鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

月命日(30回目)

2023-08-10 23:47:21 | Weblog

昨日の雨から、再び強い日差しの日中。

 

お昼から、墓所の清掃。

7日の月命日から3日遅れたけれど、本日30回目の月命日の墓参。

先月、雑草は抜いたので、墓石と囲い、灯籠周辺を、拭き掃除。

墓地は、墓仕舞いのため、撤去された墓所も多くなってきて居るのだな・・・と来る度に思う。

拙宅の墓所は、川べりの崖っぷちの近くなので、川が氾濫すれば、一番最初に流されるかも・・・と毎回思う。

数年前の台風による豪雨で、市内西側を流れる川が、氾濫し、川の西岸の住宅地は、浸水したのは、記憶に新しいところだけれど、戦後間もなくの台風で、あの川の水は、JR駅構内迄、及んだ・・・という文献?を見たことがあって、JR駅から河岸迄、徒歩で、15分弱くらいの距離で、駅迄、浸水したとなれば、どんだけ~~~降ったのか・・・(これは、以前に既出で、重複すみません)。

それを踏まえれば、数年前の台風は、それよりは、規模が小さかったのか・・・或いは、西側の堤防が脆かったのか・・・そんなことを考えてみた。

市内を台風が襲った時期、母は、まだこの地には居らず、県北に居て、まだ女学校というところに通っていた時期か、地方裁判所で、書記官になり立ての頃かと思う。書記官って言っても、なり立ての雑用係だったのだろう。

産まれた地を離れ、こんな川の崖っぷちの墓で、嫌いな夫と一緒に居るなんて、想像もしなかったんじゃなかろうか?

昨日も、夕方、ちょっと、うとうと眠っていたら、母が夢に現れた。

母の居室に飾ってある亡くなる前の年に撮った写真は、老いさらばえた母が写ってて、90歳だもんな・・・干からびるわな・・・と改めて思った。

若い頃の母は、綺麗なひとだったけれど、老いるというのは、身体から水分が抜けるから、こんなに干からびるんだね。

夢に出てくる母は、(たぶん)母が一番幸せだったと思われる(これは私の完全の私見だから、この時期より、しあわせな時期は他にあったと言われてもちょっと困るけれど)70歳くらいの頃の母が多いような気がする。

どの時期の母でも、いいんだけれど。

そしてお盆だろうと、普通の日だろうと・・・母はいつも一緒に居るような気もするし、まだまだ母の死を受け容れられない私もここに居る。

 

 



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