マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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下永西城の苗代の水口まつり

2019年10月13日 10時44分27秒 | 川西町へ
東城地区の苗代田を拝見して西側になる西城に向かう。

東城から西城へ行くには三つのルートがある。

八幡神社・融通念仏宗派の正念寺前の狭い村道を行くか、一旦は北に出て大和川堤防沿いの道を行くか。

それともぐっと南下して近鉄電車踏切を越えて結崎信号を北に行くか、である。

地図で見れば近鉄電車線路が東・西を分断しているようにも思える。

この日は、近鉄電車踏切を渡る大和川堤防沿いの道を利用した。

踏切を抜けてすぐ南側に集落が見える。

そこが西城の集落である。

その一角に苗代田があったので車を停めて近寄ってみた。

苗代田は白い幌でなく黒い紗を被せていた。



さらに近づけば枯れたイロバナが見つかった。

松苗とともに立てたときは鮮やかな花が開いていたが、今はもう・・見る影もない。

西城に東城と同じようにイロバナを添え松苗を立てているとわかった。

1カ所だけとは思えない。

西城の会所からさらに西へ行く。



そこに並んでいた苗代田のすべてにイロバナと松苗があった。



これは期待できそうだと思って、さらに奥へと車を移動する。



地蔵堂の向こうにあった苗代田は横に5連も並んでいたが、イロバナと松苗は3カ所だった。



おそらく苗代田を共同で利用する3家族のイロバナ、松苗であろう。

(H30. 5.12 EOS7D撮影)