イワン・アサノヴィッチの一日  畑と映画の好きな卒サラ男。

政官業癒着体質の某公共事業職場を定年退職。鞍馬天狗・鉄腕アトムの人類愛に未だに影響を受けっ放し。孫には目がない。(笑い)

?ミユ一家4人が揃って帰って行った

2012-10-21 21:44:58 | 日記・エッセイ・コラム
   

 

いまさっき、?ミユ一家4人が揃って帰って行った。 



 4日に新生の二人目の孫が母親と一緒に退院し、イワン・アサノヴィッチの実家暮らしが始まってから17日が経った。ママの実家はフクシマ原発の事故のまっただ中。戻ってお産なんて出来よう筈がありません。退院後は母子共ども余病や合併症など何の発病もなく、産後の肥立ちも順調に経過して来たので、さっき船橋の自家に戻って行ったのである。
 



 ”火が消えたような寂しさ”とはこんなことを言うのであろうか。17日間の楽しい喧噪のあと、孫たちが帰ってしまった途端に家の中は急に静けさが戻ってきた。加えて寂しさまでもが混ざり込んできた。秋の日の夕刻間近な気温の涼しさが身に染みる。?ミユは全く妖精の如しである。
 



 ママの出産入院の10日間を併せると概ね1ヶ月間、?ミユ家はドタバタと慌ただしい状態だったのである。ママの入院中はパパと親子二人の単身暮らしになったため、ジジババが夕方の保育所のお迎えをした。
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ジジババが何くれと無くカバーはしたものの、?ミユもきっと慌ただしく且つ淋しく我慢のひと月だったに違いない。ようやくこれで落ち着けるようになった。順調に普段の生活に戻れるようになったことは有難いことである。


 帰りしな?ミユがパパの運転する車窓から手を振りながら『ジジ!バイバイ』と元気良い言葉を投げかけて行った。?ミユの顔は正常な状態の暮らしが新家族4人で送れる事に対する満足感で一杯のようだ。実に楽しそうな幸せそうな笑顔であった。


そして、そんな?ミユの笑顔を見ることが出来るだけで、私もまた満足なのである。庭の縁台に腰掛け煙草をくゆらせた。コスモスが静かに咲いていた。


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