鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

晩夏の奥日光・中禅寺湖畔へ

2021-08-20 22:13:28 | Weblog

県内にも5度目の緊急事態宣言。

不要不急の外出は、控えましょう・・・ってコトで。

本日は、相方と夏の終わりの奥日光。今月二度目の中禅寺湖畔へ・・・。

 

まずは、日光市内で、珈琲ブレイク。

そのあと、奥日光へ至るいろは坂へ。

 

途中の明智平ロープウェイは、本日休業のようで・・・コレも例の緊急事態宣言のためなのか、違うのか???

いつもなら、夏休みのこの時期、駐車場は満車なのだけれど・・・。

(↓明智平から臨む頂上が雲に覆われる男体山)

ヘアピンカーブを登って、中禅寺湖畔へ。

中禅寺湖畔にある中禅寺金谷ホテル・コーヒーハウス ユーコンで供している『百年ライスカレー』が本日のランチ。

現在主流の辛いカレーとは、全く違う・・・昔懐かしい昭和のカレー。

観光地のホテル価格の(つまり高額)カレーだったけれど、涼しい風の渡るテラスで、美味しくいただいた。

 

湖畔のボートハウスのテラスで、湖を眺めながら、午前中にコーヒーブレイクをしたカステラ屋さんで、調達したお菓子のデザート。

 

一度、湖の東岸に向かい、遊覧船で、湖を一周。

(↓遊覧船桟橋より、男体山を望む)

 

(↓人懐こい?トンボが、私の手に・・・手が随分、おばさんになったな・・・)

 

(↓湖東岸に建つ二大高級ホテル/リッツカールトン&リゾート界)

湖上の風は、もう秋を思わせる冷たさ。周辺の樹々は、既に紅葉しているものも。

陸路で訪れた湖南東岸のイタリア大使館・英国大使館などを、船上から眺める。

 

 

 

 

 

 

一時間の遊覧を楽しみ、再び、日光市へ。

 

日光市内は、気温28度と蒸し暑い感じ。

午後3時少し前、田母沢御用邸へ。

大正・昭和・平成のミカドの避暑地別荘。

贅を尽くし、カネに糸目もつけず、造営された建築物と庭園。

閉園ギリギリ迄、楽しんだ。

田母御用邸を出るとき、雨が降り出してきた。

 

今日も、盛りだくさんな晩夏の奥日光・中禅寺湖畔と日光市内・田母沢御用邸見学の1日旅。

去年に引き続いて、今年も、夏休みだというのに、観光客の少ない日光だった。

一昨年などは、9月になっても、観光客が溢れていたのに・・・。

それでも、ひとのいない夏の日光は、最高だ。

 

 

 

 

 

 


Gekko japonicus ニホンヤモリ

2021-08-18 20:02:12 | 自然・気象

前日の予報では、晴れだったのに、午前中から、雷雨。

朝干した洗濯物を、部屋干しに。

ずっと晴れ間がなかったけれど、夕刻になって、日差しが戻った。

 

立秋を過ぎると、コオロギなどの秋の虫が鳴きだして、それでも日中は、まだまだ暑くて、お盆を過ぎると、ようやく少し秋めく・・・といった感じだけれど、今年のお盆は、寒いくらいで、半袖では、肌寒くて、一枚羽織るものが欲しいくらいだった。

十年に一度くらいの間隔で訪れる冷夏。

そんな『冷夏』が、一時的に訪れたのが、今年の盆中。

 

そして、昼間(といってももう夕刻になりかかる頃)から、ヤモリの出現。

ヤモリは、夜行性だとばかりおもっていたけれど、昼間、パソコンの上に落ちてきたこともあったよな。

Gekko japonicus~ゲッコージャポニクス(ニホンヤモリ)

ゲッコーってくらいだから、やはり『月光』を連想してしまう語感。

ヤモリと月は、良く似合いそう・・・なんて、毎年思ったりしている。

 

 


胡蝶蘭③

2021-08-17 21:22:23 | Weblog

雨降ったり、止んだり。

気温25度にとどかず。

涼しいので、終日、寝たり、起きたり。

久しぶりに、昼間も横になっていられた。

 

母の葬儀(3月初旬)に、いただいた胡蝶蘭も、あと2輪の花を残すのみ・・・となった。

7月の大雨で、胡蝶蘭の鉢を置いてあるサン・ルームもどきの屋根から、雨漏りが発生して、花に雨が降りかかって、花が落ちてしまった時期もあったりした。

お盆迄、咲いてくれればと思っていた。

 

数日前に、水やりをしていて、気が付いたのだけれども、大きな濃い緑色の葉の上に、ちょこんと小さな黄緑色の葉っぱが、芽吹いていた。

花が終わって、休眠?というか、次の開花のための準備期間に入ったのか、違うのか・・・。

お店で、販売しているように、綺麗に整えられた花型には、ならないかもしれないけれど、来年?も咲いてくれると嬉しい。

 

 


送り盆

2021-08-16 21:58:44 | Weblog

半袖では、寒い雨続きのお盆。

先週迄の猛暑から一転、9月下旬から10月の最高気温のお盆となった。

 

新盆を迎える前は、猛暑だったから、葬儀のときの喪服は、イヤだと思った。

十数年前に買った黒の丈長でノースリーブのサックドレスっぽいワンピースに、レースメッシュの長袖のトップスでも合わせればその方が、いいかも・・・などと思って、準備もした。

でも、猛暑ではなく、一転、冷夏のようなお盆だったので、随分と有難かった。

拙宅の菩提寺から、お盆のお飾り(精霊棚だの、盆提灯だの)は、不要とのことだったが、お供物と供花は、飾って下さいということだったので、お盆前日の12日に生花など用意したのだけれど、猛暑だったら、毎日水を換えても、花は、すぐ萎れてしまうから、送り盆迄は、保たないだろうから、法要のある15日の前日には、また買い替えてこないとダメかも・・・などと思っていたから、涼しい気候で、本当に、助かった。

お供物の果物も、猛暑だとすぐに痛んでしまうけれど、今年は、5日間仏壇前に備えても、腐らずに済んだ。

やはり、暑いより、涼しいお盆が、いい・・・と思ったりした。

 

母の亡くなった日と葬儀の日、四十九日は、暴風だった。

そして、冷夏のようなお盆。

 

母は、暑いのが嫌いだったけれど、暑くて体調を悪くする・・・ということはなくて、逆に、神経性の足の痛みなどを訴えることもなく、暑い方が、調子がよいのでは・・・???と思ったこともあった。

そして、暑さから一転、急に涼しくなったりすると、身体が、怠い・・・と言い始めたりして、盛夏から秋口の気温変動の激しい時は、体調を崩したりした。

私も、涼しさが数日続いたのと、初盆の準備、対応などで、相当疲れて、すぐに、身体を横にしたくなるけれど、今日は、墓所に参り、夕刻から、祭壇を作った仏間を元に戻したりした。

明日も雨だというので、あす一日、よく休めれば・・・と思っている。

今後の憂いもあるから、心底、休めるというのは、まだ少し先なのかも?

 

母は、あの世へ還ったのだろうか?

或いは、まだ自分の死を自覚できず、居室をうろうろして、壊れた(ハズの)ラジオを鳴らしたり、亡くなった日に、姪が見た掛け時計の針の逆回りなる・・・よくわからない現象を起こして、その存在をアピールしているのか・・・。

姪の夢では、足が治って、元気に歩いていた・・・ということなので、痛くないのであれば、それでいいと思うのだ。

母にとって、身体の痛み・不調との闘いの一生だったのだから・・・。

そんな母の送り盆。

 

 


新盆

2021-08-13 18:50:12 | Weblog

母の新盆。

雨が降り、随分と涼しいお盆になった。

涼しいのは、嬉しいが、梅雨末期の豪雨の恐れ・・・と、ニュースは、告げていた。

 

母の居室だった仏間に置いていたトランジスタ・ラジオが、誰も触っていないのに、突然、鳴りだしたり、母の帰還?を告げていたのか、単なる物理現象なのかは、さだかではないけれど。

 

当家の菩提寺の宗教では、故人が、あの世から帰ってくるという考えはないとのことで、提灯とか、精霊棚とか、お飾りは、特に必要無しとのことで、灯篭だけは、用意した。

LEDで、色変わりするハイテク?灯篭で、インターネットで、購入してみた。

一応、サイズとかも調べてから、購入してみたけれど、実際には、かなり小さめ。

ウチの仏壇は、30年前に、父が、他界したときに、購入したもので、かなり大きいものだから、灯籠が、余計に小さく感じる。

でも、まあ・・・母は、ちんまりしていたし、この灯籠は、母が、好きだと思う。

 

まだまだ猖獗中であろう流行病のせいで、都内の親戚などは、ご遠慮します・・・ということで、お香典が、郵送されてくるし、母の生家のある県北の親戚なども、やはりご遠慮申し上げますということで、お香典が、現金書留で、届いたり。

母の葬儀も家族葬ということで、ご近所には、お知らせしなかったのだけれども、8月の始め頃になって、母の行きつけの美容院(生前の母が、お世話になったので、ご挨拶と御礼に行ったから、ソコからバレた)から、聞きつけたご町内の人達が、自治会の班長さんに、どうして報告してくれなかったのか・・・と文句?を言い、それで、連名、個人名で、遅くなってすみません・・・まとめて、5カ月遅れのお香典をいただいた(お返しが、面倒なので、カンベンしてくれよ・・・と内心思ったりもしたのだけれど)。

母なりのご近所付き合いもあったのだった。

 


Radio~お盆なので、怪談?

2021-08-11 20:27:07 | Weblog

薄曇りながら、今日も暑い一日。

昨日・・・数年間試用していなかった母のラジオが、触ってもいないのに、突然、音が鳴りだして、ちょっと驚いた。

トランジスタ・ラジオは、母の居室から、4個出てきた。

見つけたときに確認したけれど、どれも電源が、入らなかった。

 

音が鳴りだしたのは、画像右下の黒いカバーのついたSony製のラジオ。

電源スイッチのところに、ちょっと電池の液漏れ?みたいな感じのシミがついていた。

 

同じような薄型ラジオ2個。

厚みのある普通のトランジスタ・ラジオ2個。

 

夜が明けて、電池の入れ替えなどして、通電するかどうか確認してみたところ、ピンク色のラジオ以外は、全て、電源が入って、受信可能状態だった。

このラジオたちは、母が、まだ動けて、幾分、聴力があった頃、使っていたもので、庭の草むしりや、眠れない夜や早朝に聞いていたのだった。

一番新しいのが、ピンク色のデジタル式のラジオだけれど、母は、デジタルには、馴染まず、一度か二度使っただけで、コレは、電池の腐食により、通電しない状態だった。

 

母は、まだこの家に居るのかもしれない。

もしかしたら、死んだということを自覚していないのかも?

幽霊でもいいから、もう一度、会いたい。

 

『私は、ここにいるよ。』

そんな感じで、ラジオで、知らせてくれたのかな?

・・・でも、私には、ラジオの音しか聞こえないよ。

 

何が言いたいんだろう?

死ぬのをアレ程、怖がっていて、施設や病院では、死にたくない・・・と言っていて、その願望?が、叶って、早朝、寝床から起き出して、ストーブと炬燵とテレビを点けて、炬燵に入って、座椅子に持たれ、眠るように、死んでしまった。

まだ、5か月しか経っていないのに・・・。

初盆迄、あと2日。

 

お帰りなさい・・・なのかな。

それとも、ずっと居たのかな?

 

 


立秋を過ぎて野分の落とし物②/怪談なのかも???

2021-08-10 22:24:26 | Weblog

今年の夏には、珍しく、朝から快晴。

猛暑日で、最高気温38℃

午前8時には、既に30℃を越えて、台風9号から変わった温帯低気圧の名残りに、時々、強風が吹いて、庭に、双子のドングリを落としていった。

まだ青く小さなどんぐり。

強い夏の光の中で、風に煽られて落ちてきた。

 

夕刻に、初盆用のお返しの品を取りに、駅東の〇越迄。

仏壇にお供え用に、干菓子など買った。

ここの三〇の駐車場は、とにかくパークしづらくて、お客さんも次々と来るのに、店舗前には、5台しかない。

いつもは、道を挟んだ駐車場にパークするけれど、今日は、荷物が多いので、店舗前に留めようとしたけれど、なんだかうまくいかなくて、何度も、何度も、ハンドルを切り返して難儀した。

店員さんとか、周囲のひとの視線とか・・・。

ヘタなのは、わかっているんだけれど。

やっとこ駐車できたのであった・・・(やれやれ)。

 

〇越を出て、郵便局へ荷物受取。

そのあと、昔の会社の友達に、母の飲み残しの漢方薬を渡して、家に戻った。

 

近所のデリカテッセンで、6種類のオカズパレットを買ったので、お米を研いでいると、ラジオの音。

何処から、聞こえてくるんだろうか???

暫くしても、聞こえてくるので、音のする場所が、仏間だった。

仏間には、生前の母が使っていて、壊れたり、電池切れのトランジスタ・ラジオが、3台程、まとめて置いてある。

その中の一台が、触ってもいないのに、鳴りだしたのだった。

母の霊でも、戻ってきたのだとしたら、随分と気の早いことよ。お盆には、まだ数日あるがな・・・と思った。

何か言いたいのかな?と思ったけれど、わからないし・・・。

 

音のする一台を、キッチンに持ってきて、スイッチを切った。

母が、生きていれば、何かの予感というか・・・そんなふうに受け取ったかもしれないけれど、母が、来てくれたのならば、怖くないし、幽霊でも、なんでも、いろいろと言ってやりたい事もあったりするので。

帰ってくるもなにも、まだこの家に居るのかもしれないし、もし居るのだったら、聞きたいことが、山ほどあるのに・・・と思う。

 

怪談と言うほどではない。

母の御霊なら、どうせヘナチョコに決まっている。

 

 


立秋を過ぎて野分の落とし物

2021-08-09 20:30:40 | 自然・気象

台風9号が温帯低気圧に変わり、その余波で、風が強い。

家の外に出てみると、小さな青い楓の葉と、青いどんぐりが、落ちていた。

強風に煽られて、落ちてしまったようで。

 

台風から温帯低気圧に、ややチカラの衰えたと思われる気団だけれど、中心から、遠いのに、かなり風が強くなってきた午後。

午前中は、ザッーと降雨も。

 

明日は、フェーン現象で、最高気温が、40℃近く迄、上昇するとの予報。

生まれたばかりの秋にも、ちょっと厳しい暑さなのかも???

 

 


つくつくぼうしの初鳴き(2021)を聞く・・・その他。

2021-08-05 23:20:50 | 自然・気象

最高気温が、体温と同じだなんて・・・。

 

日中は、階下にいて、拙宅1階は、30℃を越えても、比較的涼しい・・・というか・・・居室にしている2階が、暑すぎるのか・・・温度計は、殆ど、同じ数字を示しているのに・・・。

暑いので、恒例?の浴室清掃。

 

つくつく法師の初鳴き。

お盆前くらいに、鳴きだして、9月末くらい迄、鳴いていた暑い年もあった。

暑苦しい鳴き声だし、それでも、夏が過ぎていくような一抹の寂しさみたいなものもあったりして。

日没が、だいぶ、早くなったような気もするけれど、そういえば、明後日(7日)は、立秋。

 

ゴキブリさんが、あおむけになって、悶絶していた階段下。

暑さのせいかも?

何処となく不死身な虫のような気もするけれど、ヤツらも、暑さには弱いようで、35℃を越えてくれば、弱ってもくるんだろうな。
そういえば、一昨日、大きなゴキさんを台所で、みかけたので、エタノール消毒液を、吹きかけようとしても、動きが鈍かった。

間髪入れず、エタノールを吹きかけたら、わりと簡単に、捕獲できた。

かなり大きな個体で、50mm(触覚は除く)前後だったような気がする(もしかすると、大きくみえただけかもしれないけれど)。

今年は、それ程、見かけないな・・・と思っていたけれど、40mm越えは、今年3匹目か、4匹目だったかも???

 

やはり、暑すぎるのは、生体によくないのだろうなぁ・・・。

 

 


盛夏の日光・中禅寺湖へ

2021-08-03 21:08:54 | Weblog

下界は、最高気温35℃であったけれど、本日は、早朝から、相方と日光・中禅寺湖へ。

湖面を渡る風の涼しさ。

奥日光・中禅寺湖畔は、24℃というこのうえもない涼しさ。

風が抜けると、少し寒いくらいでもあった。

 

盛夏の季節に、高原の涼風とは、贅沢、贅沢。

 

華厳の滝で、マイナスイオンをたっぷりと浴びて、湖畔に戻りフレンチ・レストランで、ランチ。

 

 

中禅寺湖畔北側を散策。

ランチ後は、更に奥まった戦場ヶ原か、湯ノ湖迄、行ってみようかと計画したけれど、湖を渡る風の気持ち良さに、湖を眺められるベンチで、涼風を満喫。

高原の風は、湿度がなく、サラサラと心地よい。

男体山を見上げながらの散策。

時刻は、14時半をまわり、男体山頂上が雲に覆われてきたので、下界へ戻ることにして、山を下る。

 

日光市内へ戻り、日本最古のリゾートクラシックホテルである金谷ホテルの創始者宅であり、旧金谷カッテージ・インとして、開業した武家屋敷が、歴史館として公開されているので、見学。

古民家リノベーションと思いきや、民家ではなく、武家屋敷で、江戸時代建造のお屋敷と明治時代増設の古民家(?)が、融合され、欧米人の宿泊施設の原型がそこにあった。

日光は、もう何度も訪れているけれど、四季は、もちろんなのだけれど、訪れるたびに、発見の多い土地だと思う。

 

それにつけても・・・。

8月であるというのに、観光客のまばらなコトよ。

あの流行病以前の夏の日光は、混雑していて、レストランも予約が取れなかったり、中禅寺湖畔も人ばかりで、夏休み平日は、避けていたのだけれど。

その影響も大きくて、さびれた店舗が多い中、ものすごく強気な宿泊料金設定の湖畔の高級ホテルは、威風堂々して見えた。