みずから信じる倫理的な内圧が高まったとき
すこし頭を冷やしたほうがいいかもよと思うことがある
(黙って聞いてほしい)
なすべし、あるべき、ねばならぬ、であってはならぬ
絶対にそうじゃねえだろ、誰しもそんなことがあるさ
(まっすぐな心情の誠実さは疑えないとしてもさ)
でもね、そういうものが頭と心をもたげたとき
それはテンパった状態かもしれないぜ
この反照が新たなルートを開くことがあるかもよと思う
つまり、それって世界の姿が切り詰められていく
結果的に、魂のフリースペースが縮小していく徴候かもしれないぜ
対岸とブリッジする余白が消えてしまうことを意味するかもな
少しだけ立ち止まってそう考えられたらいい、そう思うことがある
第一に俺自身に向けてのことだけどさ、ちょっと考えてみてくれ