100冊の目標達成!
■本
99 ためらいの倫理学―戦争・性・物語/内田 樹
100 ビジネスで信頼される ファーストクラスの英会話/荒井 弥栄
99 引き続き内田樹さんの本を読んでいます。本作は個人名義としての処女作らしいですが、そのためか後の作品より若干難解で、力が入った文章が多いような気がします。少し長めの論文も収録されていて読みごたえがあります。今より少しでも緻密に論理明快にものごとを考えそして表現できるようになりたいと思って読んでいるのですが、なかなか難しいです。「自分の正しさを常に疑ってかかる」という姿勢は見習いたいと思います。
100 文庫本でざっと英会話について学びたかったので、ネットで一番安い本をと思い購入しました。ビジネスクラスの表現、ファーストクラスの表現という区分はあまり好きではないですが、階層ごとに分けて表現の仕方が説明されているので、英語も表現によって丁寧さや上品さが演出できることが良く理解できます。JAL国際線の元CAさんが書かれた本で、CA時代の自慢話が挿入されているのが、最初は鬱陶しかったのですが、そのエピソードでどこまで学習したかが思い出せるので、役に立ちました。若干鼻につくところがありますが、切り口がユニークな良い本だと思います。
CDについては今年は買いすぎました。
■CD
50 Barking/Underworld
51 COSMONAUT/BUMP OF CHICKEN
50 カラフルな印象の明るく楽しい楽曲が多いです。作品を通して捨て曲がなくて楽しめます。でも、過去の「Born Slippy」や「Jumbo」のような引っ掛かりのある攻撃的な楽曲はないです。メンバーが50代になったということを考えれば、仕方がないし、それでもこういうハイセンスな音楽を作れることに感嘆すべきなのだと思います。
51 50と非常に良く似た印象です(カラフルというよりもスケール感の大きさが際立っていますが)。ヒット曲も多く捨て曲なしで全体で楽しめます。過去の「ダイヤモンド 」や「オンリー ロンリー グローリー」のような引っ掛かりのある攻撃的な楽曲の不在を丸くなったと取るか、成熟と取るかにより評価が分かれるような気がします。バンド自体が楽しんで作っているのが伝わってきて、リラックスして聴けます(リラックスして聴けることもこのバンドの場合賛否が分かれそうですが)。