昨日5月20日に行った北大植物園の続きです。
花が咲いている見頃の場所には人が多くいるのに、
奥の方となると見学する人はぐっと少なくなります。
チャンス到来っ。いえ、何も悪いことなどしませんが。
幹がごわごわなのに枝はつるっつるの若い娘さんみたいな大きな木。
おお、なんと、
オオバボダイジュ。
ボダイジュとシナノキの違いにはいつもため息がでます。
オオバボダイジュとわかってじっくり対面するのはこれが初めて。
オオバと名がつくからにはデカいんだろうと見てみたら、うわ、大きいかも。
比較対象物を急いで探し写してみた。
今このキシリトールの箱が机の上にあるので計測してみたら、9.6㎝。
葉の裏は、
シナノキの脇毛とは違っているし、毛深いか?
いやぁ、今度は同じキシリトールの箱でシナノキの葉と比較してみなければ。
このオオバボダイジュの下に、
バイケイソウ。
去年も『これは何だ?』と標識を探しても見つけられず、図鑑で調べることもなく一年が経ち、
今年もまた『これは何だ?』と標識を探す。進歩なし。
マムシグサと堂々と標識はあるのに、マムシグサのスペースがない、マムシグサもないと思ったら、
極小マムシグサ発見。
さきほどの写真で見てみると、
こうなります。頑張れマムシグサ。
それから偶然見つけて驚いたのが、
ハシリドコロ。あった。
先日読んだ「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」の中ででてきたのが、このハシリドコロ。
トリカブトは有名だけど、こっちは知らなかった。
気が早いけどヤマボウシ。
名前は忘れてしまったけどナナカマドの仲間。
ハナイカダ。
花は葉についている。
雄花と雌花があると図鑑に書いてあるけれど、こっちはたくさんついているから雄花か?
…、これから咲くんでしょかね、この状態は蕾なのかなんなのか。
この木から少し離れた場所でもう一本ハナイカダを見つけてみてみたら、
なんだかちょっとさっきのとは違う。
これは雌花?
クロバナロウバイ
オオバオオヤマレンゲ
そうだ、円山のはどうなっているんだろう。
なんだか宿題がいっぱいだな。
…そして今日も終わらなかった。
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