鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

歳末の或る金曜日

2020-12-18 23:58:57 | Weblog

昨日より、やや寒気緩んだような・・・週末。

 

午前中、銀行と灯油調達。

午後、宅配時間指定の荷物待ち&受取り。

野菜類をメインに買い出しで、道の駅へ。

夕刻より、自動車の12か月点検。

 

いつも、ぐうらたらしていて、氷点下の朝は、起きない・・・のですが、本日は、朝からフル稼働???

某・地銀と統合が予定されている家人のメインバンクは、相変わらず、窓口預金引き出しは、待ち時間30分。

午前中でも午後でも、変わりないみたいで・・・。あんなに行員さんがいて(たぶん9割は、パートだろうなぁ)、何故に業務が滞る???と毎回思ったりして。

いやいや、家人がATMで、預金を引出そうとして、暗証番号を3回間違えたので、キャッシュカードが、飲み込まれたまま、面倒なんで、つくりに行かず、窓口で、伝票書いて、引き出ししてるんだけどね・・・(ああ面倒くせぇ)。

家人のようにATMが使えなくなったお年寄りが、淘汰されるまでは、続くであろう窓口。

そういえば、シネマコンプレックスでも、自動券売機前で、チケット買えないご老女の二人連れを、映画館のスタッフが、窓口迄、お連れして、販売してたしな。

映画も、今では、スマホで、チケット買って、座席指定して、映画館で、発券して・・・ヒトを介さなくても、映画は見られる・・・まあ、モギリがいるけど。

 

宅配さん。同一業者で、同日の時間帯指定で5個の配送をお願いしていたけれど、先発で、4個きたものの、1個足りない。

1週間営業所留めにしておいて、まとめて配送して貰えるようにしたのに・・・。

指定の時間には、まだ30分程度リミットがあるけれど、営業所に問合せをしてみたけれども、配送するドライバーさんが、違うという・・・。

荷物の大きさの問題なのか、重量なのか・・・?結局、リミット15分前に、残り1個が、別のドライバーさんで、到着したけれど。

受取りは、1回で、済ませたかったのだけど・・・。

 

街中のショップは、何処へ行っても、クリスマスソング。まあ師走、歳末の街中の毎年の風景ですかね?

どうせ、クリスマスぼっちなんだけどね・・・。

 

 


氷点下の朝は、寝ています・・・。

2020-12-17 23:54:14 | Weblog

氷点下の朝。

良く晴れて、冷たく乾いた強風。

冬の到来・・・って感じですかね?

庭の楓もまだ少しだけ、葉が残っていますが・・・。

 

まあ、とにかく、日中でも、気温が、10度に届かず、寒い寒いと言いながら・・・ついこの間迄、暑い暑い!と言いながら暮らしていたような気がするのに。

やはり、暑からず、寒からず・・・最高気温20度前後が、一番凌ぎやすい気温なのかも。

 

朝は、氷点下だったので、居室の2階でも、気温5度くらいで、何やら、打ち寄せる波から、逃れられず、足が、波に浸かった夢などみたのだけれど、やはり、コレは、足の冷えが原因だったようで。

足が冷たくて、目が覚めました。

朝、目が覚めて、思うことは、毎日、毎日、同じで・・・。

ああ!今日も、会社に行かなくていいなんて。こんな幸せは、他にない・・・。

余程、会社(とか学校)が嫌いだったのですね。私は。

会社(学校)に居る間は、何処かしらに人目があって、常に四方八方に気を張り巡らしていたので、疲れてしまって(極端に自意識過剰)、仕事(というよりは、作業ですね)は、嫌いじゃないものの・・・(←言い訳ですが)。

大体、寝つきが悪く寝起きは、もっと悪いのに、氷点下の朝から、行きたくもないところへ行かなくてはならないという義務感だけだったからなぁ・・・と、今更ながらそう思ったりもして。

そう・・・冬は、氷点下の中・・・何十年も会社に行っていたけれど、会社から、もう来なくてもいいよと言われたので・・・、ずっと前に・・・。

来なくてもいいよ・・・と言われなかったなら、今でも、働いていたかもしれませんが・・・。

なので、氷点下の朝は、寝ています。

まるで、王侯貴族だね。貧乏だけどさ・・・。

私が、望んでいたものは、氷点下の朝は、寝ているコトだった・・・のかもしれません。

馬鹿で、アホで、コミュ障で。人間としちゃ、出来損ないなクズだけれどさ・・・。

それでも・・・氷点下の朝に、寝ている幸せ・・・(猫と一緒に、ぬくぬく出来れば、もっと幸せかも・・・でも、今は、猫はいませんが・・・)

 

 


観劇弁当

2020-12-16 22:56:12 | 演劇・映画

明け方の最低気温氷点下4度。

氷点下の朝が、始まりました。

 

昨日の映画館での舞台中継・ライブビューイングの上映時間が、13時30分ということで、鑑賞前にランチでも・・・と思ったのですが、相方の時間の都合がつかず、市内の欧風レストランで、お弁当を調製してもらい、持参。

数年前のお花見の時に、作ってもらったのですが、そのときは、発注数が最低5個から・・・ということだったのだけれど、他のお客さんが、5個以上発注してくれたので、私たちは、注文数2個でも、受注できたのでした。

(画像は、2018年当時のものです。今回のメニューも、ほぼ同じでした)

 

今年になって、例の流行病で、外食の制限とかで、テイクアウトに、チカラを入れる店舗も増えてきて、件(くだん)のレストランでも、2個から受注できるようになったので、久しぶりに購入してみたのでした。

相変らず・・・この値段で、このお料理で、採算がとれるのカナ?といった内容。

映画館隣接のショッピングモールの休憩所で、観劇弁当ならぬライブビューイング弁当と相成りました。

時間的に店舗での食事が、厳しい場合、お弁当というのもひとつの手だな・・・と思った次第で。

前回のライブビューイングのときにも、市内の料亭風チェーン店で、すきやき重弁当など発注し、そのときは、本当に時間がなかったので、車の中で、食してから、映画館入り・・・なんてことをしていました。

観劇には、お弁当がつきもので、歌舞伎なんかは、上演時間が、長いから、幕間に食堂で、食事を供してくれるし、昔は、朝からお弁当を作って、持参した・・・などいう記述が、森茉莉の随筆にありました。

昨日のライブビューイングの中継元の劇場は、明治座。

この劇場は、座席での飲食が可能だし(現在は、新型コロナの影響で、座席飲食は中止になっているようです)、劇場売店で、販売しているお弁当も、とても美味しいし、食堂のお弁当も美味しい劇場です。

・・・それなので(・・・という訳でもないですが)、今回も、観劇弁当と称して、劇前の豪華?弁当と中継ですが、観劇で、贅沢な日を過ごしました。

明治座には、ちょうど6年前くらいになりますかね・・・お正月に家人と訪れ、食事付きのチケットだったので、新春観劇に行きました。

あれから・・・6年で、家人も、あまり外出も出来ず、殆ど聴覚も失くしておりまして、6年前は、人形町から、明治座迄、歩くことが出来きて、観劇にもいけたんだなぁ・・・と改めて思いました。

歳月の流れにも驚いておりますが、あとどれくらい家人と過ごすとことができるのか・・・日々、年老いていくけれど、まだ針を持ち、裁縫などするし、ボケ封じとかいって、アロー&スケルトンの雑誌で、クイズなど解いているあたり・・・やはり、並みの老人では無さげです・・・。

 


ライブビューイング:両国花錦闘士~りょうごくおしゃれりきし

2020-12-15 23:58:22 | 演劇・映画

気温10度に届かず、冷たい北風の吹く一日。

 

本日は、相方と隣市シネマコンプレックスで、ライブビューイング・両国花錦闘士を鑑賞。

この劇場中継は、チケットの購入枚数に制限があって、おひとりさま1枚・・・という・・・。

新型コロナ肺炎の警戒なのか、或いは、ジャニーズのタレントの起用だからなのか・・・とにかく、先行予約で、ふたつのチケット興行元で、1枚づつ購入し、システム手数料だの発券手数料だの・・・?チケット料金の10%以上の様々な手数料を上乗せされ、いざ、映画館迄、行ってみると、観客は、20名程・・・。

今回主役に決まっていたタレントが、不祥事で、降板したのが、公演の数週間前だったような?

まあ、そんな舞台中継を映画館のスクリーンで見るという趣向。

摩訶不思議なお相撲さんの世界を垣間見るにつけ・・・。

ああ、相撲とは、神事だったのだな・・・と改めて思ったりして。

スモウと言えば、このひと・・・デーモン小暮閣下も出演し、しょっぱなから、オープニングテーマ曲を熱唱・・・そして(たぶんなのだけれど)あのメイクを落としたお顔で、素知らぬ?顔して、出演していたような・・・(違っていたらすみません)。

あの方は、ロック界の方だと思うけれど、歌い方は、オペラの方が向いてんじゃないか・・・と常々思ったりもしていて。

ストーリーとしては、角界の内情と美学を求めて、日夜?精進し、恋やおカネや嫉妬・・・さまざまな感情に振り回される力士・昇龍を主軸として、歌あり、ダンスあり・・・(エロあり・・・)といった構成になっていたようで。

予定主役の降板後、よくここまで、作り上げたと思われるものの・・・。完全に主役には、なりきれず、イケメン力士というには、私の美学とは、相容れず。

それでも飽きずに、(休憩を含めて)3時間。

日頃の憂さは、忘れました。

舞台の効能って、日常を忘れるコトなのだと・・・しみじみ感じた3時間でした。

 

 


明日の朝は、氷点下の予報です。

2020-12-14 22:50:22 | 自然・気象

このところの暖かさで、油断していたけれど、くもりがちで、寒い週明けになりました。

大陸からの寒気で、冷え冷えのようです。

明日は、氷点下になる予報。

なんでも、氷点下4度とか・・・。いきなりかよ~~~~~~~!!!

せめて、0℃とか・・・そういったインタバール的な気温があって、それから氷点下になってもいいんじゃないのか・・・などと思ったりして。

そういえば、例の新型肺炎ウィルスは、季節を問わず、温度湿度関係なく・・・って感じだけれど、コレって、なんだか不自然な気がしますね。

やっぱり、茶番なのかなぁ・・・。

なんだか、おかしなコトばかりですし。

もう流行(武漢)を始めて、1年になるというのに、本当のところが、わからない・・・というか、或いは、実体のない???微生物なのかも。だから、フィクション。

グレートリセットに向けての布石なのでしょうかね?

超管理社会で、人類補完計画とか???

 

それにつけても、明日の朝は、氷点下の予報です。

どなた様も、暖かくして、お休みください。

 

 


師走の日曜日の風景

2020-12-13 23:33:44 | Weblog

このところ、暖かい日が続いていて、師走って感じでもないような・・・そんな日曜日。

こんなに暖かい冬の日なので、早く起きようと思って、午前6時半に目が覚めたのだけれど、まだ寒いので、あと一寝入り・・・と思って、次に目覚めたのが、午前11時を過ぎていました。

・・・なんだか、ヘンな夢を、たくさん見ていて、覚えているシーンやストーリーもごちゃごちゃなのは、いつものコト。

先々の心配だとか、言いようのない不安などが、根底にあるのでしょうかね・・・そんな夢達でした。

そんなふうに、寝てみる夢を反芻していたら、あっという間に、正午を過ぎ・・・。

 

午後から、荷物の受取りと、ライヴビューイングのチケット発券、買い物などで、市内をぐるり・・・。

若い人たちは、マスクをしていないひとも多いみたいな?賢い賢い。

ガセネタに流されない、今の若い人たちは、ホント、しっかりしてるね。

疑心暗鬼になっている年寄りの方が、恐ろしい。

 

それにつけても・・・。

大荒れの庚子年もあとわずか・・・。

戦後(どの戦争を指すのかは、さだかではないけれど)最大級の大変な年になりましたね(まだ終わってはいないけれど)。

せめて、年の瀬くらいは、穏やかに過ごしたいものですけど。

 

来年も、初詣に行けるかな?

今年の初詣のときには、まだ新型コロナは、流行していなかったんだよね・・・。

いろいろと規制がかかるかもしれないし、戦後最大の大変は、まだ続くのかもしれないし?

先の見通しが、まるで、立たない・・・摩訶不思議な感じのする年の瀬。

 

 


着た切り雀の讒言②

2020-12-12 22:23:24 | Weblog

薄曇りながら、風もなく、穏やかな師走の土曜日。

 

2か月程前に、某・アメリカのアウト・ドア衣類のショッピング・サイトで、毛足の長いフリース・ジャケットを購入しました。

アウターを買うのは、久々で、やはり服を買うのは楽しいです。

もちろん、定価・・・なハズがなく、セール品で、みんな大好き?約半額。

色とサイズが、ちょっと不安でしたが、合わなければ、自宅用にすればいいや・・・くらいの感じで。

 

・・・で、届いたジャケットは、軽く、そして暖かく、サイズも少し大きめなれど、支障なく、そして、なにより、色味がとても気に入って、コイツは、あたりかも・・・と思った次第。

通販で、服を買うときは、アタリハズレが、かなり左右するので、コレは、大当たりか!

コレ迄の経験則からいうと、何もかも、希望に沿い過ぎるというのは、ちょっと・・・???なのでした。

そして、案の定・・・このジャケットは、着心地、色、形・・・全てに於いて、満足のいくものでしたが、着用してみて、びっくりするほど、毛の抜けるジャケットでした。

ジャケットの中に来ているニットトップスには、もちろんのこと、相方の車の助手席とシートベルトにも、フリースの抜け毛が・・・!!!

色も形も着心地も・・・こんなに、こんなに、気に入っているのに・・・何故に???

ショップに問合せをしてみたところ、御返品を承ります・・・とのことで、でも、毛さえ抜けねば・・・と、返品にも二の足を踏んでおりました。

同じ品番のものがあれば・・・と思っていましたところ、セール価格で、在庫があるようなので、そちらと交換して貰うことにしました・・・でも、同じ商品なら、やはり毛が抜けるんでしょうかねぇ????

交換後のものも、やはり抜け毛が酷いようなら、当初の思惑通り、自宅用の内着にしようかと思います(それくらい、気に入っているってコトで・・・)。

色味が、特に好きで、キャニオン・レッドという朱色に少し乳白色を混ぜたような(・・・見た目、ちょっとぼんやりで、眠たそうな色味なのですが、自画自賛で、この色、不思議と似合うような気がする???)温かみのある色で、黒ばかりの着た切り鴉(からす)というか雀というか・・・には、珍しいチョイスかと思います。

それなのに・・・。二度目は、毛が抜けないといいなぁ・・・。

 

 


緋に染まる・・・。

2020-12-11 22:23:24 | Weblog

風もなく、暖かで、穏やかな師走の中旬。

今年もあと3週間を切ったというのに、拙宅庭の楓は、まだまだ赤い・・・。

緋色、深緋、猩々緋・・・或いは、夕焼け茜色。

染まっております。

最近は、赤ばっかりな写真。

赤は赤でも・・・秋色冬色の赤。

パラパラと風に舞う可愛い楓葉。

初夏新緑の楓もいいけれど・・・。

緋色の染まる晩秋の楓も大好きで・・・。

 

春の桜や、初夏のアカシアの花に埋もれて、死ぬのも、なかなかだけれど、紅い楓に埋もれるのはどうだろう・・・?

いいかもしれない。

いや、たぶん、いいと思う。

 

緋色の染まった葉の下に、青ざめた顔の美しいをんな・・・。

ほら、青(顔色)と赤の・・・なかなかなコントラスト。

美的かも?

 

空気を茜色に染めて・・・。

やがて、冬の色になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


偽薬(ぎやく・プラシーボ)

2020-12-09 23:12:21 | 健康・病気

終日曇りがち。午後薄日が差すも・・・。

 

お昼過ぎ。

家人が、強い耳鳴りを訴えてきました。

高音域の気持ちの悪い耳鳴りだそうです。

かかりつけの耳鼻咽喉科へ行きたいというのですが、今の時期、インフルエンザの予防接種なども行っているので、家人を、医療機関へ、連れて行きたくありませんでした。

もう待ったなし・・・状態の家人をひとまず、いつもの定位置の座椅子に座らせ、血圧、体温をはかりました。

最高血圧は、153mmHgで、一般的には、高血圧という括りなんでしょうが、家人としては、まあ普通です(高いときは、180mmHgを余裕?で超えるし)。

血圧関係でないようだし、頭痛がするという訳でもないので、コレは、たぶん、大騒ぎしている今が、ピークだな・・・と考え、当帰芍薬散を白湯で服用させ、安静にして、様子をみて、30分から1時間の間に、悪化すれば、病院へ行こうと提案しました。

自身の健康状態に対するメンタルの極端に弱い家人には、当帰芍薬散でも、ラムネでも・・・取り合えず、薬だと言って飲ませるのが、一番の早道だと思いました。

当帰芍薬散は、女性には、よい薬らしく、一応、耳鳴り、目まいなどの薬効書きもあるし、重複している薬もないので、服用後30分くらいして、

『どんな具合だ?』

と尋ねたところ、案の定、高音の耳鳴りは、消えて来た・・・というので、そのままにしておいたところ、グーグー寝てしまいました。

2~3時間経っても、眠っているので、もしや、このまま、昏睡状態に陥ったとか?・・・などと少し焦りましたが、起こせば、起きるし、夕食も食べられるというので、小豆粥などの消化のよいものを拵え、食べさせました。

当帰芍薬散が、効いたのか、或いは、プラシーボ効果だったのかは、さだかではありませんが、大騒ぎをする割に、病院へ行っては、ケロリとして帰ってくることが殆どだったので、いつものコトだけれども、もし、本当に危ない状態だったら・・・といつも悪いコトばかり考えてしまう癖がついています。

私を不安と心配のドツボに陥れることに関しては、超一流なので。

まあ、最近は、昔ほどではなく、このように、血圧、体温など測ってから、対処するということを覚えてきました。

 

漢方薬の効果が表れるのは、体質改善が進んでからなので、回復までに時間がかかる・・・と、よく言われますが、身体の冷えなどは、証が合えば、30分以内に、効果が分かるような気がしています。

ヘタに病院へいくより、間髪入れず治療しなければならない病気(例えば、脳卒中とか、骨折などの事故による損傷とか)以外は、案外、漢方薬の方が、家人には、効き目があるのかもしれないな・・・と思うようになりました。

そう・・・たとえ、それが、人並み外れて臆病で、アホウな家人の不具合に対しての偽薬だとしても・・・。

 

 


落葉

2020-12-08 22:26:26 | 自然・気象

午後から、やや強い風。

風に煽られて、裏の雑木林は、クヌギなどの黄色い葉っぱが、吹雪ように舞っていて。

庭の楓も、落葉を始めました。

綺麗な赤やオレンジの葉っぱが、落ちてきています。

足元に、わずかに残った秋色。

パラパラ・・・と。

 

楓は、落葉すると、数時間で、しおれて、萎んでしまうようです。

樹上にあるときは、鮮やかな朱の色ですが、樹木から絶たれると、落ちて、乾いて、カサカサになって朽ちてしまうのが、ちょっと悲しいかも。

 

毎年、11月の終わり頃、朝目覚めると、一斉に、赤くなっている楓の木が、圧巻だったけれど、今年は、主木の大楓の1/3が、樹上で、枯れてしまっていたので、寂しく思った今晩秋でした。

楓の赤も、もうあと少しで、散っていき、寒い冬が、本格的にやってきます。

そのインターバルな鮮やかな晩秋の色。

秋の夕暮れの沈んで行く太陽の光を浴びた楓もまた圧巻。

オレンジ色の夕暮れの光の中で、楓の樹々は、冬支度の終了を告げるかのように、パラパラと赤い葉を落としていきます。

 

・・・もっと、もっと・・・何年も前から、楽しめばよかった。

会社員だった頃は、朝にちょっと見るくらいで、帰宅の頃は、暗くて、よくわからなかったし。

 

こんなに楓が好きなのは、前世で、山のタヌキだったのか、キツネだったのか、或いは、クマか、イノシシか、はたまたシカか、お猿さんだったのか・・・。

 

来年・・・新緑の頃に、また・・・その可愛い葉形と、光を緑色に染めるその姿で、お会いしましょう。