鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

死期を占う・・・②

2012-02-15 22:54:28 | Weblog
寒気緩む。


(昨日のつづき)

いつ結婚できますか・・???とか、たぶん、そんな質問の多い中、
『何時頃、死にますかね?』
という問立てに、ちょっと驚いたふうであったサイコメトラーの占い師氏。
『わかりますが、お答えできません。』
(本当は、解らないんだな・・・)と内心そう思った。
『はっきり、期日を言ってしまうと、あなたの今後の運命が、決まってしまうから・・・。』
(運命があるなら、死ぬ時期なんざぁ、だいたい決まってんだろうから、占いの結果を聞いただけで、運命なんて変わりはしないよ。変えられないから運命なんじゃん・・・)と内心そう思った。
結局、ある程度は、答えは、だせるけれど、確実に予測するのは、無理なのではないか・・・と見た。

死ぬ時期を聞くと、大抵の占い師は、答えない。
『私の占いは、生きるための占いであり、死期を予言するものでは、ありません。』
『死期は、占ってはいけないタブーになってます。』
大体が、こんな答えだ。

大したことね~~~なぁ・・・。
だったら、高島呑象とかは、どうよ?百年に一度の天才占い師って言われたひとだけれど、ちゃんと自分の死期を予言して、その通りになったんだよ?(・・・と言われている)

高々5千円か1万円前後の鑑定料金で、外れるリスクの高い予測なんてすることもないか・・・。

・・・ところが・・・。

青山五行の小池雅章先生は、違っていた。
(2010年当時のことになるけれど)青山五行の事務所を訪ねて、お茶を入れながら、小池先生は、尋ねた。
『どんなことを占いましょうか?』
『この数年、悪い事ばっかりだったので、今後の運勢の流れを占って下さい。』
(・・・この間、何十年か単位での大まかな運勢の、お話して)その後、
『はっきり、言っちゃうけど、あなた82歳までは、大丈夫よ。それから先は・・・保証できないけど。』
聞いていないのに、先生自ら仰るではないですか・・・。

でもなぁ・・・。82歳って言われてもなぁ・・・。
年金だって、払い損だし、この先・・・どうすればいいのよ・・・って話だ。

死期を尋ねて、ちゃんと答えがだせるのが、たぶん、本当の意味での占い師なんだと私は、思う。
(当たろうが、外れようが、自分の占いに自信がないと、予測は出来ないと思うので・・・)