本、CD、映画日記

目標は年間読書100冊。その記録と目標管理をかねたブログです。

日曜日たち

2006-03-27 00:13:32 | Weblog
■本
16 日曜日たち/吉田 修一

文庫本がでると必ず購入する著者の一人。他に読む本がたくさんあるのに読み始めたらとまらなくなり一気に読んでしまいました。5編の短編に共通して出てくる家出した兄弟がどのように絡んでくるのか、1ページ1ページどきどきしながら読みました。著者の「パレード」と異なり、すべてのストーリーがつながったとき、暖かい気持ちになれるので読後感がとてもよいです。といっても「パレード」も大好きな作品です(ただ、後味はあまりよくないですが)。
人生うまくいかないことばかりだし、他人ともなかなかわかりあえないけど、たまに味わえる「人生の秘密」のようなものが感じられる一冊です。


FF12難しくてあまり進んでません。歳を取ったのか方向感覚がなかなかつかめません。
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ペースダウン

2006-03-19 08:17:00 | Weblog
■本
15 テレビ消灯時間2/ナンシー関

昨年から通勤時間を利用してナンシー関を読破しようとしてます。他の本を優先したり、引越しで通勤時間が短くなったりしたので時間がかかりました。文章のうまさ、構成の緻密さ、視点の斬新さ、などいつも感心します。「毒舌」と言われることが多い人ですが、すごくやさしい人だと思います。「腹に一物くらい隠し持たんでどうする。」というテレビの中で泣くタレントに対する批判はまったくそのとおりだと思います。


FF12を衝動買いしたので、読書ペースが大幅ダウン。。。
仕事関係の本を大量に購入しているのですが。。。


■CD
12 オハナ百景/ohana

ハナレグミ、ポラリスとも大好きなので購入。やはり、永積タカシさんの声は聞いていて心地よい。昨年のハナレグミの小金井公園のフリーライブはジョギングしながら聞いていたのですが、いくらでも走っていられる感じでした。こういう声に生まれていたら人生変わっていたかもと少しだけ思いました。春らしい非常に楽しいアルバム。通勤時にテンションあげるのによいです。
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Ecology Of Everyday Life

2006-03-12 08:44:25 | Weblog
■本
13 俺はその夜多くのことを学んだ/三谷 幸喜

外出中に30分程度空き時間があり、本を持っていなかったので急遽購入した本。
最近、活字中毒気味で、空き時間に本を持ってないと落ち着かない。この本を1冊分にカウントするのはちょっと反則気味(内容がどうこうというのではなく20分程度で読めるので)ですが、一応カウントします。絵も含めて非常にセンス良く、良くできた本ですが、筆者の他の本に見られるストーリーや台詞回しの面白さを期待すると少し違うような気がします。


14 バカでもわかる思想入門/福田 和也

出版されると無条件でチェックする作家の一人(他は、村上春樹氏、中島らも氏、リリーフランキー氏、中島義道氏)。11を呼んだときに思想に関する知識不足を痛感していたので「思想入門」ということで即購入しました。これまでは、文庫で発売されていた「オバはんでもわかる」シリーズの1冊。いつもと同じく楽しく読めました。ブックガイドがあるのも良いです。今はわかったつもりなんですが、こうやって楽してわかったつもりになった知識って身につかないような気もします。入門書ばかりで留まっているニーチェについて、「ツァラトストラかく語りき」に何度目かのチャレンジをしようかとも思いますが、どうなることでしょうか。

■CD
11 Ecology Of Everyday Life 毎日の環境学/小沢健二

無条件で購入するアーティスト。しかし、僕の情報感度が低いためか、ほとんどプロモーションされていないためか、発売日の翌日にやっと気づいて購入しました。一時は「紅白」にまで出た方なのに「知る人ぞ知る」という存在になった気がします。しかも、今回はボーカルなしのアルバム。とはいえ、かなり気に入っていて(僕が最近テクノなどのボーカルレスの曲を聴くことが増えていることもありますが)毎日こればかり聴いてます。よく考えれば、これまでどおり、前回のアルバムと同様のものは出さず、かつ、時代に先行しすぎない範囲で「新しい」ものを提供してくれていると思います。それにしても、小沢氏からのこの作品に対するコメントが全く出されていないのは「語りたいことはすべて作品にこめた」ということなのでしょうか。
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ウェブ進化論

2006-03-05 07:58:56 | Weblog
■本
12 ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる/梅田 望夫

 すごく面白かった。特に第三章までのgoogle、amazon、オープンソースの話は読んでいてわくわくした。その一方で、ネットの「あちら側」では僕がこれまで想像できなかったほど、大きな志に基づいていろんなことが進展していると知って少し怖くなった。googleの「世界中の情報を組織化する」というミッションなんて、どうやったら思いつくのだろうか?インターネットの「こちら側」(リアル)と「あちら側」(ヴァーチャル)の例えがとてもわかりやすかった。
 ただ、筆者のネットの「あちら側」に対する楽天主義には少しついていけなかった。筆者のいうとおり、悲観主義でネットの可能性を考慮しないのも問題だと思うが、ネット自体は単なるツールで善悪の色を持たないと思う。むしろそのスピード感で、「良いこと」も「悪いこと」もすぐに広がっていく(歯止めがかけにくい)ということなどの特性に注目する必要があると思う。


■CD
10 Toxicity/System of a Down

 ストレスに負けて買っちゃいました。
 あまりheavyなrockは聴かないのですが、何年か前にすごく評判がよかったアルバムが安く売っていたので買いました。Queens of the Stone Age みたいな感じかなって思っていたのですが、ぜんぜん違って聴いたことのない音でした。オリジナリティはすごいと思いますが、もう少し聴きこまないと良さがわからないかも。0歳の次男と留守番しながら聴いてました。激しすぎる音なのでどんな影響がでるか少し心配になりました。
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