鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

烏瓜、唐朱瓜・・・または、玉章~カラスウリ

2019-11-01 21:43:15 | 自然・気象

久々に、正しい秋の晴天。爽やかで気持ちのよい週末。

朝の気温が、10℃を割り込んで来て、山の紅葉も平地に向かって降りてくる頃。

夕方前に、郵便局へ、不在票の荷物を受取りに出ようとして、ふと自宅入り口付近に、真っ赤なカラスウリが、いくつも垂れ下がっているのをみつけました。

写真が下手なので、あの綺麗な朱色・・・まさに、秋色をしたカラスウリが、よく写らなかったのだけれど、まだ青いものから、いくつもいくつも鈴なりになっておりました。

ちょっと見、柿の赤さにも似ているけれども、更に濃い朱の色、秋の夕暮れの色。

小学生のときに、秋の遠足(徒歩で、近場にいく軽い?遠足。お弁当を食べるとすぐ解散。土曜日でもないのに開放された気分になりました。昔は、土曜日も、半日授業があったのよ・・・ゆとり世代には、考えられないでしょうケド・・・)で、近隣の山林や、川の断崖で、地層の見学などで、ひょっこり朱いカラスウリなどが生えているのをみて不思議に思いました。

その頃は、街中に住んでいたので、自宅付近には、なかったように思います(案外、知らなかったダケだったのかも・・・)。

現在の居住地に引っ越してきてからも、学校と自宅、会社と自宅の往復で、ゆっくり周囲をみている暇がなかったように思います。

今時分は、日暮れも早いから、会社から帰ってくる頃には、既に、陽は落ち、烏瓜は・・・たぶん、見えないし、朝は、朝で、ドタバタしていて、家の周りなんて見ている暇もなく。

なんて、虚しく日々を過ごしてきたんだろうなぁ・・・。

夕暮色をしたカラスウリに、ケラケラ嗤われているような気がします。

・・・ずっとここに居るのに、やっと今頃、気づいたんかい??ケラケラケラ・・・!某国営放送のナマイキなアタマの大きな女の子じゃないけど・・・ボーっといきてんじゃねーよ・・・(って、アンタみたいなガキに言われたかないけど・・・なんか、ムカつきますね。制作元が、NHKだけに・・・上から目線で)。

カラスウリ・・・烏瓜、または唐朱瓜と書くようです。玉瓜、玉章(たまずさ)とも・・・。

 

爽やかな乾いた秋に空気に抱かれながら、朱色に染まるカラスウリ。秋の夕暮れと、どっちが朱いか、競いましょう・・・。