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みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

天生(あもう)湿原~籾糠山~木平湿原の紅葉と山歩き/ブナ原生林、カツラ、ダケカンバ

2009-10-15 14:50:22 | たび/紀行/温泉
連休初日の土曜日、天生湿原にいってきました。

前日の泊まりは「ふじや」。
天生湿原は白川郷から天生峠へR360を登ります。
天生峠の駐車場で、服を着替え、協力金500円を払い、
「籾糠山・天生湿原探勝マップ」をもらって、いざ天生湿原へ。


《天生県立自然公園 籾糠山・天生湿原探勝マップ》 

天生県立自然公園(飛騨市観光サイト)

紅葉にはまだ少し早く、台風の風で葉が散ってしまった、とのこと。

登山口から天生湿原までは徒歩で30分ほど。


天生湿原のいりぐちに到着。


周辺の紅葉にはちょっと早いのですが、東回りで歩き始めると
湿原の散策道は、紅葉がすすんでいてきれいです。






半周したところで、湿原から急なくだりを下りて、
ぶな原生林や、かつらの巨木を探索にいくことにしました。

少し歩くと、カラ谷に出て、ぶなやカツラの巨木に出会えます。
 
籾糠山との分岐を右に下りて、水芭蕉群生地のほうへ行くと、
ブナ原生林が見事に広がっています。近場でブナを見るならおススメの穴場。

この水芭蕉群生地は訪れる人も少なくて、しんとした静寂を保っています。
  
籾糠山から下りてきて、ひとり昼ごはんを食べていた方は地元のパトロール。

「籾糠山へのブナ探勝路は熊が出るのでは?」とたずねたら、
「ここの水芭蕉群生地の湿原にいちばんよく出てくる」とのこと。
夏場に湿原で出会うそうですが、音を立てずにじっと静かににしていれば、
悠然とえさを食べて去っていくとのこと。
「熊に出会ったら絶対に走って逃げたり騒いではいけない」、
騒ぐと熊も怖いのでびっくりして襲ってくる、とのこと。

紅葉は、あと4,5日後がピークとのことで、今日のおススメコースを尋ねたら、
「真ん中のカラ谷登山道を登って、木平分岐まで行って、山に登るか考えたら。
今は木平湿原の紅葉がきれいで、ブナやダケカンバも見られて、独特の雰囲気でいいですよ」。

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少し引き返しカラ谷ルートを登ることに。

30分ほど登ると、カツラの巨木群がある「カツラ門」に到着。
一本だけでも感動もののカツラの巨木が連なっています。



綿菓子のような芳香を放つかつらの木に癒されながら、
「カツラ門」をくぐってさらに谷筋を登ります。


  

    
籾糠山と木平湿原の分岐。
お昼をすぎていたので、籾糠山に登るのはあきらめて、
左の木平湿原から下ることにしました。

木平湿原のほうへ少し登ると、視界が開けて見事な紅葉。

シラカバに似た白い木肌のダケカンバ独特の不思議なうつくしさ。





    


木平湿原は、湿原の真ん中に木道があり、こじんまりしていますが、
しずかでうつくしい湿地帯です。
ここでSDカードが満杯になったので、前半で不要な画像を消しました。
容量の多いSDカードを、家に忘れてきたので、トホホです。

 
 
   

カラ谷登山道を登り、急な木平探勝路を下りて、一回りしてきた、最後の一枚。



陽もかたむいた天生(あもう)湿原です。


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