Fatboy Slim

■本
３７　若者殺しの時代／堀井 憲一郎
３８　爆笑問題のそんなことまで聞いてない／爆笑問題

３７　タイトルに魅かれて衝動買いしました。大人たちが若者を商売の対象として食い物とするだけで、若者にそのシステムを変革する機会をあたえず、犠牲を強いているという主張は共感できますし、個々のデータもおもしろいのですが、そのデータから導かれる個々の結論が少し飛躍しすぎな感はあります。教養をつけるというよりエンターテイメントとして読む方が良いと思います。

３８　２００３、２００４年をこんなこともあったなあと思いつつ振り返るには良い本。太田光さんは本当に才能があります。いつか、リリー・フランキーさんのようなベストセラー小説を書くかもと思ってます。


■ＣＤ
２８　The Greatest Hits: Why Try Harder／Fatboy Slim
２９　俺たちのロックンロール／斉藤和義


２８　これまでのＣＤをもっているのですが、”Brimful of Asha (Norman Cook remix)”が入っているので衝動買いしました。この曲はリミックス版の方が格段によいです。個々のＣＤは楽曲のクオリティに差があるのですが、このベスト版はどの曲もレベルが高く、また曲順もよいので、すでに各ＣＤを持っている人にもお勧めです。

２９　斉藤和義さんの声が大好きです。タイトルは少しはずかしいですが、近年の斉藤和義作品では一番好きです。モルダウのカバーとかもありバラエティにとんだ構成。歌詞も最高です。最初と最後の曲が特に好きです。

Boards of Canada

■本
３６　主観マーケティング／清野 裕司

具体例も豊富で企画書作成の際にに参考になります。


■ＣＤ
２７　Geogaddi／Boards of Canada

ずっと欲しかったBoards of Canadaの2nd。西武新宿のレコファンで安かったので衝動買いしました。今年に入って、出張の新幹線の中ではBoards of Canadaばかり聞いてます。このアルバムも聞いていてとても気持ちが良いです。

■映画
１２　ダ・ヴィンチ・コード／監督　ロン・ハワード

結構酷評されていたような気がしますが、結構面白かったです。原作はもっとおもしろいのでしょうか。少し長い映画ですが最後までいろんな謎解きがあり飽きさせません。アメリのオドレイ・トトゥがすっかりハリウッドの女優さんになっていたので驚きでした。

リンダ リンダ

■本
３４　リンダ リンダ／鴻上 尚史
３５　知識経営のすすめ／野中 郁次郎, 紺野 登

３４　３１の小説よりも面白かった。爆破に失敗する場面も小説より、戯曲の方が好きです。戯曲はファンタジー、小説は少しリアリティを追求した結果でしょうか。ミュージカルなので舞台で見ることができなかったのが悔やまれます。

３５　前半の情報、知識、知恵の定義や中盤の「場」の議論は興味深かったです。後半は私には少し難解でした。


今週はＣＤ買ってません。
Itunesでスカパラの新譜のハナレグミの曲だけダウンロードしようか迷ってます。

鴻上尚史月間

■本
３１　ヘルメットをかぶった君に会いたい／鴻上 尚史
３２　ロケット★ボーイ／宮藤 官九郎
３３　人生を救え! ／町田 康

３１　フィクションかノンフィクションかわからない構成の実験的な作品。最初はリリー・フランキーさんの「東京タワー」みたいに個人的な話中心で最後までいくのかと思えば少し違いました。個人的には鴻上さんの戯曲の方が好きです。「幸せになりたいと思ってはいましたが、人より、よけいに幸せになるのはよそうと思ってました」というフレーズが印象に残りました。

３２　軽妙なセリフと速い展開で十分面白い作品ですが、やはり主人公が骨折する設定が強引ですし、放送回数が減ったためか宇宙飛行士試験を受けようと思うようになるまでの過程が描ききれていない気がしました。織田裕二が骨折していなかったら、どんな展開になっていたんだろうと思うと残念です。きっと、もっとすばらしい作品になっていたことでしょう。でも、おもしろくて一気に読みました。

３３　中島らもさんの「明るい悩み相談室」を少し思い出しました。

■ＣＤ
２６　Riot City Blues／Primal Scream

前作とまたまた趣を変えて人間味あふれる作品に。前半はすごく好きですが後半は少し尻つぼみかも。まだ、聞き込めていないので印象は変わるかもしれません。