本、CD、映画日記

目標は年間読書100冊。その記録と目標管理をかねたブログです。

おとうと

2010-06-06 22:45:35 | Weblog
■本
45 そうだったのか!現代史パート2/池上 彰

 引き続き「そうだったのか!」シリーズにはまり中。自分の無知ぶりが思い知らされます。今でも世界中の多くの人が紛争で血を流しているということや、人間は権力を持つと基本的には堕落するという発想でシステムを整備しないといけない、という当たり前だけど日本にいるとなかなか気がつかない事実にあらためて気づかされます。


■CD
22 Funeral/Arcade Fire
23 To the Sea/Jack Johnson

22 Napsterで愛聴していたので、サービス終了に伴いCDを購入。いろんな批評家も絶賛していますが、間違いなく21世紀の最初の10年を代表する作品です。このテンションの高さと独自の音楽性にはかなり惹かれてしまいます。何度聴いても飽きません。「オルタナ」って感じの音です。

23 相変わらずのJack Johnson節でリラックスできるのですが、僕にとって本作はちょっと地味過ぎ。平板な印象が残ってしまいます。もっと暑くなるといいのかもしれませんが。


■映画
15 おとうと/監督 山田洋次

 メインキャストの吉永小百合さん、笑福亭鶴瓶さん、蒼井優さんを筆頭に演技派の出演者ばかりですが、個人的には民間ホスピスのスタッフを演じた石田ゆり子さんが一番よかったです。「馬鹿な子ほどかわいい」と単純に割り切れない、「馬鹿でない側」の負い目や愛情が巧みに描かれています。ウエルメイド過ぎて個人的にはど真ん中な作品ではないですが、「死と向かい合う姿勢」や「人間のささやかな尊厳」など、いろんなことを考えさせられて観るべき映画だと思います。
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