みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

花粉症対策/飛散多い年/花粉 室内に入れない/春季カタル 花粉症と別

2011-02-17 13:52:19 | 健康/くらし/薪ストーブetc
朝からぐずついたお天気ですが、気温は高目。
雨が降るといけないのと、部屋のなかが乾燥しているので、
洗濯物は薪ストーブで乾かしています。

わたしのブログは、このところ花粉症の記事へのアクセスが増えています。

眠くならない花粉症の薬「アレグラ」~第2世代の抗アレルギー薬
/眠気だけでなかった…思わぬ“脳力”低下


わたし自身は、昨年アレルギーテストをしてもらって、
スギ花粉などの植物に対するアレルギーはなし。
とはいえ、なんとなく鼻の中がむずむずして、
気がつくと鼻の穴をさわっています(笑)。

今週は、中日新聞の記者さんが見えて、
「地域のかたちを問う」の2時間半のロングインタビューがあったのですが、
話している途中に鼻みずが出てきて気になりました。
翌日、カメラマンに写真を撮っていただいたときも、
「鼻みずが出てるんですけど・・・」と言ったら、「鼻みず、写りますよっ」。
あわててとともちゃんにハンカチを借りてふき取りました(笑)。

そのインタビュー記事は、今日の中日新聞夕刊に掲載の予定で、
スペースがかぎられていると思うので、どんな記事になるのか、楽しみです。

朝夕刊をとっていらっしゃる人は少ないと思いますが、
読んでみたい方は、コンビニでお買い求めください。


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と宣伝しておいて、

後半は、花粉症対策の記事を紹介します。
花粉症とは別の「春季カタル」という目の疾患もあるようです。
わたしは、この時期、皮膚がかゆいときは、アレグラを飲んで、
目薬は市販の「抗アレルギー点眼薬」を使っています。

 
花粉 室内に入れない

服を払う 窓際掃除しっかり
「帰宅時は服の裾まで注意して花粉を払い落として」とアドバイスする小島さん(左)(東京の花王生活者研究センターで) 花粉症の人にはつらい季節が迫ってきた。今年は地域によってスギやヒノキの花粉飛散量が昨春の約10倍になるという予報もある。
 外出の時だけでなく、室内での対策を徹底することが予防のために欠かせないと、専門家はアドバイスする。
 日本気象協会によると、昨年の猛暑の影響で、昨春の2~10倍の花粉が飛ぶ見込み。東北地方が「昨年並みか多い」、関東、北陸、九州地方が「非常に多い」、東海地方では10倍以上になるところもある。一部地域ではすでに飛散が始まっており、2月中旬から3月下旬にかけてピークとなり、例年5月上旬まで飛散が続く。
 大塚耳鼻咽喉科医院(横浜市)院長の大塚博邦さんは「花粉症の人は『外出しないのが理想』と言いたいほど、厳しいシーズンになる。外出時はマスクと花粉防止用の眼鏡を着用してほしい」と話す。
 関東では、この冬の乾燥で鼻の粘膜が弱っている人が増えている。大塚さんは「カサカサの粘膜は花粉も吸収しやすいので要注意。花粉症でない人もマスクを使って予防してほしい」と呼びかける。
 室内での対策も欠かせない。花粉は、外出時のコートや外に干した洗濯物に付いて室内に入ってくるからだ。家の中に花粉を入れないコツとして、ダスキン暮らしの快適化生活研究所(大阪府吹田市)の研究員、野口美樹さんは、玄関にはたきを備え、帰宅時に玄関の外で服やバッグにはたきをかけることを勧める。その際、ほこりが舞わないように注意すること。
 また、花王生活者研究センター(東京都墨田区)の主任研究員、小島みゆきさんによると、洗濯時に柔軟剤を使うと、静電気を防ぎ、生地も柔らかくなるため、花粉が付着しにくくなる。「洗濯物を取り込む時には1点ずつバサッと音がするぐらい振り、服の内側に付着した花粉も払ってください」と小島さんは話す。
 室内の掃除も念入りに行いたい。特に花粉が落ちていやすい窓際や換気口の近くを入念に行うことが大切。ウエットシートなどで拭いてから掃除機をかけると、花粉が舞い上がりにくい。トイレや脱衣所のマットも着替え時に花粉が落ちやすく、こまめな掃除、洗濯が欠かせない。小島さんは「花粉が多く飛散した日や、たまりやすい場所をねらって集中的に掃除をすると効果的です」と話している。

 こうした日々の予防策に加え、花粉症対策の商品も上手に活用したい。東急ハンズ新宿店(東京都渋谷区)では、ゴーグルなどに加え、鼻用の洗浄液やマスクの携帯ケース、服に付いた花粉を吸い取る電動式ブラシなど約250種の対策グッズを扱っている。同店の販売担当者は、「ゴーグルは眼鏡のように見えるタイプが主流。ピンクのフレームや水玉模様など、眼鏡業界の流行を取り入れたおしゃれなデザインも人気を集めています」と話している。
(2011年2月12日 読売新聞)  


 花粉症 飛散多い年 初めて発症の人も
2011.2.16 朝日新聞 

 関東や四国、九州などでスギ花粉が飛び始めると予想された時期を迎えた。今春は地域によっては去年の10倍もの花粉が飛ぶそうだ。これまで症状がなかった人や、スギ花粉症以外の持病がある人も、注意が必要だという。
    ◇
 花粉症は若い人に多い傾向があるが、「今年は中高年にも発症者が増えるでしょう」。そう予想するのは千葉大医学部の岡本美孝教授(耳鼻咽喉(いんこう)科・頭頸(けい)部腫瘍(しゅよう)学)だ。
 岡本さんらは、花粉が少なかった2004年と多かった05年に、千葉県南部の同じ1148人を40代、50代、60代、70歳以上の各年齢層に分けて花粉症の発症率などを調べた。05年は40代や50代で初めて花粉症を発症した人が少なくなかった。
 過去に症状が出ていなかった人の場合、発症に気づくのが遅れる恐れがある。岡本さんは「風邪かと思って病院にかからないと、ひどくなってしまうことがあります」と話す。鼻水やくしゃみなどの症状は風邪と似ているが、花粉症は目に強いかゆみが出たり、熱やのどの痛みがひどくなかったりする。
 岡本さんによると、自分で花粉症と決めつけて、市販薬を使うのはおすすめできない。強い眠気や、お酒を飲んだ時のように判断力が低下してもそのことに気がつかない場合があるからだ。「一度きちんと診察を受けてみることが大事です」
   ◇
 独協医科大の福田健教授(呼吸器・アレルギー内科)も「正確な診断と適切な治療が何より大切です」と強調する。花粉症の対策を誤ったり、後手に回ったりすると、「二次被害」が出る恐れがある。
 たとえば、スギより遅れて飛散するヒノキ花粉にアレルギー体質の人だ。こういった人が、スギ花粉症を発症して放置すると、いつもなら平気な量のヒノキ花粉にさらされただけなのに、敏感になっている鼻が反応してしまうことがあるそうだ。
 目のかゆみがある場合に使われるステロイド点眼薬は、目のアレルギー性炎症を抑える作用があるが、使いすぎると感染症や緑内障などのリスクがある。「目のかゆみや充血がひどくてステロイド点眼薬を使う際は、眼科専門の医師の受診をおすすめします」と福田さん。
 花粉症がもとで悪化する病気もある。特に気をつけたいのが、ぜんそく患者だ。スギ花粉が気管支に入って炎症を起こすことはほとんどないが、鼻で起きたアレルギー反応から、連鎖的に発作を引き起こすことがある。「ぜんそく患者の3分の2はスギ花粉症を併発しており、同時に治療した方がいい場合があります」と福田さんは話す。(小坪遊)

 ◆相談ナビ
 厚生労働省のホームページ「花粉症特集」(http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/kenkou/ryumachi/kafun.html)では基礎知識を紹介。環境省の花粉観測システム「はなこさん」(http://kafun.taiki.go.jp/)では定点観測情報や風向きなどの状況がこまめに更新されている。同サイトから進める環境省の花粉情報サイトで各地の状況も分かる。  


 花粉症にもビフィズス菌…マウス実験で効果あり!(2011/02/14 J-CASTニュース )

春季カタル  花粉症と別 正しい治療を 
2011年2月15日 東京新聞

 花粉症で目のかゆみに苦しめられる人が多い時季だが、上まぶたなどが腫れたり痛みが伴う目の疾患「春季カタル」も知っておきたい。これまでは春に患者が増えたが、最近は通年で目立つ。重症のアレルギー性結膜疾患の一つで、九、十歳の男児に多いという。治療法をまとめた。(杉戸祐子)
 「まぶたが腫れて目が開けられなくなった。黒目にもただれができて、まばたきなどのたびに、痛がってずっと泣いていた」
 東京都葛飾区の会社員女性(35)は、長男(4つ)の病状を振り返る。発症したのは三歳のころ。左目にかゆみと痛みが出たため、眼科医院を受診すると「アレルギーだろう」と、炎症を抑えるステロイド点眼薬を処方された。だが症状は悪化。左目が痛くて開けられなくなった。
 昨年六月、順天堂大医学部付属順天堂医院(東京都文京区)の眼科を受診し、春季カタルと診断された。抗アレルギー薬と免疫抑制薬、抗生剤の三種類の点眼薬に、重症時はステロイド点眼薬を加えて治療し、快方に向かった。現在はまぶたの腫れも軽減し、目も開けられるようになった。
 「春季カタルは重症のアレルギー性結膜疾患の一つ」。同大医学部の海老原伸行・先任准教授(眼科)は説明する。同疾患では季節性アレルギー性結膜炎(スギ花粉症など)、通年性アレルギー性結膜炎(ハウスダストなどによる結膜炎)などが知られるが、春季カタルはこれらとは別の種類の疾患だ=図。
 特徴は、上まぶたの裏側に石垣状の隆起ができたり、黒目と白目の境目が充血したり腫れたりする。主な症状は目の痛みや目やに、充血など。黒目にもびらんや潰瘍ができる場合があり、「痛くて目が開けられないこともある」。重症化して黒目が濁ると、視力が低下することもある。
 アレルギーを引き起こす抗原は「ダニが多い」と海老原准教授。患者の七割は男性だが、理由は解明されていない。発症は四歳ごろから見られ、最も多いのは九、十歳。「成長とともに良くなり、十代後半で治ることが多い」。ただアトピー性皮膚炎を合併している場合、二十代以降も症状が長引くことが多い。
 病名に「春季」と季節名を冠するが、海老原准教授は「春というより、ダニの増える季節に悪化する傾向が強い」。これから夏に向け注意が必要だ。
     ◇
 治療は、最近では抗アレルギー点眼薬と免疫抑制点眼薬が用いられるケースが多い。アレルギーなどの免疫反応に関わる体内物質の産生・働きを抑える作用がある。重症の場合、ステロイド点眼薬を加えるケースもある。改善しない場合、手術で上まぶたの裏側の隆起を切除する方法もある。
 「免疫抑制点眼薬の登場で春季カタルを治しやすくなった」。両国眼科クリニック(東京都墨田区)の深川和己理事長は解説する。従来の治療は抗アレルギー点眼薬とステロイド点眼薬の組み合わせが主流だったが、ステロイド点眼薬の副作用で眼圧が上がり、視力が低下するケースもあった。免疫抑制点眼薬は「ステロイド点眼薬と同等かそれ以上の効果が期待でき、副作用が少ない」。
 深川理事長は「この時季は目の異常をすべて花粉症と考えて、つい放置しがちだが、痛みやまぶたの腫れなどが強い場合は春季カタルを疑ってほしい」と助言する。 


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2月16日(水)のつぶやき

2011-02-17 01:24:21 | 花/美しいもの
00:26 from Tweet Button
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