鼎子堂(Teishi-Do)

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『神々の科学:青山佳秀・著』

2010-02-25 21:01:44 | Weblog
晩春か・・・まだ、2月だってことを忘れそうな一日。

私は、先天的に『運』というヤツに見放されているようである。
・・・最近は、そんなことばかり、考えている。
仕事の配属先でも、天国と地獄を分けるその『運』に翻弄されて久しい。
同じ賃金(キャリア・スキル全く無視)なのに、倍の仕事量、責任の度合い・・・そんなことを考えると、正しくこれは、『運』というか、もって生まれた『運命』なのかと思う。
仕事を倍やっても、結局、徒労に終わる・・・もって生まれた運命なんだろう・・・と思う。

かなりネガティヴな思いでここ数年過ごしているけれども、結局、ヒトの運命は、90%は、生まれる以前?から決まっているようだ・・・と結論づけられた著書にもであった。
その方が、ラクか・・・努力しても、結局のところ無駄なんだからさ・・・。
だって、運命は、決まっているんだもの・・・。
その実らない努力をすることだって、決まっているんだもの・・・。

だったら、知りたくありませんか・・・一体、誰が(或いは何が・・・)その運命を決定しているのかを・・・。
ひとは、運命を決めている何かを『神』と呼ぶようだ・・・。
もしかするとそういうことが、書いてあるのか・・・という先走りで、読んでみたのが、今日の御題『神々の科学』。

著者の青山佳秀さんといえば、すぐ思い浮かべるのが、インドの聖人・サイババだろうか。
以前、掌から白い粉?を出す映像で、たしか青山さんもご一緒に写っていらしたような気がするけれども。

神の領域に、踏み込んで行くのは、何故か、量子物理学系統を極めた方が多いような気がする。
どうしても、その領域に踏み込めないと、物理学の謎は、解けないってことなんだろうか?

落下の法則あたりで、もうつまづいているようなアタマの悪い人間(ワタシのことです)の読む本ではないのかもれない・・・。

支配された法則によって、全てが、動く。
では、その法則は、誰(或いは、何?)によって決められたのか・・・そんな謎を解き明かしたいという願いは、科学者ならば持ちえるものなのかどうか・・・。

南インドのアガスティアの葉の予言に導かれて、著者の青山さんは、幾人もの聖人と呼ばれるひとたちに出会う。

それは、青山さんが、幼い頃から望んでいた出会いだし、予言の成就に他ならない。
全て、定められた運命(或いは、出会い)を検証する形で、旅を続ける記録。