しかも、である。
海鮮ひつまぶしなら2380円。
海鮮ひつま飯の場合は上の1290円から極上の1990円。
ところが3桁の880円のひつま丼もある。
海鮮ひつまぶしに海鮮ひつま飯も手桶料理。
ひつま丼はまさに丼椀。
味見するくらいの感覚で食べてみようと思ったが、席に落ち着くことができなかった。
満席御礼である。
何人かがぞろぞろお店から出てきた。
これなら食べられるだろうと思って男性ウエイターに声かけ。
二人なら空いていますと案内された席の椅子は高め。
もちろんテーブルも高め。
雰囲気的に飲み屋だと思った築地虎杖裏店。
さて、虎杖ってどう読むの?。
調べてみれば“いたどり”である。
自然に生えているイタドリはすっぱ味の、いわば山野草の一種である。
一通りメニューを見て伝えた食べ物は880円のひつま丼。
3分ほど待って配膳された。
そのときに案内された食べ方。
ラストに一口のご飯を残して声をかけてください、と。
何かの仕掛けがあるようだが、だいたいは想像できる食べ方である。
さて、ひつま丼のお味である。
小皿に盛ってあるのは練り山葵と甘酢生姜。
寿司と同じような食べ方でいくんや。
ならば、山葵は醤油で溶かして山葵醤油。
たっぷり盛った山葵すべてを溶かしたらえらいことになるからややの半分。
とろとろと丼に落としていただきます。
一口目でわかったとんでもない味。
むちゃ美味いのである。
ガツガツ食べるひつま丼。
食べれば食べるほどに味覚の海に溺れてしまう。
中央にのせた卵黄を潰してたべたらとびきり旨くなる味わい深い味覚。
盛った海鮮もんの種類が実に多い。
鮪、鰹、貝柱・・・。
生もあるがズケもある。
味が染みたズケが特に美味い。
海鮮丼にズケ味があるなんて初めてだ。
インゲンの食感を忘れるくらいに海鮮がコリコリ。
ぶつ切りした海鮮もんは大きいから旨味に堪能できる。
これってむちゃくちゃ美味しいよなとかーさんに伝えたら同意の頷き。
ご飯は多いように思ったが、なんのその。
混ぜた海鮮もんとぴったしカンカン。
古い言い回しだがそう思った。
さて、ラストの一口である。
一口の量がわからない。
適量が読めないのである。
残すのはご飯だけ。
それとも海鮮だけ。
それはないだろう。
適度に残した海鮮もんとご飯はこれくらいに。
申し出たら出汁を注いでくれた。
熱々の出汁に混ぜてどうぞ。
ただ、ほんまに熱いから注意して食べてくださいという。
その通りだった出汁入れの2度味。
東京ではこれが出汁になるのか、と思った薄味。
何か物足りなさを感じたが、ひつま丼は極上の味だった。
絶品の印象はおそらく忘れることのない味。
また来て食べたいが、次の機会はくるだろうか。
ところで店内に貼ってあったメニュー。
生牡蠣2個で500円。
牡蠣フエア限定メニューに「生牡蠣牡2ピースor広島産カキフライ3個+ハウスワインがフエア特別価格500円」とある。
えっ、こんな料理もあるなら食べてみたいとウエイターに伝えたら、それは夜だけのメニューだという。
それはとても残念なこと。
諦めるしかない。
が、諦めるにはまだ早かった・・・。
(H31. 3.24 SB932SH撮影)