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マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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傷害事件は3年で時効か

2006年10月29日 14時05分53秒 | ぽつりと
昨日、私の携帯電話が鳴った。

見知らぬ番号だ。

鳴り続けているので電話に出たら、Ⅰ警察のWですが、という。

「息子さんのYくんが警察にやってきて・・・」と。

今度こそ、とうとうやってきたオレオレ詐欺事件か!

「息子さんが相談ということで話されるのですが、何か話が判らなくて」

「何を話しているのですか?」と聞けば。

「T高校時代の野球部のカントクに厳しくされたとかジムの話とか、話している内容がよく伝わらないんです」と。

そう、T高校のとき野球部に入っていてそのときのことを何か伝えようとしている。

「大阪に住んでて実家に帰るときにこちらへ来られた」と。

「そうなんです、息子は今日には昨年の事故の示談で帰宅する予定でしてね」

「息子さんの話がバラバラでひょっとして障害者かと思って、引き取りに来ていただこうと電話しました」と。

「決してそんなことないです」

「普段、理路整然とは話しませんがよーく聞けば判るんですけど・・・」

アルバイトもいってるぐらいだからちゃんと話してるんだと思うのだが。。

以前、K警察に一人で相談にいったときの警察官は息子の話し方褒めてたぐらい。

聞き手の聞き方によってはそう見えるんかも?。

「事件でもなんでもないですから、家に帰るよう伝える」と電話を切った。

しばらくしてから次男の携帯電話に電話した。

「家は誰もおらへんから鍵を閉めてるから入られへんで。詳しいことは帰ってから」と。



夕刻、帰宅したかーさんにこの件のことを連絡した。

今までも警察から度々電話があった。

事件を起こす前に警察に行ったんやろか。

そんなことないやろけど。

高校時代に受けた危害に恨みを今でも持ってて何かしでかそうとか。

また心配事がひとつと増えた。

帰ってきたらなんで行ったのか聞いといて・・・。



帰宅した次男に尋ねると。

昨今の学校や教師のニュースを見ていて、野球部時代にカントクからバットで殴られたことを思い出し警察で取り扱ってくれるかなと思ったそうだ。

所謂通告をすれば障害として事件にしてくれるんじゃないかと。

当時はそんな辛い状況だということに気がつかなんだことに悔やむ。

キャプテンや選手も殴られていたという。

彼らはなんも思ってなかったんだろうか。

愛のムチだと思っていたのだろうか。

ムチはムチに感じる人間もいる。

セクハラは受けた人がセクハラと感じればセクハラだ。

バイオレンスハラスメントは受けた人がバイオレンスと感じればハラスメントだ。

罵声を浴びせば受けとる人によってはパワーハラスメント。

私もそうだが、次男は暴力や罵詈雑言を許せない性分だ。

ところがⅠ警察はⅠ市になるので、T高校があるN市とは管轄外。

そっちへ行ってくれといわれたそうだ。

納得できないが行政とはそういうもんだ。

それに3年前のことだから通告しても暴力障害事件は時効になっていると。

次男にどうするのと聞けば、それなら通告してもムダなんでしないと。

事件化するには証拠となる診断書でもないとアカン。

当時はそんなことも考えてないから病院に行くとかそんな対応もしていない。

とはいっても心の障害は残されている。

今、盛んにマスコミが同じような事件を掘り下げている。

隠されていた事実が明らかになってきている。

いじめ事件隠蔽や世界史履修改ざんに言い訳等々。

すべてではないが、教育委員会しかり、校長や担任先生しかりだ。

いやおうなしにも世間が明らかにしてガラス張りの明るい学校にしてくれるだろうと期待する。