イワン・アサノヴィッチの一日  畑と映画の好きな卒サラ男。

政官業癒着体質の某公共事業職場を定年退職。鞍馬天狗・鉄腕アトムの人類愛に未だに影響を受けっ放し。孫には目がない。(笑い)

オオカミ少年は、電力資本の住民だった

2015-10-22 23:26:33 | 社会・経済
 東京新聞 (2015年9月28日)によれば、この夏の全国の電力需給を電力各社に取材したところ、需要が最も高まるピーク時の電力使用率が95%を超える「厳しい」日はゼロだったことが分かったそうです。
そして、九州電力を除く地域は今夏も原発なしで乗り切ったとのことです。
私たちも梅雨明けの7月の下旬から8月上旬にかけて、日本全国がまさに140年ぶりと言う記録的な猛暑に襲われたことがテレビなどで報道されたことを想い出します。
原因の一つには太陽光発電の導入が昨年に比べて倍増し、原発十二基分の出力に相当する計千二百万キロワットの電力を生み出したこともピーク時の供給を下支えしたとのことです。
また、電気事業連合会の八木誠会長は夏を乗り切れた理由について、「節電が大きな要因」だったと説明しています。
そして、企業や自治体などが、料金値上げをした大手電力を解約して新電力へ切り替える動きが進んだことも需要減の一因となったそうです。
イワン・アサノヴィッチは、CO2削減効果のある原発は、地球温暖化を食い止める将来の重要なエネルギーだと思っていました。
しかし、米・露・フクイチの深刻な事故は「制御不可能な技術」であることが証明されてしまいました。
以前から喧伝されていた『原発がなければ、日本中が停電になる』と言う電力資本の言葉は、意識・思考操作だったのです。
まるで、オオカミ少年みたいではありませんか。

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