鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

香考(かおりこう)③~人格を持った香り

2012-03-30 22:45:55 | Weblog
ようやく暖かくなってきた・・・そんな気がする金曜日。


♪フランシーヌの場合は、あまり~もお馬鹿さん
3月30日の日曜日パリの朝に?燃える命・・・

・・・なんて、楽曲があったけれど、流行したのが、子供の頃だったから、どういう事情で、フランシーヌが、お馬鹿さん扱いなのか・・・未だによくわからないままで、ただ今日は、その3月30日・・・金曜日だけれど。

・・・私的には、どうも『プラハの春』と勘違いしていたみたいで・・・です。

・・・で、この楽曲と今日のお題とどういう関係があるのか・・・と問われれば、実は、全く、関係ないんですが・・・今日が、3月30日だったので、ちょっと、歌ってしまっただけです。
もちろん、この2行しか知らないから、コレだけ。

無理やり関連づけると、『パリ』ですかね?

愛読本の『世界香水ガイド☆1437』は、退屈なときに、パラパラめくって、目に止まったところを読むのが好きで、ルカ・トゥリンさん、タニア・サンチェスさんのお二方のエスプリの利いた文学的コメントには、読むたびに驚かされます。

香水とは、その香りをかいだときに、明確な人物像(イメージ或いは、ヴィジュアル)が、浮かんでこないものは、駄作だと言いきっちゃいますからね。
ただ単に、良い香りなだけでは、ダメらしい・・・このヘンが、日本人の香りに対する感覚と180度違うところだろうと思ったりします。
だから、彼らの評価★5(最高)ランクのものでも、私には、気持ち悪くなる(悪酔い)ものも多いし、こんなによいかおりなのに、なんで、★2つしかもらえないのかな~~~と思ったりする訳で。

さて、人格を持つ香り・・・と言うのは、多分、使いこなすのが至難の業のような気がします。
香りが人格を持っているので、つける人もそのようなイメージでないと、まるっきり合わないというか・・・。
まだ、10代の発展途上の女の子が、例えば、ゲランの『Mitsuko』だとか、『Vol de Nuit(夜間飛行)』なんかの香りをさせていたら、モロ、おばさんを連想させられて、全く場にそぐわないだろうし、まあ、10代の女の子が、こんな哲学的?な香りは好まないだろうけれど・・・。

・・・ここまで、書いて、今日書きたかったことが、全く、書けておりませんでしたので、続きは、次回。


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