イワン・アサノヴィッチの一日  畑と映画の好きな卒サラ男。

政官業癒着体質の某公共事業職場を定年退職。鞍馬天狗・鉄腕アトムの人類愛に未だに影響を受けっ放し。孫には目がない。(笑い)

獲らぬ狸 ジャガイモ植え付け

2010-03-20 02:13:58 | 農業

 ジャガイモの植え付けをした。男爵を3kgとメークインを3kgだが、イワン・アサノヴィッチの経験では最大規模の植え付けである。

大きな種芋は二つに切り分けて植えるが、細長い長辺方向に切り分けねばならない。輪切りにしてしまうと芽がついていない部分が生じるからである。

元肥は堆肥と鶏糞を鋤混んでいる。化成肥料は追肥に回そうと思っている。施肥の量が妥当なものであるか否かは覚束ないのであるが、一作獲ってみての経験則で行うことにしている。

マニュアルでは有機肥料と化成肥料を同時に鋤混んでも構わないような書き方がされているが、取り敢えず自分の判断・感覚・経験でやってみたいと思っている。

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計画どおりの収穫となればかなりの量となり、ご近所へのお裾分けも大盤振る舞いができそうだ。イワン・アサノヴィッチは幸せに出来ている人間なのであろうか、豊作になるという根拠は殆どないにも拘わらず心の中では大漁豊作を描き切っている。

芽が出て脇芽を抜き取り土寄せをする。地味で可憐な花が咲くころ二度目の土寄せをして花は養分を集中させるために切り捨てる。

季節は梅雨の真っ盛りであろうか、あとは収穫を待つのみとなる。畝の黒い土の中では丸顔の男爵と面長のメークインがあと一歩の成長を目指して元気に過ごしている。そんな姿を想像するのが好きである。

やはりイワン・アサノヴィッチは幸せな人種なのであろう。ご近所へのお裾分けも少し増やそうだとか、畑の名士だと悟ってもらうためには、さり気ない顔付きで配らなければならないなどと既に顔作りまで考え始めているのである。


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