最低気温2度、最低湿度23%
カラカラに乾いた初冬の晴天。
数日前から、横になると胃が膨らんでいるような感じがして、食後数時間経っても、なかなか消化しないような、重いような感じだったのだけれど、昨夜から、どうも、みぞおちあたりに、熱感というか、焼けるような感じで、嚥下すると約3秒後に、鈍痛がして、よく眠れませんでした。
激痛とか、痛くて眠れない・・・というのではなくて、何もしなければ、なんともない・・・のに、飲み込むと反射的に、焼けるような鈍痛が来て、胃の入り口あたりに、なにかが、つっかえているようで、下に降りない・・・というか・・・。
深夜で、よく眠れなくて、悪いことばかり考えてしまいました。
手術を伴う病気だったら、どうしよう・・・(たぶん、ココで、思いつくのが、胃ガンとかですかね?)。そうなると家人の世話は、どうしよう・・・とか。
最悪、余命が数か月とかで・・・まあ、早く死ぬなら、ソレでもいいし、将来の心配などしなくてもいいから、ラクにもなるし・・・そうだ。死ねるということは、思った程、悪いことでもないのかも・・・などと、前向きなんだか、後ろ向きなんだか。
まあ、死ぬとして・・・生きてるうちに、部屋を片付けとかんとな・・・死後、発見されて困るようなものは、ないけれど、このパソコンの中身だとか・・・ちょっと困るか・・・携帯電話料金とか、クレジットカードとか・・・。
そんなことを考えていると、少しだけ、開けっ放しにしておいたカーテンの隙間の窓から、彎月(半月)が、ちょうどお椀の形になっているのが見えました。
お椀の上部の直線と地平線が、並行になっていて、ほんとに、お椀。
そうだったね、私は、彎月の日に生まれたんだっけね。
まあ、今はそんなこと、どうでもいいんだけれど、なにやら、死の想像をしているところに、ほんとうに、少しだけ、あけた、カーテンの隙間から、彎月が、みえるんだもの・・・やはり、悪い病気かも(←思考が逆戻りして、マイナーになっていく)。
そんなこんなしているうちに、はてさて?この症状は、どんな不具合なんだろう?とか・・・いまは、ちょっとググれば(←このググルってのももう死語なのかしら?)、一発で、検索できる有難い世の中で。
急性膵炎・・・まあ、このあたり、痛む場所は、ヒットなんだけれど、激痛だそうで・・・違うな。
この焼ける感じは、たぶん、胃液の逆流かも。
・・・となると、胃逆流性食道炎・・・このあたりでしょうか。
・・・ということは、家人が、飲んでいるアレが、効くかも。
朝になって、家人が、起きたら、薬を出して貰って、それで、ダメなら、病院へ行こう・・・と一応の計画?を立てました。
朝になる迄に、出来ることは、とりあえず、中和か・・・。
大根あったよな・・・大根と生姜を卸して、食べてみる・・・この大根、あまり美味しくないんだよな・・・スが入ってて。
昨日煮たリンゴのコンフィチュールで、口直しだ。今のリンゴって、実が大きくて、絶対1回じゃ、食べきれないんだよね、生だと・・・で、残ったヤツは、黍砂糖と一緒に煮てしまう・・・前に煮たときは、純粋の黒糖で、煮たので、色が、茶色になっちゃったけれど、黍糖だと、あまり色がつかなくて、いい感じだよね。
御茶を飲んで、寝る前に、そうだ、確か、茶の間に、胃薬があったよな、アレも飲んでおこう。
そして、数時間寝ても、症状は、あまり変化がないので、家人の常備薬『エスマーゲン』を分けて貰って、のんだところ・・・わりとすぐに、症状が、改善したのには、驚きました。
やっぱ・・・胃酸だったのね・・・。
まだ、少し違和感は、ありますが、薬を飲んで、早くねることにします。